特別企画

トミカ新車 5月は「トヨタ GR ヤリス」「メルセデスベンツ 190 E 2.5-16 エボリューション II」が登場!

1992年のDTMで圧倒的な強さ!「21 メルセデスベンツ 190 E 2.5-16 エボリューション II」

【トミカプレミアム 21 メルセデスベンツ 190 E 2.5-16 エボリューション II】

  • 価格:990円
  • スケール:1/62(全長:約74mm)
  • アクション:左右ドア開閉/サスペンション

 ドイツのメルセデス・ベンツからベースとなるW201が“190シリーズ”として1983年に登場し、日本では1985年から正規輸入されて“イチキューマル”という名前で呼ばれました。仕様によっては小型で5ナンバーサイズとなることや最初から右ハンドル仕様も投入されたことなどで人気を博し、“小(こ)ベンツ”といった愛称でも呼ばれていたクルマです。いくつかのバリエーション展開をしながら1993年まで製造・販売されました。

【21 メルセデスベンツ 190 E 2.5-16 エボリューション II】

 トミカプレミアムのモデルになったのはこのW201をベースに、ツーリングカーレース出走のベースマシンになったエボリューション・モデルです。エボリューションにもIとIIがあり、今回はIIがモデルに採用されたことになります。

 エボリューション・シリーズはIもIIもグループA既定のホモロゲーション取得のために約500台ずつが生産され、エボリューションIは231PS、エボリューションIIは235PSを発生するパワフルな性能を発揮、DTM(ドイツツーリングカー選手権)に参戦した車両は最終的に375PSにまで達したという記録があります。

【21 メルセデスベンツ 190 E 2.5-16 エボリューション II:パッケージング】
通常仕様:ブラック

 それではトミカプレミアムになった「21 メルセデスベンツ 190 E 2.5-16 エボリューション II」を見ていきましょう。ボディーカラーはもちろんブラック!実車でのブラックは「ブルー・ブラック・メタリック」といった名称のカラーがありました。押し出し感の強いメッキシルバーのフロントグリルと四角いブラックのボディが相まってあの頃よく見たベンツのイメージがふつふつと蘇ってくるようですし、DTMのレーシングカーの「戦う道具」という性格を強調するための標準カラーとして固定されていました。

【21 メルセデスベンツ 190 E 2.5-16 エボリューション II:全周とアクション】
フロント:押し出し感の強いフロントグリルで、これぞメルセデスベンツとイメージされる方も多いのでは
サイド:角ばった印象で、強くて速そうなイメージ!
リア:カチッとした四角いフォルム
シャーシ:FRレイアウトのメカの配置がよくわかります
アクション:サスペンション
アクション:左右ドア開閉

 それではトミカプレミアムになったメルセデスベンツ 190 E 2.5-16 エボリューション IIを見ていきましょう。パッケージから取り出してみるとブラックのボディーカラーで引き締まった印象もある意外と小型な車体が目の前に現れます。車体全体の角ばって直線基調なデザインラインは当時のクルマの雰囲気を醸し出し、ハイディテールなトミカプレミアムでエッジの立ったその姿を指先で感じ取ることができます。

 押し出し感を感じるフロントマスクと面積の広い中央のメッキグリル、存在感を主張する4ドアで構成されるキャビン部、とても大きなリアウイング&スポイラー、迫力の前後バンパーなどなどトピックがたくさんあるトミカプレミアムになっています!

【21 メルセデスベンツ 190 E 2.5-16 エボリューション II:ディテール Part1】
堂々たるメルセデスベンツ190Eをトミカプレミアムで再現!
角ばったフォルムと大型リアウイングが目を引きます
レーシングカー的な色合いが濃いメルセデスベンツでもあります
それはDTMシリーズに参戦するためのものです
ぐっと押し出し感の強いフロントグリルが当時のメルセデスベンツのアイコンです
ブラックのボディーカラーでより引き締まって筋肉質にも見えます
コンパクトな車体と大型リアウイングでパフォーマンスの高さを感じます
ボンネットから一直線にリアへ抜けていくラインがシャープ!リアウイングの複雑な形状にも注目です
メルセデスベンツといえばこの鼻っ面!威厳を感じます
質実剛健なドイツの名車!

 細かく見ていきましょう。フロントのヘッドライト、リアのコンビラップ部はうれしいクリアーパーツ!両方での採用は特別感を感じさせます。ヘッドライトのバルブのイメージが伝わる内側の造形、リアコンビランプのスリット状のディテールによる立体感と特別感を深く観察してほしい部分です。

 トミカプレミアムでは実車のホイールが再現されるのも見どころの一つとなっています。6本の細いスポークはつや消しの渋いシルバー塗装で表現されていて、光の反射で表情を微妙に変えていくところを見て欲しいと思います。アクションはサスペンションに加えて左右ドアの開閉が行えます。トミカでは2ドア車での開閉機構採用が多い中、4ドア車での採用(前側2枚のみ)は珍しいと思います。

【21 メルセデスベンツ 190 E 2.5-16 エボリューション II:ディテール Part2】
より低いアングルから見ると速くて強そうなイメージが増強します
ヘッドライト周りのクリアーパーツは多色で表情豊かです。これは必見!
リアのコンビランプも横スリット状のモールドもあり、こちらも多色ですばらしいディテールです
前後のクリアーパーツは実に楽しい部分です。手で持ってぐりぐり見回してみて欲しい!
ブラックのボディーはハイライトでリア周りの複雑な造形が浮かび上がります
リアウイングはかなり巨大で後端の飛び出たガーニーフラップのディテールも注目です
フロントグリル内にもメッシュがモールドされています
前後のホイールはつや消しシルバーで艶ありブラックとのコントラストがかっこいい!
ホイールの5穴もシャープに再現しています
ボンネット上のバルジもトミカサイズで存在感を魅せつけてくれます
ルーフのラインとトランク部の高さの違い、交わるリアウイングとの対比が楽しい!
サイド、ドア前の“EVOLUTION”もプリントで再現しています
左右ドア開閉アクションを搭載!
4ドア車なので小さめのドアになりますが、やはりドアが開くと楽しい!
リアの各エンブレム類はプリントでシャープに再現されています
輸入車の証!左ハンドルやダッシュボードの細かなディテールを再現しています

今回紹介したトミカは2026年5月16日(土)発売!

 トミカ「No.89 トヨタ GR ヤリス」、トミカプレミアム「21 メルセデスベンツ 190 E 2.5-16 エボリューション II」はトミカの日にあたる第3土曜日の5月16日に発売となります。

 なお、今回定番トミカの「No.16 トヨタ シエンタ」「No.89 山岳救助車」と入れ替えとなります。

 トヨタのシエンタは同社における「最小ミニバン」となるコンパクトな5ナンバーのクルマです。四角くもあり、丸くもある愛着のわくスタイリングと特徴的なヘッドライトが目を引きます。ルーフのスジやスライドドアのレールなど細かなディテールがシャープで手元に置いておきたいトミカになっています。

 そして山岳救助車はその名の通り、山の中など遭難した要救助者の救出ミッションに参加するクルマです。主に救助用の資機材や人員を運ぶことを任されるクルマで、トミカはトヨタのハイエースをベースにして、緑ベースに白いストライプが真横に走るカラーリングやルーフ上の赤色灯、ラダーなど装備が充実しています!

【今回入れ替えとなるトミカ】
No.16 トヨタ シエンタ
No.89 山岳救助車

 トミカプレミアムでは「21 ポンティアック ファイヤーバード」と入れ替えとなります。ゼネラルモーターズの“ポンティアック”ブランドから発売された“ポニーカー(スペシャルティカー)”と呼ばれるタイプのクルマです。今回のトミカプレミアム化されたのは1970年に登場した2代目を1977年にフェイスリフトしたモデルで、形状はもちろんのことボンネットの上の“ファイヤーバード”のグラフィックが最大の特徴となっています。


【今回入れ替えとなるトミカプレミアム】
21 ポンティアック ファイヤーバード

来月の注目トミカはこちら!

 次回2026年6月の新車ラインナップの中から筆者の目に留まったのは定番トミカ「No.19 ホンダ Super-ONE」、トミカプレミアム「23 トヨタ セリカ GT-FOUR RC」です。

 最近正式発表が行われ、話題沸騰のホンダ Super-ONEは2026年5月に発売となるコンパクトEV(電気自動車)です。同社の人気車種であるN-ONEをベースに前後のフェンダーはワイド化され、昔を知るクルマファンに「令和にブルドッグが復活!」として一躍話題となりました。ブルドッグは1983年に登場した大人気車種シティ・ターボIIの愛称であり、そのスタイルを彷彿とさせるデザインと新しいパワートレインとの融合が新時代を告げる楽しみなクルマです。

【2026年6月登場予定の定番トミカ】
No.19 ホンダ Super-ONE

 トヨタのセリカ GT-FOUR RCはWRC(世界ラリー選手権)に参戦するためのホモロゲーション取得のために作られたクルマで、世界で5,000台、そのうち日本には1,800台が限定生産されたクルマです。今回のトミカプレミアム化ではST185型がモデルに選ばれました。直線基調だった先代のST165型から角がとれたように曲線主体のボディを纏い、フルタイム4WDでWRCの舞台を駆け回ったクルマです。

【2026年6月登場予定のトミカプレミアム】
23 トヨタ セリカ GT-FOUR RC
【また来月!楽しみに待っていてね!】