特別企画
「#遊戯王」を始めるなら絶対今! 歴代最強レベルに“ガチ”路線のデッキセット「TACTICAL-TRY DECK」を買おう!
現代に蘇りし“サイバー流”の展開&強化プランも紹介
2024年6月8日 00:00
- 【遊戯王OCG デュエルモンスターズ TACTICAL-TRY DECK 終撃竜サイバー・ドラゴン】
- 6月8日 発売
- 価格:1,100円
- 【遊戯王OCG デュエルモンスターズ TACTICAL-TRY DECK 怪盗コンビEvil★Twin】
- 6月8日 発売
- 価格:1,100円
- 【遊戯王OCG デュエルモンスターズ TACTICAL-TRY DECK 征服王エルドリッチ】
- 6月8日 発売
- 価格:1,100円
爆アドォォォ!アドえもんです!筆者は普段YouTubeにて遊戯王を中心にカードゲーム動画を投稿している愉快でうるさいオジサンだ。
今回は6月8日に発売される遊戯王OCGの新商品「TACTICAL-TRY DECK(タクティカル トライデッキ)」について紹介したいと思う!
普段の、歴代の「ストラクチャーデッキ(以下:SD)」系統の商品の中でも“初の試み”といえるポイントが随所にあり、その結果今までになかった「初心者でも現代遊戯王をしっかり始められるビギナーセット」として非常に高い完成度となっているのだ。
人生の大半を遊戯王に費やしている筆者から見ても史上初と感じてしまうほどの完成度だったので、新規ユーザーを獲得したいというKONAMIの強い思いが伝わってくる……! OCGをこれから触りたい人には超・超・超オススメの商品なので、今回はビギナープレーヤー向けに本デッキがいかにヤバいかを解説していこう!
□「遊戯王OCGデュエルモンスターズ TACTICAL-TRY DECK 終撃竜サイバー・ドラゴン」のページ
□「遊戯王OCGデュエルモンスターズ TACTICAL-TRY DECK 怪盗コンビEvil★Twin」のページ
□「遊戯王OCGデュエルモンスターズ TACTICAL-TRY DECK 征服王エルドリッチ」のページ
現代に必要な最強汎用カードタコ盛! 今までのSDの歴史を塗り替える“勝つ”事に特化したデッキセット!
本日6月8日「TACTICAL-TRY DECK」は内容が異なる3つのデッキが同時に発売されるのが大きな特徴だ。。ラインナップとしては歴史の長い人気テーマであり後攻にも強い「終撃竜サイバー・ドラゴン」。キャッチーなカードデザインとややトリッキーな展開をする「怪盗コンビEvil★Twin」。最後に、自身は何度も復活しつつ強力なトラップを駆使して相手をロックしながら戦う「征服王エルドリッチ」の3つとなる。
今回発売される各「TACTICAL-TRY DECK」はそのどれもが誇張表現抜きに“コレ1つ”で遊べる商品となっているのが大きな特徴だ。この時点で遊戯王のデッキ商品的にはとんでもなく凄い事である。
というのも既存の「SD」は基本的にエースや必須カードでも1種類につき1枚しか入っておらず、その影響で既存カードの再録や種類をかさ増しするためのカードが入っていたりとデッキパワーが低く、商品単体で遊ぶためのデッキとしてはやや厳しい商品になっていた。1つだけでは実戦においてあまり戦えず、「SD」は基本的に“3つ購入してカードを揃えれば強く使える”というのが通例だったのだ。
その点、今回の「TACTICAL-TRY DECK」は各テーマで必要になるカードが基本的にはしっかり3枚入っているため(3積み)商品単体でテーマの動きを順当に楽しめる内容となっている。一部汎用カードの枚数を増やしたいといった理由が無い限りは、基本的に1個購入すればしっかりデュエルができる完成度なのである。
今回に限って考えれば「エルドリッチ」、「サイバードラゴン」、「Evil☆Twin」のどれもが仮にキーパーツが1枚投入だった場合はデッキとしてお話にならないテーマなため、ある意味「TACTICAL-TRY DECK」の良い特徴が存分に発揮できるテーマチョイスだったと言える。
さらに各デッキ内に投入されている「テーマ外の汎用カード」も現代遊戯王では必需品となっているようなパワーカードで構成されているのも大きな特徴だ。
全デッキには共通して「増殖するG」と「灰流うらら」2枚ずつ入っているため、先行1ターン目からバチバチにカードを投げ合う現代遊戯王のスタートラインに立つことができる。一撃必殺の後手ワンキルを得意とする「サイバードラゴン」には「三戦の才&号」や「レッド・リブート」等の後攻捲りに特化したカードが、数多の罠カードを駆使してジワジワとリソースを奪って戦う「エルドリッチ」には「スキルドレイン」や「御前試合」など最強レベルのロックカードがしっかり投入されている。
既存の「SD」商品のようにカードの再録や、なんとなく共存できるカードが入っているのではなく、しっかりそのデッキで勝つ事を想定された相性の良いカードが投入されているため、現代遊戯王ならではのパワーカード合戦にしっかり参戦できるようになっているのだ。
テーマ外で相性の良いカードは汎用カードに留まらない。「Evil☆Twin」にはメインデッキ内に最強のイカれレベル2集団「スプライト」が投入されている事で展開の貫通力や制圧能力が格段に上がっており、テーマ単体で組んだ場合では出せない出力を可能としている。これはその昔流行した「Evil☆Twinスプライト」と呼ばれるアーキタイプがベースになっているため、その強さは折り紙つきだ。
また各デッキのEXデッキもガチガチに殺意が高められており、展開力の高さでリンクモンスターを連打できる「Evil☆Twin」には最強フィニッシャーの「アクセスコード・トーカー」が、そこまでEXデッキを使わない「エルドリッチ」にすら不意のキルを可能にする「超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ」や「ドラグマ・パニッシュメント」用にわざわざ「旧神ヌトス」や「共命の翼ガルーラ」が入っていたりなど、割とそのデッキの最適解に近いEXデッキがしっかり用意されている。中には単品で購入した場合高額なカードも存在していた事も踏まえると非常にお得な商品なのだ。
長々解説したが、結論から言えば全部のデッキがヤバすぎる位完成度が高いという事だ。ビギナー向けと言われているが正直複数のデッキを組んでいてカードが足りない上級者も全然購入を検討するレベルで内容が強い。
何より今回登場した3つのデッキが「マスターデュエル」でも活躍していた事があり認知度と人気が高く、それでいて各々戦い方に特徴があって戦術がバラけているというのも面白い。友人を集めてそれぞれデッキを購入してデュエルするだけでも十分楽しく、復帰勢や「マスターデュエル」勢が改めて紙の遊戯王に触れる切っ掛けとしても適しているのだ。イラスト・効果・戦術など、何でも良いからインスピレーションに合ったデッキを手に取ればいいだろう。
総じて“神商品”と言って差し支えないので、現代遊戯王を遊びたいと思っているプレーヤーはぜひ購入を検討して見てくれ!
現代に蘇りし“サイバー流”! 「襲撃竜サイバー・ドラゴン」をさらに強くする強化プランを紹介!
さて最期に、発売される3つのデッキの中から特に筆者が大好きな「サイバー・ドラゴン」を用いたデッキ「襲撃竜サイバー・ドラゴン」の紹介と改造案について軽く紹介したい。(本当は3つ全部紹介したい所だが)
「サイバー・ドラゴン(サイドラ)」と言えばアニメ「遊戯王デュエルモンスターズGX」にて登場した機械族のテーマ群であり、機械と竜が組み合わさった男心をくすぐりまくるデザインと、アニメでの主な使用者である「丸藤亮」のカッコ良さや生き様と合わせて屈指の人気を誇るテーマだ!
劇中では「サイバー流」なる流派が登場したり、使用者がクールキャラから先の読めない常識外のキャラクターに進化したり等、非常に「遊戯王」らしいぶっ飛んだ活躍を見せた事で印象に残っている人も多いだろう。
そんな「サイバー・ドラゴン」の初出は2005年と非常に古く、アニメ放送時に大量のテーマカードが与えられ、デッキとしては最初期から成立していたテーマとなる。小学生の頃にこのカードを使って遊んでいたというプレーヤーも少なく無いだろう。
そして「サイバー・ドラゴン」はアニメ終了後もその人気が衰えることが無く、長い遊戯王史の中で事ある毎に何かしらの強化を受け続けて来たテーマでもあるのだ。恐らく昔「サイバー流」を触っていたプレーヤーが今の「サイバー・ドラゴン」の新カードたちを見たら知らない顔ぶれが多くて驚く事だろう。それほど脈々と強化され続けて来た「サイバー・ドラゴン」の良さを今回発売の「襲撃竜サイバー・ドラゴン」ではしっかり凝縮して楽しめる形になっている。早速そのデッキ内容を見てみよう。
メインデッキ:40枚
・サイバー・ドラゴン ×3
・サイバー・ドラゴン・コア ×3
・サイバー・ドラゴン・ヘルツ ×2
・サイバー・ドラゴン・ネクステア ×1
・サイバー・ダーク・キメラ ×1
・壊星壊獣ジズキエル ×1
・セリオンズ“キング”レギュラス ×1
・銀河戦士 ×2
・灰流うらら ×2
・増殖するG ×2
・パワー・ボンド ×2
・エマージェンシー・サイバー ×3
・サイバー・リペア・プラント ×1
・サイバーダーク・ワールド ×1
・機械複製術 ×1
・機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト- ×2
・三戦の号 ×1
・三戦の才 ×1
・発禁令 ×1
・サンダー・ボルト ×1
・ハーピィの羽根帚 ×1
・ライトニング・ストーム
・墓穴の指名者 ×2
・禁じられた一滴 ×1
・レッド・リブート ×1
・無限泡影 ×1
エクストラデッキ:10枚
・サイバー・エンド・ドラゴン ×1
・サイバー・ツイン・ドラゴン ×1
・キメラテック・メガフリート・ドラゴン ×1
・キメラテック・フォートレス・ドラゴン ×1
・キメラテック・ランページ・ドラゴン ×1
・サイバー・ドラゴン・ノヴァ ×1
・サイバー・ドラゴン・インフィニティ ×1
・サイバー・ドラゴン・ズィーガー ×1
・閃刀姫-アザレア ×1
・転生炎獣アルミラージ ×1
このデッキの特徴は至ってシンプル。「あえて後攻を選択し圧倒的な攻撃力によるパワーで相手をターン中に倒し切る!」というのがメイン戦術だ。メッチャ男らしい。
少し噛み砕いて説明すると「サイバー・ドラゴン」デッキが得意としている連続攻撃や超パンプ(攻撃力のアップ)によるライフカットの速さを活かして、後攻1ターン目には相手のライフを0にする位の勢いでデッキをぶん回す戦い方を基本とする。現代遊戯王において基本的には不利な後攻であっても短期決戦に持ち込むのが重要だ。
デッキの方向性もその戦術に寄っており、汎用カードも後攻を取った際に相手の妨害や盤面を荒らし尽くせるパワーカードがタコ積みされているのが特徴的。同時発売の他2つのデッキが比較的ロングゲームを得意としている中でこちらは非常に切れ味のあるテーマとなるが、相手の先行妨害を突破してキルできた時の爽快感はひとしおであり、後手デッキの特徴として決められた展開ルートを通すのではなく、相手に合わせてアドリブ展開を考える必要もあるので中々に使い応えのあるデッキとも言えるのだ。
「サイバー・ドラゴン」のキルパターンは相手によって変化するため数多に存在するのだが、最もお世話になる可能性が高いのが「パワー・ボンド」と「キメラテック・ランページ・ドラゴン」の2枚だろう。
「パワー・ボンド」は過去に遊戯王を遊んでいたプレーヤーならご存じの通り「サイバー流」を象徴するような魔法カードで、機械族の融合召喚を行ないながら、呼び出したモンスターの攻撃力を倍にする効果を持っている。アニメではよくエースの「サイバー・エンド・ドラゴン」をとんでも無い火力で呼び出し、圧倒的破壊力で勝利を収めていたが今でもその強さは健在だ。それ所か現代だと「パワー・ボンド」を直接サーチできる「サイバー・ダーク・キメラ」が存在していたり、汎用カードの中にも条件付きでサーチも可能な「三戦の号」が存在する事で「パワーボンド」の発動率は昔に比べてメチャクチャに高くなっている。デュエルの中で戦術に組み込めるタイミングが多いため、必殺カードとしての役割を全うしてくれるのだ。
もう一枚のキーカード「キメラテック・ランページ・ドラゴン」は「パワー・ボンド」で呼び出す最有力候補となる。「サイバー・ドラゴン」モンスター2体以上という緩すぎる融合召喚条件で呼び出せるこのカードは、素材としたモンスターの数まで場の魔法・罠を破壊できるため相手のバック(魔法・トラップ)による妨害を荒らしつくす事ができる。その上でデッキの機械族・光属性を墓地に送る事で2連続攻撃を行なえるようになるため、パワーボンドでこのカードを呼び出し2回のダイレクトアタックを決められれば勝利できてしまう。非常にわかりやすく勝利に直結するモンスターとなっているのだ。
ランページの凄さはコレだけに留まらない。連続攻撃のための墓地送り効果は現代だと「サイバー・ドラゴン・ヘルツ」をデッキから落とす事で「サイバー・ドラゴン」系モンスターを回収する動きに繋がり、そこから「サイバー・ドラゴン・ネクステア」等にアクセスすれば余ったモンスターで「サイバー・ドラゴン・ズィーガー」をリンク召喚する事でキル範囲をさらに広げることができるだろう。さらにさらに、万が一キルを阻止されたとしても本体のレベルが5な事によって隣に「サイバー・ドラゴン」等がいれば「サイバー・ドラゴン・インフィニティ」に繋がるエクシーズ召喚すらも行なう事が可能だ。
盤面荒らし・キルムーヴ・展開プランのどのルートにも接続できるランページは現代の「サイバー・ドラゴン」が持つメインウェポンと言っていいだろう。
次のページでは本デッキを扱う際に知っておくと展開に活かせるテクニックや、デッキを強化する際のオススメカードについても紹介していく。