【GUNDAM NEXT FUTURE】「ガンダムカンファレンス AUTUMN 2022」が開催！

　バンダイは、ガンダムシリーズとファンがつながる大型イベント「GUNDAM NEXT FUTURE -BASE SERIES-」にて、「ガンダムカンファレンス AUTUMN 2022」を開催した。

　今回のカンファレンスでは、バンダイナムコグループのガンダム事業統括者、藤原孝史氏が登壇し、ガンダムシリーズとガンプラ45周年に向けたプロジェクト「GUNDAM NEXT FUTURE -ROAD TO 2025-」の始動を発表。同プロジェクトでは、映像展開、ガンダムメタバースプロジェクト、リアルイベントの三本柱で施策が展開されていくことが明かされた。

映像展開の強化

　映像展開については、ガンダムシリーズのTVアニメーション最新作「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の放送開始を皮切りに、より多くのプラットフォームでガンダム作品を楽しむことができるような配信環境が整備され、地上波放送・衛星放送・YouTubeなどで戦略的な映像展開が予定されている。

　2023年1月から3月にかけて、地上波初放送となる劇場作品「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」、OVA「機動戦士ガンダム サンダーボルト」、劇場作品「機動戦士ガンダム NT（ナラティブ）」がそれぞれ全4話のTVエディションとして放送され、2023年4月からは「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の第2クールがスタートすることが決定。

　さらに、BS放送ではガンダムシリーズ過去作品に加え、「機動戦士ガンダム SEED」、「機動戦士ガンダ ム SEED DESTINY」の全話も放送。また、放送を見逃した人向けに「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の再放送も行なわれる予定となっている。

ガンダムメタバースの全体像について

　前回のガンダムカンファレンスで初めて発表されたガンダムメタバースプロジェクト。今回は開発進捗についての発表が行なわれ、メインストリートのイメージビジュアルの公開やコロニーの詳細など、全体像が少しづつ明らかとなってきた。

　ガンダムメタバースは、世界中のガンダムファンが集い、語り合い、さまざまなカテゴリーのコンテンツに出会い、ふれあう場を創出するために立ち上げられたプロジェクト。現在は開発中となっているが、ガンプラコロニーでは自分が組みたてたガンプラをメタバース空間に展示することができるようになるなど、ファン同士の交流を想定したものになっている。

　また、メタバース向けのAIキャラクター開発が進められていることも発表され、将来的にはAIが遊園地のキャストのような役割担うとのこと。今後、AIキャラクターによる動画ライブ配信が実施予定で、詳細は後日お知らせされる。

リアルイベントに関する発表

　「150年後の国宝展」と題されたガンダムをテーマにした展示会が11月より開催されることが発表された。150年後にはさらなる進化を遂げ、国宝と言われてもおかしくない存在を共に創っていこうというメッセージを込めたイベントとなっており、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の動くガンダム「RX-78F00」の1/10スケールの試作モデルなどが展示される。

　また、動くガンダムがある「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」も2023年3月末のグランドフィナーレに向けて、さまざまな企画が計画中であることも明らかに。

　さらに、大阪・関西万博では「もうひとつの宇宙世紀」を舞台に、未来社会の課題解決に向けた壮大な実証実験を行う「ガンダムパビリオン（仮称）」の出展も発表され、これらの今後の展開については後日発表される。