特別企画

第3回「遊戯王」宇宙最強カード列伝! 現代遊戯王を象徴するアイドルにして悪魔「灰流うらら」の強みを俺たちはどれだけ知っているのだろうか!?

【灰流うらら】

2017年1月14日 登場

 爆アドォォォ!アドえもんです!筆者は普段YouTubeにて遊戯王を中心にカードゲーム動画を投稿している愉快でうるさいオジサンだ。

 今回もウルトラ長い歴史を持つ「遊戯王」カードの中でも(色んな意味で)特に名高い連中をそのカードが生まれた日に合わせて紹介する企画「宇宙最強カード列伝」の第三回をやっていこうと思う。

 そんな訳で今回の主人公となるカードはコイツ! 7年前の今日、2017年1月14日発売の「マキシマム・クライシス」にて登場した最強手札誘発「灰流うらら(はるうらら)」だ!

「遊戯王マスターデュエル」ではデュエル中のフィールドに設置できる「メイト」としても登場するほどの人気者
「マキシマム・クライシス」では 「灰流うらら」のほかに「十二獣」関連のカードや「真竜皇V.F.D.」も収録されていた

 「灰流うらら」が……7年前……? 「マキシマム・クライシス」が7年前……だと……? 衝撃が強すぎて素直に祝えねぇよ……! 遊戯王カードには時折、時の流れを無慈悲に叩き付けてくるカードが存在するのだが、いよいよ「灰流うらら」にもその風格が出て来たと言った所だ……。

 現代遊戯王をプレイしている人間なら誰もが知っていると言っても過言ではない彼女。「マスターデュエル」でのデッキ採用率は常に50%以上をキープし続けるアベレージお化け、先行後攻どっちでも役に立てちゃう手札誘発界の大谷翔平、OCGでは登場から現在までトーナメントシーンでの採用枠からガチで消えた事が無い業界の重鎮……と、思い返してみるとまぁとんでもない奴である。

 とは言え多くのプレーヤーは普段当たり前のように「灰流うらら」を使っている事もあって、今まで紹介してきたカードに比べたらイマイチ“最強感”に欠ける……そんな風に思ってしまうんじゃないだろうか。

 実際それも無理の無い話で、今まで取り上げてきた「ダーク・ダイブ・ボンバー」や「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」は食べ物で例えるとキャビアやフォアグラみたいな存在。わかりやすく単体で美味しい(強い)しヤバイと思わせてくれるデッキの主役にもなるカードだった。対して「灰流うらら」は現代基準だと言うなれば“塩”みたいな存在で、それ単体では環境を牛耳る事はできない。だが“この世にあるか無いかで基準が変わる”し“どんな環境でもほぼ使われる”といった特性を持つカードなのだ。(因みに登場初期はトリュフみたいな扱いされてたけどな!)

 今回の最強列伝ではそんな“存在している事が当たり前になってしまった最強カード”として「灰流うらら」について改めて振り返ってみたいと思う。未だ現役の最前線を走り続ける彼女の実態を紐解いていこう……! 正直いつネタが切れるか不安に思っていた企画だったが、遊戯王には色んな形の”最強”が存在するなと今回思い返せたので引き続き遊戯王爺の知見を後世に残せていければと思う。

「今デッキ触りましたか?」あらゆるアクセス行為を咎める最強の手札誘発……それが奴だ!

 まず最初に今更ながらこのカードの能力や特性についてザックリ振り返っておきたい。

もはや「増殖するG」と並んで「遊戯王」を象徴するカードになりかけている彼女。チェーンの組み方を工夫したり、ダメステで効果を発動したりなど、実は上手くケアする方法が無限に存在しているのも良いバランスだと思っている

 お互いのターンに発動できる効果で、自身を手札から捨てる事で「デッキから特殊召喚する効果」、「デッキから手札に加える効果」、「デッキからカードを墓地に送る効果」のいずれかを含むカード効果を無効にできる。メッチャ簡単に言うと「デッキに触る効果をほとんど止める」というカードだ。

 手札誘発らしく自分が後攻になった場合に先行1ターン目の相手の行動を阻害するために使ったり、先行を取った場合でも相手が発動する「増殖するG」などの一部の手札誘発をケアする事ができたりと先後どちらでもしっかり仕事が多いのが特徴。

 一応抜け道を取り上げると、「封印の黄金櫃」のような「デッキからカードを除外する」カード、「斬機サーキュラー」や「マジシャンズ・ソウルズ」等の“コスト”による墓地送り、「メタルフォーゼ」や「黒魔女ディアベルスター」等のようにデッキから直接カードをセットする効果等には無効効果を発動する事はできない。とは言えここら辺のカードを使うデッキは他の効果やカードに対して“ほぼ確実”に「灰流うらら」を喰らうタイミングがあるため、実際は重箱の隅を突くレベルの抜け道だろう。

なんで「灰流うらら」が強いのか……僕たちはしっかり考えたことがあっただろうか?

 では何故そんな「灰流うらら」が数ある手札誘発の中でも最強と思われるのか。しっかり言葉で説明しようとすると実は結構難しいし、そんな細かい事を考えてデッキに採用している人は意外と少ないのかもしれない。なので今回は筆者の独断と偏見であえて「灰流うらら」その部分にメスを入れてみよう!

 遊戯王ビギナーを抜け出す第一歩は「デッキに採用されてるカードの採用理由を自分なりに語れるようになる事」だと筆者は思っている。長く遊戯王を遊ぶ爺デュエリストとして「灰流うらら」などのいわゆる汎用カードであっても採用理由を語れるような若者を育てて行きたい気持ちだ。ぜひ参考にして何故自分のデッキに「灰流うらら」が入っているのかを考える切っ掛けにしてみて欲しい!

 という訳で本題に入ろう。筆者が思うに「灰流うらら」が最強汎用手札誘発たる理由は大きく2点挙げられるのではないかと思っている。

1.現代遊戯王におけるゲーム性との適正率の高さ

 まず最初に言えるのは現代遊戯王のゲーム性とのマッチ具合だ。要は「現代遊戯王のやりたい事と効果が噛み合ってる」という意味である。

 「先行でデッキをぶん回せば勝ちのゲームだからその抑止力でしょ?」や「どんなデッキでも大体サーチカードが入ってるからでしょ?」という部分は多分筆者がわざわざ書かなくてもわかっているプレーヤーが多いと思うので今回は大胆に割愛し、そこから少し掘り下げて「先行制圧の抑止力の中でもなぜ特に現代遊戯王と噛み合っているのか」、さらに「何でサーチカードを入れるのが当たり前なのか?」といった部分に注目して考えてみたい。

 まず「なぜ他の手札誘発よりも現代遊戯王とマッチしているのか」を真面目に考えてみると、これは現在登場しているほぼ全てのタイプのデッキがメインデッキを“リソース”として「先行展開」を行なっている事が理由になるだろう。

 ゲームとして至極当たり前の事を言うと、先行1ターン目は当然墓地も除外状態のカードも無い真っ新な状態で、展開のリソースとして活用できるのが「初手の5枚」と「メインデッキ」のみである。そして遊戯王における先行展開の特徴を「効果を連鎖させてゲームに絡むカード枚数を増やす+その結果強力なカードを出す事」だとすると、最初のアクションでリソースの供給先となるのは大体のデッキがどうやっても「メインデッキ」な事がほとんどである。

 その「メインデッキ」へのアクセスに対し、「灰流うらら」は多くの場面で邪魔(妨害)ができる。このことから「灰流うらら」は他のカードよりも現代遊戯王にマッチしている理由だと言えるのではないだろうか。メッチャ簡単に言えば「灰流うらら」は他の先行展開対策の手札誘発に比べて圧倒的に「初動狩りとして使えるタイミング・場面が多い」という感じだろう。

他の手札誘発で比較すると「エフェクトヴェーラー」の場合は魔法カードや手札から捨てて何かをサーチできるモンスター等の初動に対しては無効にすることができないため当然役割が全く違う。こちらは初動を狩るというよりは動きの中でマストカウンターを狙う事が多いイメージだ
同じ手札誘発娘シリーズの「幽鬼うさぎ」や「屋敷わらし」なども見てみよう。幽鬼うさぎは盤面リソースを減らすことができても永続魔法以外の場合は発動した効果が通る。一方の屋敷わらしは相手がある程度動いた上で生まれた“墓地からのリソース”を止めるカードとなっている。どちらも強力なカードだが相手の“ファーストアクションを止める”というニュアンスで安定して活躍する機会は「灰流うらら」よりは少ない印象だ

 次に「何でサーチカードを入れるのが当たり前になっているのか?」という点を掘り下げると、これは現代の強いテーマには大抵どんな形であれ展開の核となる「最強の初動カード」がある程度決まっているからというのが理由だ。記憶に新しいカードを取り上げれば「斬機サーキュラー」や「エクソシスター・マルファ」なんかは1枚でテーマの力を底上げした最強初動カードとして有名だし、他にも「相剣」だったら「相剣師-莫邪」、「クシャトリラ」だったら「クシャトリラ・ユニコーン」のように、そのデッキが一番強い展開をする際に必須となるカードが明確な場合が多い。そこで一番最強の展開をするため、サーチカードをデッキに投入し、その初動カードへアクセスできるサーチカードを初手で引き込める確立を実質的に高めているのだ。皆本当だったら「斬機サーキュラー」を9枚入れたい所を我慢して「サイバネット・マイニング」や「スモール・ワールド」などサーチカードをそれぞれ3枚投入して初動9枚態勢と言っているのである。

 そしてサーチカードを大量に入れるメリットは初動を厚くする以外にもデッキの安定性を高めるという部分にも響いている。例えば「増援」のような広すぎるサーチ範囲を持つカードを使った場合、初動以外にもデッキにサーチ候補があれば妨害された場合のリカバリングカードをサーチできたり、状況に合わせて展開が通った際には他の上振れカードをサーチするといった選択もできる。他にも勝つことを念頭に置いた場合、仮に40枚でデッキを構築するにしても「使う状況を選ぶカード」や「展開が強くなる代わりにギミックが増えてしまうタイプのカード」にスロットを割くよりも、実質最強初動として扱えるようなサーチ札を入れてデッキをスリムにした方が動きの再現性が高く、事故率が少ない強いデッキになりやすいのだ。

 これらの理由から現代遊戯王ではキーカードにアクセスできるカードは基本的にデッキに投入される傾向があり、そこに対して“待った”をかける「灰流うらら」は強力で、他の手札誘発に比べてマッチ率が高いと言える。

キーカードへ安定してアクセスできた方がデッキとして強いからこそ、もしテーマにサーチカードがある場合はほぼ確実に採用される。デュエリストはデッキの「ギミック量」と「安定感」のバランスに日夜頭を悩ませているのだ……!
「サイバネット・マイニング」や「スモール・ワールド」は「斬機サーキュラー」以外のサーチも可能だが、うららによって止められる可能性がある
多くのデッキに採用される可能性が高い「おろかな埋葬」や「テラ・フォーミング」のような汎用のアクセスカードにも一応有効な点はうららの専売特許と言えるだろう

 これは逆に言えばメインデッキを触らず最初の手札5枚だけで相手をボコボコにできるデッキや、今後EXデッキやサイドデッキをリソースにできてしまうテーマやギミックが生まれて大流行したりすると「灰流うらら」の初動狩りとしての仕事が安定しなくなってマッチ度が下がっていくという意味にもなる。

 実際初手の5枚だけでほぼ戦える「メタビート」タイプのデッキに対しては、雑に手札を増やせる「強欲で金満な壺」や「命削りの宝札」等にしか「灰流うらら」は効力が無く有効打にならない事も多い。

 幸いなことに現状ではメインデッキに触らないでEXデッキのみをリソースとして展開するようなテーマやデッキタイプが大会環境には出てきていないが、「灰流うらら」と同じ「マキシマム・クライシス」で登場したテーマの「十二獣」は1体出すとEXデッキだけで十分すぎる展開が可能な性能を持った暴れテーマだった事を考えると、いつか「灰流うらら」のラインを超えた存在が現われるのかもしれない……。

逆に考えるとあんまり刺さらなそうなメタビートタイプのデッキにすらリソースを確保するドローカードを止めるという仕事がある。カードの枚数を増やそうとする行為でデッキを触らない事の方が難しいのかもしれない
「十二獣」にすら当時は「十二獣ブルホーン」や「十二獣の会局」を止めるみたいな感じで使う事はできたが、それでも「十二獣ドランシア」が最低保証で出てくるのでコイツらはやっぱ強い。(なおモルモラットは結構貫通される)今後EXデッキだけで融合orシンクロorリンク召喚……みたいなカードが登場して最強モンスターを安定して出せる環境になったらうららの信頼も下がるのだろうか……

2.他の手札誘発シリーズと比較した時の独自の強さ

 だがここで次に気になるのは「誘発としての強さ」だ。いくら使える機会が多いとは言え1回しかデッキへのアクセスを止めることができないなら、妨害としては心もとないし最強というには非力と感じる人も居るかもしれない。

 実際もし先行展開を妨害するというニュアンスだけで最強の手札誘発を決めるのなら、「増殖するG」や「ディメンション・アトラクター」、「ドロール&ロックバード」など“発動したターン中常に効力を発揮して展開の根本を破壊できるカード”の方が最強に思えてしまう。「灰流うらら」にこれらのカード以上の妨害力があるかと言われれば正直“無い”というのが正しいだろう。

デッキや手札次第では使うだけで対面をゲームエンドにまで持っていける手札誘発たち
妨害力という点においては1回しかアクションを止められないカード達よりも強力な事は否定できない

 だが「灰流うらら」は1回の妨害力としては劣っていても、妨害力とはベクトルの違う圧倒的汎用性からくる仕事量の多さが他の誘発たちには無い強みとなっている。

 上記の「理由1.現代遊戯王におけるゲーム性との適正率の高さ」からもわかる通り「灰流うらら」は遊戯王の性質上、他の手札誘発に比べて効果を発動する機会が多い。というか、現代遊戯王においてデッキを全く触らずに展開をするというのはほぼ不可能なレベルなため、相手のデッキの何かしらのカードに必ず「灰流うらら」の妨害をブチ当てられるという安心感があるのだ。

 さらに言えば後攻から相手の先行展開を妨害するだけでなく、自分が先行を取った場合も相手の「増殖するG」や「PSYフレームギア・γ」といった一部の手札誘発たちを無力化してくれるのもデカい。相手を妨害できる手札誘発でありながら、同じ手札誘発達ともこの女はバチバチにやりあってくれるので、現代遊戯王ではあらゆるデッキに刺さり、仕事の機会が増えていくのである。上記で挙げた根本破壊系手札誘発達は対面次第で全く役に立たないこともあるが、うららに関してはそんな事は絶対に起こらないという強みがあるのだ。

「増殖するG」を「灰流うらら」が止めるのはあまりにも見慣れた光景
そう考えると同じニュアンスで使って盤面にリソースも作れる「PSYフレームギア・γ」もやっぱ相当やってるカードなんだな……(こちらは規制受けOCGでは制限カード化)

 もっと言うと、このカードは使おうとしたカード効果のどこかしらに「デッキを触る」系のテキストが少しでも書いてあれば問答無用で効果を無効にしてくれるのも凄い。

 例えば「海造賊」モンスターの一部が持っている「自身を装備カードにしてEXデッキの海造賊を特殊召喚する」という彼らを象徴するかのような効果は、テキストの後半に何故か「デッキから1枚ドローする」という文言がついてしまったが為に特殊召喚部分を含めて「灰流うらら」で全て無効にされてしまう。「そっちがメインじゃないのに~~~!」と何度悲痛な声を聞いた事か。(でも1ドローするのも強いからしょうがないね)

 他にも身近な例を挙げると「皆既日蝕の書」などもテキストの後半にドローできる効果があるため無効にできたり、「影依融合」や「クロノダイバー・リダン」も発動時にデッキを触る効果の条件が達成できてなくても、効果処理中に条件を達成できる可能性があるため無効にできたりもする。元々デッキを触る効果を止めるというだけでも無効範囲が相当広いのに、結構な頻度でオマケで書かれたテキストにまで反応できるため、無効にできる守備範囲は手札誘発の中でもトップレベルで広く、単純な妨害力に留まらない仕事人としての強さを実感させてくれる。

丸1、丸2などで分けられた効果の中で、適用する効果の中にデッキにお触りする効果が含まれてると問答無用で打ち消される
最近のカードは強くしようとして謎に1ドローが付いてくる時もあるから注意が必要だ……!
その段階で条件が達成されて無くても、効果処理の中で条件が達成される“可能性”があるカードは条件が達成されてない状態でもうららを撃つことができる
「トロイメア」のように発動時にドローできるかできないかが決まっているカードの場合は、ドローできる状態で発動していた場合のみうららで無効にできる。結構ややこしいぜ!

考えれば考えるほど「やっぱ強いわ……」となるカード。可能ならステータスを活かしてオシャレもしてみたい!

 今回改めて「灰流うらら」についてじっくり考えたが、マジで考えれば考えるほど“使いどころしかねぇ”と言えるカードだった。しかも他の最強カードに比べると存在しているだけで環境を破壊する事は全然無く、どっちかと言えば遊戯王の治安を守っている側な事もあって感謝の念が湧き出てくるほどだ。ありがとううらら! 愛してるぞうらら!! でも俺の「増殖するG」は無効にしないでくれ!!!

先ほども登場したが同じ手札誘発の「増殖するG」を「灰流うらら」は無効にできるのが非常に強力。しなしながら、自身が使った「増G」に対して相手が「うらら」を使った場合も当然無効になるため、その時の悲しさもひとしおだ……

 現代カードのパワーだと「灰流うらら」1枚だけじゃ余裕で貫通して展開されることも増えてきたし、長年活躍し続けて来たからこそ、ダメステやチェーン処理の工夫でかわすテクニックが浸透していたりするものの、「灰流うらら」が環境シーンから姿を消す事は早々無さそうだ。

 そもそも「うらら」が手札誘発の採用候補から外れちゃうような環境怖すぎるしね……。あっ、でも「マスターデュエル」ではフルパワー「神碑」環境の時に一瞬そうなった気が……。

「神碑」は圧倒的なリソース回復能力を持ち「灰流うらら」でも太刀打ちできない場面も多く、環境で猛威を振るった。ある意味“遊戯王らしからぬ”動きだったので例外かもしれない!!
今は規制を受けて安定感も無くなった事だし迷いなくフギンにうららをぶち込もう!!

 今回の記事で改めて「灰流うらら」の強みやデッキに採用されている理由について思い返すプレーヤーがいてくれると筆者は嬉しい。よくよく見てみると炎属性・アンデット・☆3チューナー・攻撃力0と優秀なステータスをしているのでそこを活かしてみるのも面白いだろう。その昔「転生炎獣」が自身の効果を上手く使って「灰流うらら」を疑似的にサーチしていたり、「天威」や「勇者」を交えたタイプのデッキではレベル3チューナーである点を利用して「フルール・ド・バロネス」を呼び出す、アンデット族な事を利用して使った「うらら」を再利用するなど……ただ単純に手札誘発として使う意外にも強い使い道をデッキの中で見出せると非常にオシャレなカードだ! ぜひ今一度現代遊戯王を象徴するこのカードと向き合ってみて欲しい!

 こんな感じで今後もヤバすぎるカードを紹介する記事を書けるかもしれないので、その時はチェックしてくれると嬉しい!それではグッッッッ爆アドォォォ!!!