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「シティーハンター」とタナカワークスがコラボした「コルトパイソン 冴羽獠モデル ガスガン」が発売決定!
2020年11月6日 10:00
- 発売日・価格未定
タナカワークスは、アニメ/コミックスの「シティーハンター」とコラボレーションし、「シティーハンター」公式モデルとしてガスガン「コルトパイソン 冴羽獠モデル ガスガン」を発売する。発売日・価格は未定。
「シティーハンター」は北条司氏が1985年より連載を開始したコミック。コミックのみならずアニメ化され大きな人気を博した。その人気は35年を経ても衰えず、2019年には劇場アニメ「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」が公開されヒットとなった。シティーハンターこと主人公・冴羽獠の愛銃がコルトパイソンで、日本でのコルトパイソンの人気は「シティーハンターの銃」というところも大きいが、「シティーハンター」公式のエアガンは今回のコラボレーションが初めてだという。
「コルトパイソン 冴羽獠モデル ガスガン」のベースとなるのはタナカワークスのガスガン「コルトパイソン 4inch R-model ヘビーウェイト ガスガン」。金属を練り込んだ樹脂を使用することで実銃のような重みを実現している。短めの銃身の上にはベンチレーテッドリブ(放熱板)があり、独特のシルエットを作り上げている。がっしりしたシリンダーとグリップは357マグナムも撃てる頑丈さだ。
本商品をはじめとしたタナカのリボルバータイプのガスガンで採用しているのが「ペガサスシステム」。銃の弾を入れる「シリンダー」部分がガスタンクになっているため、本来6発しか装備できないBB弾を12発装填し安定して発射できる。シリンダー以外の部分を実銃に近い構造にできるところも魅力だ。
今回の「コルトパイソン 冴羽獠モデル ガスガン」でユニークなのは、消音器・サイレンサーをつけているところ。これはコミック「シティーハンター」の初期のエピソードでサイレンサーを装着していたパイソンを再現している。「コルトパイソン 冴羽獠モデル ガスガン」では銃口内部にサイレンサーをつけられる改造が施されている。もちろん外しての射撃も可能だ。
実銃の場合、開放された部分の多いリボルバーではサイレンサーは機能せず、音が漏れてしまう。しかし開発者は「シティーハンター」という作品の「あの世界観のリアル」に想いを込め、敢えてこの仕様での商品化を行なったという。面白いのは、ペガサスシステムとサイレンサーの相性が良く、商品ではきちんと発射音が低減されているところ。サバイバルゲームユーザーにとって隠密プレイにぴったりの機能を獲得しているのだ。
なお、「コルトパイソン 冴羽獠モデル ガスガン」は今後さらなる情報が発表されるとのことで、タナカワークスの公式ページや、「シティーハンター」公式Twitterをチェックしよう。弊誌でも情報を追っていきたい。
(C)北条司/コアミックス 1985, 版権許諾証AO-210