特集

【HOBBY Watch創刊特集】プラモデルからラジコンまで幅広く手がけるタミヤ

「Honda CBR1000RR-R」、「コミカル アバンテ」、ミニ四駆限定商品の「ネオVQS」

 日本国内のみならず、世界中にも多くのファンを持つ老舗模型・プラモデルメーカーのタミヤ。車や飛行機といった乗り物系のプラモデルから、ラジコン、ミニ四駆など作るだけではなく遊んでも楽しい豊富なラインアップが取りそろえられている。

 同社の広報担当者が今回の特集向けに選んだのは、6月末から7月にかけて発売される商品だ。全長176mmの本格的なスケールモデル「1/12 Honda CBR1000RR-R FIREBLADE SP」や、電動RCカーシリーズの「コミカル アバンテ」、ジャパンカップ2020記念キットの限定商品「1/32 ネオVQS ジャパンカップ2020」が登場する。

1/12 Honda CBR1000RR-R FIREBLADE SP

7月発売予定

価格:4,000円(税別)

 2019年のミラノショーで発表された、ホンダの大型スーパースポーツモデル「CBR1000RR-R FIREBLADE」。レースで勝利することを主眼に開発されており、クラス最強の217.5馬力を持つ、水冷直列4気筒エンジンや最先端の電子制御技術を搭載。スポーツライディングが楽しめるマシンに仕上げられている。

 今回発売されるのは、「Honda CBR1000RR-R FIREBLADE SP」を実車の引き締まったフォルムそのままに、1/12スケールで再現した組み立てキットだ。エンジンやスイングアーム、フロントフォーク、マフラー、ヘッドライトはビス止めで固定。完成後も、サイドカウルやアンダーカウルは着脱が可能となっている。

 タイヤは、トレッドパターンも含めてリアルで質感のある合成ゴム製。レーシングスタンドも付属しており、安定した姿勢で飾ることができる。パッケージイラストはトリコロールの「グランプリレッド」カラーだが、海外仕様の「マットパールモリオンブラック」に仕上げることもできる。

【1/12 Honda CBR1000RR-R FIREBLADE SP】

□商品詳細ページ
https://www.tamiya.com/japan/products/14138/index.html

1/10RC コミカル アバンテ (GF-01CBシャーシ)

6月27日頃発売予定

価格:17,000円(税別)

 タミヤのRCカーの中でも、ダントツの人気を誇っているのが1988年に発売された「アバンテ」だ。当時、世界中で注目を集めるようになったラジコンレースにおいて、速さと美しさを合わせ持つ新世代のレーシングバギーとして開発されたものである。

 今回発売されるのは、その「アバンテ」をコミカルにデフォルメした電動ラジオコントロールカーの組み立てキットだ。ボディはメタリックブルーで塗装済みになっており、ステッカーを好きな場所に貼るだけで完成させることができる。シャーシ部分には、ギヤドライブ4WDのGF-01CBを採用。送信機のスロットルレバーを握ることで、ウィリー走行も行える。

 ボディを仕上げるには、ステッカー以外にも切り取りやパーツの取付け、ドライバー人形の塗装が必要だ。ちなみに、買ってすぐ遊びたいという人のために完成モデルのXBシリーズとして「1/10RC XB コミカル アバンテ (GF-01CBシャーシ)」も用意されている。こちらは7月発売予定で、価格は30,800円(税別)だ。

【1/10RC コミカル アバンテ (GF-01CBシャーシ)】

□商品詳細ページ
https://www.tamiya.com/japan/products/58678/index.html
https://www.tamiya.com/japan/products/57922/index.html

1/32 ネオVQS ジャパンカップ2020 (ポリカボディ・VZシャーシ)

7月発売予定

価格:1,300円(税別)

 レース仕様のミニ四駆の名車である「バンキッシュJr.」を、新たにデザインしなおして生まれたのが、今年の春に発売された「ネオVQS」だ。シャフトドライブ四輪駆動を採用したプラスチックモデル組み立てキットで、新開発の「VZシャーシ」を採用。エッジの効いたスタイルが人気となっている。

 この「ネオVQS ジャパンカップ2020」は、その「ネオVQS」をブラッシュアップしたメモリアルマシンである。コンパクトでセッティング幅の広いVZシャーシには、目立つ蛍光イエローカラーを採用。ポリカボーネート製ボディは、軽量なだけではなくカスタマイズ性にも優れている。足まわりにはカーボン強化ホイールを採用。サイドウォール部分に「JAPAN CUP 2020」とプリントされたスーパーハードタイヤが装備されている。

 初開催から32年目を迎えるミニ四駆のビッグタイトルレース「ミニ四駆ジャパンカップ2020」の特別限定モデルとなっており、ロゴをあしらったクリヤータイプのステッカーも付属している。レースでの使用はもちろんのこと、記念アイテムとしても1台入手しておきたいアイテムである。

【1/32 ネオVQS ジャパンカップ2020 (ポリカボディ・VZシャーシ)】

□商品詳細ページ
https://www.tamiya.com/japan/products/95130/index.html