特別企画
「宇宙最強カード列伝 番外編」全デュエリストを感動と興奮で満たした「遊戯王デュエルモンスターズ QUARTER CENTURY」に参加してきた!
2024年2月9日 00:00
- 【遊戯王デュエルモンスターズ 決闘者伝説 QUARTER CENTURY】
- 開催期間:2月3日~4日
- 会場:東京ドーム
爆アドォォォ!アドえもんです!筆者は普段YouTubeにて遊戯王を中心にカードゲーム動画を投稿している愉快でうるさいオジサンだ。
今回はいつもの「宇宙最強カード列伝」の番外編として、2月3日・4日にかけて東京ドームで開催されたイベント「遊戯王デュエルモンスターズ 決闘者伝説(The Legend of Duelist)QUARTER CENTURY”」のレポートをしていこうと思う!
「遊戯王カードゲーム」25周年を記念して行なわれたこのイベントは、歴代アニメ作品のキャラクターを演じた声優陣によるトークショーや主題歌・デュエルライブなどを披露するメインステージが用意。さらに、原作ファン・カードコレクターには堪らない展示物や各アニメタイトルをモチーフとしたアクティビティの数々、さらには「遊戯王」らしくデュエルができるブースも用意されていたり等、決闘者(デュエリスト)が1日かけて「遊戯王」の世界にドップリ浸かれるような夢のような空間となっていた。
筆者も会場で何回謎の涙を流したかわからないほどファンには堪らないイベントとなっていたので、今回はそんな“宇宙最強のイベント”だった本イベントの様子を少しでもお届けできればと思う!
スタンドエリアとアリーナエリアに遊戯王のあらゆるコンテンツが集合!
本イベントはデカい場所の代名詞である「東京ドーム」で開催された事もあってとんでもない規模感かつ、それに見合うレベルの多くの来場者が訪れるイベントとなっていた。25年前に同じくドームで開催された「遊戯王デュエルモンスターズ決闘者伝説 in TOKYO DOME」を彷彿とさせる賑わいっぷりは、今もなお「遊戯王」を愛しているファンが数多く存在している事を感じさせてくれる。当時子どもだったプレーヤーは本イベントに懐かしさを感じた事だろう。
会場は「アリーナエリア」と「スタンドエリア」2つのエリアに分かれており、「スタンドエリア」では指定された自分の席でメインステージを観賞でき、空いた時間は会場内の展示品を見て回ったり、用意されたスタンプラリーや謎解き等を周りながらコラボフードを食べたりなど、ゆったりとイベントを楽しめるような催しが数多く用意されていた。
そして本イベントのメインとなる「アリーナエリア」では、実際にデュエルができる「バトルシティ」を始めとした様々なアクティビティが用意されており、各アクティビティに参加するごとに特別なプロモパックやコースター等の特典が貰える豪華な内容となっていた。
「アリーナエリア」に入れる時間は来場者毎に前半組と後半組で分けられていたため、自分が「アリーナエリア」に行ける時間に合わせて「スタンドエリア」の催しを巡るというのが基本的な楽しみ方になっていたぞ!
全カード展示やパネルアートが存在する「スタンドエリア」
さて説明はここまでにして、ここからは実際に会場で特に注目を集めていたアクティビティについて取り上げていこう! まずは「スタンドエリア」からだ。
まず筆者が最初に度肝を抜かれたのが、会場に入った瞬間に待ち受けている特別ムービーの展示物だ。「遊戯王」を代表する神BGM「熱き決闘者たち」が流れる中で原作の名シーンが次々に大画面に描写されるド迫力の完成度となっており、来場して初っ端に目に映る事で幼少期の頃のワクワクを一気に心に取り戻してくれる。「遊戯王のイベントに来たんだ!」と強く感じさせてくれる素晴らしい展示品となっていた。もうこの段階で1回泣いちゃうよね。
そこから続くように見ることができる原作マンガのシーンを模したパネルアートも堪らない。こちらはムービーとは少し毛色を変えてマンガテイストの強い展示品で、高橋和希先生の天才的な描写やコマ割描写をダイレクトに感じ取ることができる物となっている。どちらもイベントのスタートを飾るに相応しい展示品だったと言えるだろう!
次に「スタンドエリア」で多くの注目を集めていたのが「遊戯王オフィシャルカードゲーム」並びに「遊戯王ラッシュデュエル」の全てのカードが展示されているエリアだ!
展示されているカードは全部で12,000種類を超えており、初期の頃に発売されたカードに関してはもう実際に見る事も難しいような代物となっているため、直接拝見できるだけでも貴重な機会となっている。加えて会場に集まった遊戯王ファンならそれぞれが心に秘めたお気に入りカードやエースカードが絶対に存在しているため、展示されている自分の相棒を探して記念撮影しているプレーヤーも数多く存在した。
かく言う筆者も長年の自分の相棒カードである「ブラック・ボンバー」を血眼になって探してしまったし、これまで「宇宙最強カード列伝」で取り上げた最強カード達の写真もバッチリ抑えてきた! 1人1人が様々な思いを持ってカードを鑑賞し思い出を語れる素晴らしいブースとなっていた。
「アリーナエリア」ではデュエルや歴代アニメモチーフのミニゲームが楽しめる!
続いてメインとなる「アリーナエリア」のアクティビティを紹介しよう!まずは各シリーズアニメをモチーフとしたアトラクションの数々だ!
歴代遊戯王アニメ8作品のそれぞれの特徴をそれとなくモチーフにしたミニゲームを遊ぶ事ができ、簡単な内容ながらもお祭り感の強い内容となっていた。中でも筆者が挑戦した中で面白かったのが「遊☆戯☆王5D's」をモチーフとしたゲーム「光さす道となれ!絆のシンクロ召喚!」だ。「遊☆戯☆王5D's」のメインとなる「シンクロ召喚」を上手く組み込んだ神経衰弱で、遊星のエースである「スターダスト・ドラゴン」か「ジャンク・ウォリアー」のどちらかの召喚条件が揃うように裏向きのカードを捲っていくゲームとなっている。「ジャンク・ウォリアー」の場合はちゃんと片方が「ジャンク・シンクロン」でなければならないという強い拘りも感じる内容となっていた。
他にも「遊☆戯☆王VRAINS」では風に舞うくじを掴んでアタリを見つける「風を掴め!Storm Access」、「遊☆戯☆王ARC-V」では「覇王龍ズァーク」を模したピンに参加者4人がボールをぶつけまくって倒したらクリアとなる「覇王龍君臨!戦慄のディメンション・デスマッチ!!」など、大体のアトラクションがそのシリーズを見ていたファンからすると納得感もありながら少しクスっとしてしまうような内容だったのも面白かった。
そして「遊戯王」のイベントなんだから忘れちゃいけないのがデュエルできるアクティビティ!
「OCG部門」と「ラッシュデュエル部門」でそれぞれ分けて行なわれた「バトルシティ in TOKYO DOME」は参加するだけで特別なプロモーションパックを1パック、さらに勝利を積み重ねる事でさらに多くのプロモパックを獲得できるイベントとなっている。「OCG部門」は最大3戦でき、負ければ即リタイアとなってしまうため緊張感のあるデュエルを楽しむ事ができ、勝利するごとに勝者同士がマッチングする仕組みになっていたのでどんどん強者とデュエルできるデュエルジャンキーには堪らない内容となっていた。(欲を言えばもっとデュエルしたかったけど……!)
とは言えデュエル自体は一切ギスギスしたりトラブルが起こるといった雰囲気は全く無く、シングル戦という事もあってか各々が好きなデッキを伸び伸びと使って楽しく遊べるような環境になっていたのは非常に良かった。
アリーナエリアでは他にも大人数でマルバツクイズに挑戦する「遊戯王クイズ選手権」や、初代「遊戯王DM」を代表する2人「武藤遊戯」と「海馬瀬戸」の戦いのロードを振り返る特別なムービーを鑑賞できる「Special Movie Theater」がお披露目。また、生配信でもその全貌が明らかになった「次世代デュエルリンクス」の体験コーナー等数多くのアクティビティがアリーナには用意されており、更にはキャラクターと記念撮影できるようなスポットも用意されていているなど、どのスポットも「遊戯王」の世界にドップリ浸かれるような幸福感を味わえるような内容になっていたのが素晴らしい。
今もなお「遊戯王」で遊んでいるプレーヤーは勿論、今はカードゲームはやって無くても「遊戯王」のキャラクターやアニメが好きなファン、大人になって子どもと一緒に参加しているファンなど、様々な人々が訪れる中でその誰もが楽しめる空間がしっかり作られていたように感じる。
圧巻の「デュエルオペラ」に思わず涙!
そして何より最高だったのが両エリアから自由に見ることができた「スペシャルステージ」だ! もう一生ステージに張り付いていたいと思う素晴らしい内容となっていた。
各シリーズ作品のキャラクターを演じた声優達による「デュエルオペラ」、主題歌を担当したアーティストを招いての「LIVEステージ」、そして豪華な声優陣や遊戯王大好きタレントを交えた「バラエティ&声優ステージ」等々……どれもこの機を逃したら二度と見れないと思えてしまうくらい豪華な内容だったのだ。
特に筆者が感動したのが「デュエルオペラ」の完成度! 今回行なわれた4項目全て等しく素晴らしすぎたのだが、そのどれもが当時のオリジナルキャストによるド迫力の演技かつ、デュエル内容も当時には無かったカードを用いた新しいデュエル展開とドラマを生み出していたのだ。ここだけでしか聞けない新たな召喚口上やキャラクター同士の掛け合いが見れるだけでもファンからしたら垂涎ものである。最新カードを用いたキャラクター達の新しいデュエルシーンはファンに多くの感動を与えた事だろう。
筆者は特に2日目の「城之内克也&孔雀舞 vs 闇マリク」の回がもうヤバすぎて、小学生の頃に見ていた「城之内VSマリク」のデュエルに“もしも”が存在していればこんな展開もあったのだろうか? と思ってしまうほどの完成度に感動の涙を流してしまったのだ。
またオペラ以外にも思わず涙してしまったのが2日目の「声優ステージ」だ。この回では何と歴代遊戯王アニメの主人公を演じた声優が全員登場するというとんでもない内容となっていた。恐らくこんな光景二度と見れないのではと思ってしまう奇跡の共演に全遊戯王ファンが興奮していたに違いない。
これらのステージの内容は写真撮影は不可となっていたためオフィシャル写真でお届けする。加えて、なんとこれらのステージが後日期間限定で一部アーカイブ配信される事が決定した!
上記で取り上げた「デュエルオペラ」並びに「声優ステージ」もこのアーカイブにて公開される予定となっているので、現地に行けなかったデュエリスト、現地でも見れなかったデュエリストは全員絶対に視聴する事をオススメしたい!
遊戯王ファンであれば見ないと死ぬほど公開する素晴らしい内容となっているので、ぜひこの機会に見逃さずにチェックして欲しい。
□「遊戯王デュエルモンスターズ 決闘者伝説 QUARTER CENTURY」のページ
今回筆者は運良く2日間参加する事ができたのだが、それでも正直完璧には会場をまわり切れていないんじゃないかと思うほど、見所とアクティビティに溢れたイベントとなっていた。正に25周年を飾るに相応しい豪華な内容だった。
改めて「遊戯王」は多くのファンや出演者に愛され続けているコンテンツだと強く思えるような素晴らしい2日間だった。初時期筆者は未だにこのイベントの余波が抜けきって無くてボヤボヤした気持ちで仕事をしている程だ。次は30周年で再びドームに集合する事を期待したい!
今回は番外編となったが、これからも「遊戯王」に関するニュースやイベントの際にも随時レポートしていきたいと思っているのでその都度チェックしてくれると嬉しい。それではグッッッッ爆アドォォォ!!!
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