特別企画

【タミヤ撮り下ろし】「1/10RC ホーネット EVO.」、40年前の車両を現代の技術でアップデート

【1/10RC ホーネット EVO.】

12月発売予定

価格:19,800円

 東京・新橋にあるタミヤプラモデルファクトリー東京にある「新商品展示コーナー」。様々なタミヤの新商品が展示されているなか、今回は、12月に発売予定の「1/10RC ホーネット EVO.」を紹介する。

「1/10RC ホーネット EVO.」は12月発売予定。価格は19,800円

 タミヤの電動RCカー「1/10RC ホーネット EVO.」は12月発売予定で価格は19,800円。本マシンは、1984年に登場した2WDオフロードRCカー「1/10RC ホーネット」のシャーシ性能を高めたアップデート版。フレームの基本的な構成はそのままに、足まわりを強化することで、跳ねやすかった従来のホーネットよりも、安定した走りを実現できるように進化している。

ボディデザインはホーネット生誕40周年記念の特別仕様

 もっとも大きい進化ポイントはサスペンションになる。従来のホーネットでは、フロントにコイルスプリングによるスイングアクスル独立式、リヤにオイルダンパーユニット装備のローリングリジッドアクスルを搭載していた。このリヤサスが一軸だったことから、、ギャップなどで跳ねやすい車両になっていた。だが、「1/10RC ホーネット EVO.」ではこれを一新。オイルダンパーを装備したダブルウィッシュボーン4輪独立サスペンションを採用することで、4輪全てのタイヤが独立して動くようになった。

CVAオイルダンパーを装備し、アッパーアームにターンバックルシャフトを使用したダブルウィッシュボーンタイプのフロントサスペンション
リヤサスペンションもフロントと同様に、CVAオイルダンパー、アッパー・ターンバックルシャフトによるダブルウィッシュボーンタイプのサスペンション
ステアリングもアームを介して動く現代の方式へと変更されている
ドライブシャフトはドッグボーンタイプ
リヤホイールの幅にも改良がくわえられており、従来のものよりタイヤにはめやすくなっている
ギヤケースには新たにDT-02を採用
フレームにも若干の変更が加えられているため、「1/10RC ホーネット EVO.」の新規パーツを現在の「1/10RC ホーネット」に装着することはできないので注意してほしい

 タミヤプラモデルファクトリー東京ではプラモデルやRCのカーなどの製品だけでなく、RCの箱がすっぽり入る「TAMIYA TOKYO LLバッグ」などの限定商品も販売している。新たに進化したホーネットや、RCファンには便利なバッグをぜひチェックしにいってみてほしい。