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ハセガワ、プラモデル「日本海軍 戦艦 長門 “昭和十六年 開戦時”」再販分を本日出荷開始
2022年7月1日 00:00
- 【「日本海軍 戦艦 長門 “昭和十六年 開戦時”」再販分】
- 7月1日 出荷開始
- 価格:20,900円(税込)
ハセガワは、プラモデル「日本海軍 戦艦 長門 “昭和十六年 開戦時”」再販分の出荷を本日7月1日より開始する。価格は20,900円(税込)。
本商品は、「長門と陸奥は日本の誇り」とも呼ばれた戦艦「長門」を1/350スケールで再現したプラモデル。パーツ数は847。模型サイズは643×110mm(全長×全幅)となっている。
【組立図は3部構成】
・組立説明図
・別冊 実艦解説書(モノクロ16ページ)
・別冊 塗装指示書兼張り線指示書
日本海軍 戦艦「長門」について
戦艦「長門」は、大正8年(1919年)11月9日進水式が執り行なわれ、大正9年(1920年)11月25日、八八艦隊計画の一番艦として竣工し、竣工当時、世界最大の41センチ主砲を装備、最大速度は26.7ノット(最終公試時)を記録し、世界最強最速の戦艦だった。
連合艦隊旗艦を長く務め、日本の海軍力を誇示するため広報活動に重用され、「長門と陸奥は日本の誇り」と呼ばれ、戦前から戦中の日本で最も国民に親しまれた戦艦と言われている。
約3万メートルの長大な射程を誇る41センチ主砲を搭載するため、主砲指揮所、観測所、戦闘艦橋などを高い位置にする必要があり、そのため複雑で独特な形状の艦橋となっている。
中心に大きな柱があり、6本の支柱が支える構造は、櫓檣(ろしょう)と呼ばれ「長門」完成後、欧米列強海軍注目の的となった。高い艦橋のために艦橋に指揮官用エレベーターを取り付けた最初の戦艦。また、櫓檣上部には、日本で初めて基線長10メートルの大型測距儀が装備された。
昭和9年(1934年)4月、呉海軍工廠で近代化大改装工事に着手。砲戦距離を増大するため、主砲の仰角を30度から43度に引き上げ、45口径八九式41センチ連装砲に換装。防御は、水中防御に重点がおかれ舷側には巨大なバルジを装備。対魚雷防御と同時に重量増による喫水増加を防いだ。
21基あったボイラーは全て重油専焼缶となり、そのうち4基が大型だったため、合計10基のボイラーによりさらに2千馬力増を実現、8万2千馬力となり、そのため2本あった煙突は1本にまとめられ、永年国民に親しまれた誘導煙突は姿を消した。艦尾延長とバルジ増強で重量は約6千5百トン増加したが、速力はなお25ノットで航行することができた。
こうして「長門」は、公試排水量4万3千5百80トンの近代化した全く新しい戦艦として、昭和11年(1936年)1月31日に生まれ変わり、ほぼこの姿で開戦を迎えた。
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