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軽トラ風ミニ四駆が激走! 「K4ギャンボー (FM-Aシャーシ)」は走る姿の面白さと、ボディの改造という2つの可能性を持ったタミヤの新提案
2021年10月15日 22:46
- 【K4ギャンボー (FM-Aシャーシ)】
- 12月発売予定
- 価格:1,210円(税込)
ミニ四駆の新作として出展されていたのが「K4ギャンボー (FM-Aシャーシ)」だ。12月発売で、価格は1,210円(税込)。
これがミニ四駆の最新商品か、と正直思った。筆者のミニ四駆のボディのイメージは未来のレーシングカーのような流線型のものだった。確かに昨今は実車ベースの「Honda e (VZシャーシ)」や「ミニ四駆 トヨタ GR ヤリス (VZシャーシ)」なども東上していたが、ここまで「軽トラ」そのもののデザインはかなりインパクトがある。車体自体も空気抵抗が大きそうで、速いイメージではない。
しかしそのギャップもまた面白いのだ。他のミニ四駆に負けないスピードで軽トラボディの「K4ギャンボー (FM-Aシャーシ)」が走ればそれはかなり衝撃的な風景だ。海外だけでなく国内でも「カスタム軽トラ」がはやっており、デコレーションや大きなエンジンを積んだり、様々な方向性で楽しんでいる。「K4ギャンボー (FM-Aシャーシ)」は「カスタム軽トラの面白さをミニ四駆でも!」というタミヤからの提案なのである。軽トラでありながらとんでもなく速く走ったり、ゴテゴテに飾り付けるというのもアリなのだ。
ミニ四駆には「コンクールデレガンス」という部門があり、ジャパンカップなどミニ四駆大会の目玉の1つになっている。ミニ四駆のボディを飾り付けるセンスを競うコンクールだが、カッコイイ方向性からネタに走ったもの、SF風からギャル風、ミリタリー風まで本当にいろいろな人のセンスが楽しい。ここに軽トラボディがどう活かされるか? 軽トラの大きな特徴は"荷台"があること。この荷台をどう活用できるか? "速く走る”というミニ四駆の方向性とは全く異なるアプローチが楽しめるだろう。