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本日4月22日は航空母艦「赤城」の進水日! ハセガワより5月、7月にプラモデル2種が再販

【日本航空母艦 赤城】

5月12日頃 再販予定

価格: 3,080円(税込)

【日本海軍 航空母艦 赤城】

7月15日頃 再販予定

価格: 27,280円(税込)

 ハセガワは、プラモデル「日本航空母艦 赤城」を5月12日頃、プラモデル「日本海軍 航空母艦 赤城」を7月15日頃に再販する。価格は前者が3,080円、後者が27,280円で、いずれも税込。

 「赤城」は、日本で初めて建造された日本海軍の大型航空母艦。開発当初より空母として計画されたものではなく、「八八艦隊」計画の中核となる天城型巡洋戦艦の2番艦として起工された未成艦を空母として改造された軍艦であった。「赤城」は大正14年(1925年)4月22日に進水式が執り行なわれ、本日はその96周年にあたる。

 改造工事により、3層の飛行甲板を持つ三段式空母として生まれ変わった「赤城」は、最上段の飛行甲板は着艦専用、2段目と3段目の飛行甲板は格納庫より直接飛び立てる発艦専用として計画され、効率的な航空機の運用が可能とされていたが、後に一段全通式空母へと改装された。

 太平洋戦争では真珠湾攻撃に参加。セイロン沖海戦では他の空母とともにイギリス海軍重巡洋艦を撃沈するなど勝利を収めたが、1942年6月に出撃したミッドウェー海戦にて沈没、最期を迎えた。

 ハセガワでは、航空母艦「赤城」を1/350スケールで再現したプラモデルと、近代化改装後の姿を1/700スケールで再現したプラモテルが再販される。ともに新資料、最新の考証に基づいた設計となっており、実艦の雰囲気が最大限リアルに再現されている。なお、各商品の詳細は以下の通り。

「日本航空母艦 赤城」

 本商品は、第1航空艦隊旗艦・航空母艦「赤城」の近代化改装後の姿が完全新金型でキット化されたもの。1/350スケール「赤城」の開発時に検証された最新の考証と、最新の金型技術による精密な作り込みを楽しめる商品に仕上がっている。

 設計は実艦の雰囲気が最大限リアルに再現されつつ、パーツ数を無闇に増やさないことに重点が置かれている。特に、船尾の複雑な構造の再現は注目ポイントの1つ。的確なパーツ分割と情報の取捨選択により、組み立てやすさと精密感が同時に実現された決定版となっている。

 そのほか、船体はサポートを挟み込み確実な組み立てと強度を確保。艦載機(従来部品を使用)は零戦21型、九九艦爆、九七艦攻の3種類が付属する。さらに、別売りのディテールアップパーツとして「木製甲板」が同時発売される。

商品仕様

  • 発送:5月7日
  • 発売日:5月12日頃
  • 1/700スケール
  • デカール:ミッドウェー海戦時の甲板用「日の丸」
  • 品番:227

「日本海軍 航空母艦 赤城」

 航空母艦「赤城」を1/350スケールでキット化。組み上がると全長745mmにも及び大ボリュームキットとなる。キットの開発にあたり、格納庫後端の形状や艦底キール部分の大きさ・形状、 側舷アーマープレートフェアリング部分の形状は、新資料に基づいた設計となっている。

 また、高角砲・副砲・可倒アンテナマスト・舵は可動式。エレベーターは三基ともに上がった状態と一段下がった状態の選択式となる。サーチライトは別パーツ化してあり、飛行甲板上に出ている状態と格納状態を選択可能。艦載機はクリアー成形で、零戦21型が3機、九九艦爆11型が3機、九七式三号艦攻が6機付属する。

 そのほか、飛行甲板下面の桁パーツは別パーツ化することにより、プラ部品による精密な表現を実現。 煙突基部の枝分かれ部分や、艦橋の作り込みなど、いずれも精密な彫刻による密度の高い表現となっている。

商品仕様

  • 発送:7月12日
  • 発売日:7月15日頃
  • 1/350スケール
  • 模型全長:745mm
  • 模型全幅:157mm
  • パーツ数:802
  • 接着剤:別途必要
  • 品番:Z25
  • 封入特典:「赤城の歴史解説書」モノクロ16ページ、「カラー塗装図」「主要張線参考図」(模型原寸)
  • 初回生産特典:生頼範義氏によるパッケージイラストポスター(A1サイズ)