特別企画
ガチの「遊戯王」を楽しめる「TACTICAL-TRY DECK」第2弾発売にあわせて燃え盛る圧倒的展開力・レスキューエースの戦術を紹介!
2025年5月24日 00:00
- 【遊戯王OCG デュエルモンスターズ TACTICAL-TRY DECK 超骸装部隊 R-ACE】
- 5月24日 発売
- 価格:1,100円
- 【遊戯王OCG デュエルモンスターズ TACTICAL-TRY DECK 退魔天使 エクソシスター】
- 5月24日 発売
- 価格:1,100円
爆アドォォォ!アドえもんです!筆者は普段YouTubeにて遊戯王を中心にカードゲーム動画を投稿している愉快でうるさいオジサンだ。
今回は5月24日に発売となる遊戯王OCGの新商品「TACTICAL-TRY DECK 超骸装部隊 R-ACE」について紹介していこう!
昨年の2024年に初登場した「TACTICAL-TRY DECK」シリーズ商品。購入してすぐに遊べる構築済みのデッキだが、収録されている中身がかなりガチな内容になっている。現代遊戯王では必需品となる手札誘発や後手捲りカード、各デッキに必要不可欠なEXデッキやエースカード等を全て網羅したデッキとなり、これから遊戯王を始めるプレーヤーに超絶オススメできる商品だ!
昨年発売された3つのデッキはそれぞれ戦い方が全く異なりながらも、トーナメントシーンを意識したガチの遊戯王を楽しめる非常に高い完成度の商品となっており、ビギナーだけでなく既存プレーヤーからも大好評だった。
第2弾となる今回は「エクソシスター」と「R-ACE(レスキューエース)」という2つで、昨年の3テーマとは毛色が異なる2テーマがチョイスされている。両テーマともしっかり一時代を築いた人気のテーマであり、デジタルカードゲーム「マスターデュエル」での活躍期間も長いため、OCGを新しく始めるキッカケとして非常に適したテーマと言えるだろう。
今回の記事では特に男心に熱くぶっ刺さるテーマ「R-ACE」の特徴や基本的な動き、構築済みデッキの扱い方や追加で購入した方が良いカード等を合わせて紹介しよう。
フィールドに急行して敵を鎮圧! 対応力と展開力に長けた炎テーマ「R-ACE」
まず始めに今回の主役「R-ACE」の特徴をおさらいしよう!
「R-ACE」は炎属性の戦士・機械族で統一されたテーマであり、大きな特徴として“相手のアクションに対応して動きだせる”という部分が持ち味となっている。
メインデッキ:40枚
・R-ACEタービュランス×2
・R-ACEプリベンター×2
・R-ACEファイア・エンジン×2
・R-ACEファイア・アタッカー×1
・R-ACEエアホイスター×2
・R-ACEインパルス×3
・R-ACEハイドラント×3
・怒炎壊獣ドゴラン×1
・灰流うらら×2
・増殖するG×2
・俱利伽羅天童×1
・R-ACEヘッドクオーター×1
・RESCUE!×1
・ALERT!×1
・EMERGENCY!×1
・増援×1
・ワン・フォー・ワン×1
・スモール・ワールド×2
・金満で謙虚な壺×1
・三戦の才×1
・墓穴の指名者×2
・コズミック・サイクロン×2
・REINFORCE!×1
・CONTAIN!×1
・EXTINGUSH!×1
・無限泡影×2
エクストラデッキ:10枚
・サクリファイス・アニマ×1
・リンクリボー×1
・転生炎獣サンライトウルフ×1
・灼熱の炎霊使いヒータ×1
・トロイメア・フェニックス×1
・デコード・トーカー・ヒートソウル×1
・賜炎の咎姫×1
・混沌の戦士 カオス・ソルジャー×1
・世海龍ジーランティス×1
・転生炎獣レイジング・フェニックス×1
例えば戦士族の下級モンスター達は共通して「相手が場のモンスター効果を発動する」というアクションに対応して特定の場所から上級モンスターを特殊召喚する効果を持ち、この効果で呼び出される上級モンスター達は「手札が増えた時」や「モンスターが特殊召喚された時」といった特定の行動をトリガーにアドバンテージを稼げる能力を持っていたり、純粋な妨害能力を持つモンスター等も存在しているのだ。
相手の展開に合わせてこの効果を上手く差し込む事で大きく相手のテンポを狂わせる事が可能であり、ほとんどのモンスターが手札から効果を発動できる奇襲性も合わさって非常に強力な特徴となっている。
この強力テーマ性を持ちながら、それはそれとして自前の展開能力もめちゃくちゃ高いのが「R-ACE」の凄い所だ。
展開の要となるのが自身の特殊召喚効果と後続確保が可能なモンスター「R-ACEプリベンター」と、デッキから好きな「R-ACE」をリクルートできる魔法カード「EMERGENCY!」の2枚となる。
素引きした場合のバリューの高さは勿論ながら、この2枚にアクセス可能な初動枠として「R-ACEエアホイスター」と「R-ACEハイドラント」の2体がテーマ内に存在し、加えてこの2体のステータスも非常に優秀なため汎用カードでのサーチも容易な点が非常に強力だ。
この展開力を用いて最終的に着地するのが「R-ACE」を象徴する最強エースモンスター「R-ACEタービュランス」だ。
墓地の「R-ACE」を2枚除外するだけで出せる手軽さを持ちつつ、ステータスが3000/3000とハイスペックで、その上で自分のカード破壊をトリガーに相手の場を荒らせる能力を持っているため置物として非常に優秀。
そして何よりヤバイのがデッキから「R-ACE」魔法・罠を4枚セット可能なアドバンテージの概念を破壊している効果だ。現存するカードの中でもテーマカードを一気に4枚も集められるモンスターはコイツ位である。
このカードでアクセスできる「R-ACE」カードの仲には上記で取り上げた「EMERGENCY!」を筆頭に、相手の妨害が可能な「EXTINGUISH!」、「CONTAIN!」等の罠カードや、サーチ・墓地回収・蘇生など展開を補助する「RESCUE!」、「ALERT!」等の魔法カードが存在しており、普通に優秀なカードばかりなのだから驚きだ。“4枚もセットできるから本体の性能を落とす”といった事が一切ないのである。
さらにこの「タービュランス」の効果は毎ターン発動可能なので、下手すると毎ターンカードが4枚ずつ増え続けるのだから恐ろしい。
「タービュランス」の為にデッキに大量の「R-ACE」魔法・罠を入れなくても専用のフィールド魔法「R-ACEヘッドクオーター」を使えば使い終わった魔法・罠をデッキに戻しながら1枚ドローできるため、一生リソースが枯れる事が無く持久戦も可能だ。
総じて展開力・安定感・持久力が全てバランスよく整っているテーマとなっており、対応力がダンチな点が「R-ACE」の強味と言えるだろう。
他にも「無限泡影」や「エフェクト・ヴェーラー」に合わせて「EMERGENCY!」を使用する事で効果を通す、相手の「増殖するG」が通る場合は「タービュランス」を最速で着地させて相手のドロー枚数を抑えるといった数多の展開プランで手札誘発に対する耐性が高い点もこのテーマの魅力となっている。
構築済みデッキのココが偉い! 扱う際の注意ポイントをピック
テーマの大枠が理解できたところで、今回の商品「超骸装部隊 R-ACE」のレシピについて確認していこう。
テーマカードに関してはそれぞれ必要枚数がしっかり投入されており、不要なカードも全く無いのでこのままでも十分に遊べる完成度と言えるだろう。
汎用カードに関しても必需品の「増殖するG」を筆頭に、展開デッキの弱点となる手札誘発を弾くための「灰流うらら」や「墓穴の指名者」や貫通力と安定感を向上させる「三戦の才」や「金満で謙虚な壺」が採用されているためデッキ強度はかなり高いと言って良い。
特に偉いのがEXデッキで「R-ACE」の必需品がほぼ揃っており、このデッキだけでも十分な展開が可能だ。
「世海龍ジーランティス」、「転生炎獣レイジング・フェニックス」、「賜炎の咎姫」が全て収録されているためワンターンキルも容易で、「ハイドラント」の変換先となる「リンクリボー」と炎属性の汎用リンク2である「転生炎獣サンライトウルフ」で「デコード・トーカー・ヒートソウル」を呼び出す事が可能だったりと、トーナメントシーンでも数多く採用されていた「R-ACE」に紐づいたギミックは大凡投入されている印象だ。
既存プレーヤーの目線から見ても、再録カードが強力なので十分に購入する価値があるラインナップと言えるだろう。
使用する上で「スモール・ワールド」には注意が必要だろう。「R-ACEエアホイスター」などの初動カードにアクセスする為に投入されているカードだが、サーチ方法がややこしいので慣れていないと狙ったカードのサーチが行なえず、効果処理のミスやトラブルに繋がり兼ねないのである程度サーチパターンを暗記しておく事が重要だ。
基本的には初動枠となる「エアホイスター」や「ハイドラント」、状況によって直接サーチする可能性が高い「タービュランス」、余裕がある時にサーチする「灰流うらら」のサーチパターンは覚えておいて損は無いだろう。
アドリブでサーチする場合でもこのデッキは「俱利伽羅天童」か「怒炎壊獣ドゴラン」を中継する事でほとんどのカードにアクセスが可能となので、実戦を繰り返して徐々に覚えてみてほしい!
デッキを強化できるオススメの追加購入カード!
最後にこの構築済みデッキを強化する際にオススメなカードをいくつか紹介しよう。
1つ目は環境に合わせた手札誘発や汎用カードの増強だ。「灰流うらら」や「無限泡影」の3枚目を投入したり、採用率の高い「マルチャミー・フワロス」や「エフェクト・ヴェーラー」等の採用を検討するのも悪くない。
他にもデッキの方向性を炎属性で固めるのなら「霊王の波動」を採用するなど、基盤はしっかりしているのでデッキに合わせた汎用カードのチョイスを楽しんでみてほしい。
2つ目の候補はEXデッキの強化だ。特に現状のままの場合だと5枚も枠が空いているので非常に勿体ない。
「R-ACE」はテーマ内で強い制約等が発生しないので「アクセス・コード・トーカー」や「厄災の星ティ・フォン」といった入れ得の汎用カードを突っ込むのも悪くは無いが、筆者的に何よりも優先して投入して欲しいのが「S:Pリトルナイト」だ。このカードの有無は「R-ACE」的には非常に大きく、汎用的な捲り札兼妨害カードとしての役割以上の価値が存在している。
「R-ACE」はテーマの性質上「タービュランス」の効果を通す事が何よりも重要なのだが、「S:Pリトルナイト」を先に出しておく事で「タービュランス」へ手札誘発が飛んできた際に一緒に除外する事である程度ケアが可能なのだ。
なので余程の事が無い限り展開ルートの中でリンク2を出せる場合は「S:Pリトルナイト」を先に呼び出す事がマストとなる。
純粋にカードパワーも高く「I:Pマスカレーナ」と一緒に投入して妨害を増やす事も可能なので、まだ持っていないプレーヤーはぜひマストで押さえておいてほしい。
3つ目の強化プランが他テーマのギミックを混ぜる事だ。
特に相性の良いギミックとして有名なのが「罪宝」や「スネークアイ」を出張させたギミックで、「黒魔女ディアベルスター」からサーチできる「原罪宝-スネークアイ」を駆使する事でレベル1の炎属性である「ハイドラント」に繋げる事が可能だ。同じ動きでアクセスできる「スネークアイ」は炎属性のギミックを共有できつつ、展開力を一気に底上げしてくれるためコチラも相性バッチリだ。
他にも同じく「黒魔女ディアベルスター」から連鎖してアクセスできる汎用出張テーマ「アザミナ」も十分に採用可能であり、現代遊戯王の多くのデッキに出張される「デモンスミス」に関しても展開の中で確実にリンク2を作るタイミングがあるため無理なく共存が可能だろう。
他テーマギミックは投入すればするほどデッキのスロットを圧迫するのでバランスが重要となるが、「R-ACE」は採用枚数を比較的コンパクトにできるテーマなので色々な構築を試してみてほしい。
という訳で今回は「R-ACE」を紹介してきたが、流石「TACTICAL-TRY DECK」といった納得の構築だったと改めて強く感じた。
「R-ACE」としての基盤はしっかり揃えてあるので、コレを基盤にデッキをカスタマイズできる拡張性の高さも含めてエントリーデッキに非常に適した内容だと言えるだろう。
現在のトーナメント環境ではあまり見かけなくなったとは言え、しっかりガチ遊戯王を楽しめるテーマパワーを持っているデッキなので、気になる人はぜひ購入して遊んでみてほしい。
それではグッッッッ爆アドォォォ!!!
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