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【メガホビEXPO】巨大なジェイクォースエフェクトに刮目せよ! 「キングジェイダー オプションパーツセット」、「覇界王ジェネシックガオガイガー」詳細レポ

【メガホビEXPO2022 NEW DOT】

開催時間:11月26日11時~19時(最終入場17時45分)

場所:AKIBA_SQUARE

入場料:無料

 「メガホビEXPO 2022 NEW DOT」にて強烈な存在感を放っていたのが、「Amakuni機神(きじん)」シリーズの「キングジェイダー オプションパーツセット」と、「覇界王ジェネシックガオガイガー」だ。どちらも発売日、価格未定。

 「Amakuni機神」はホビージャパンのハイクオリティロボットフィギュアブランドで、開発は千値練が担当している。「キングジェイダー オプションパーツセット」は、11月30日まで予約を受け付けているフィギュア「AMAKUNI機神 キングジェイダー」に取り付けられるエフェクトセットとなる。今回ジェイクォースや光の翼などが展示されたが、あくまでセットの一部で他にもパーツはあるという。ちなみに「AMAKUNI機神 キングジェイダー」は、2023年12月~2024年1月発送予定で、価格は63,800円(税込)。

「AMAKUNI機神 キングジェイダー」は、2023年12月~2024年1月発送予定で、価格は63,800円(税込)。予約は11月30日が締め切りだ

ファンの夢見た大型のジェイクォース! 「キングジェイダー オプションパーツセット」

 今回のオプションセットは「TV版やOVAの印象的なシーンを切り取り、アニメさながらの大迫力ディスプレイを楽しめるオプションセット」だという。目を惹くのは高く掲げた右手に取り付けられた炎の翼だ。これはキングジェイダー最大の必殺技「ジェイクォース」を立体化したもの。

 キングジェイダーはアニメ「勇者王ガオガイガー」に登場する巨大ロボット。「赤の星」と呼ばれる地球外の文明が作り上げた超巨大戦艦ジェイアークが変形することでロボットとなる。初登場時はガオガイガーが全くかなわなかった「原種」4体を一掃するという圧倒的な力を見せつけた。

大きく目を惹くジェイクォースのエフェクトパーツ

 その後もキングジェイダーは謎に包まれながらも頼もしい味方として活躍する。巨大戦艦の圧倒的な火力や、艦橋部分が分離しロボットとなるジェイダーの活躍も目を見張るが、やはり最大の技は右手にエネルギーを集中して放つジェイクォースである。右手に装着された巨大な錨上のパーツにエネルギーを集中させることでオーバーロードさせ、フェニックスのような姿となったエネルギーと共に発射させる技で、惑星サイズの敵すらも消滅させる。

 「キングジェイダー オプションパーツセット」はこの技をド派手なエフェクトパーツで再現している。錨状のパーツから完全にエフェクトパーツに差し替えるようで、劇中のシーンそのままとなっている。中心部分は炎の鳥の姿のパーツで、両側は縁取りと内部の処理できらめくような効果を持たせたかなり大型のパーツで、美しく、勢いのある描写となっている。ジェイクォースはこのエフェクトがそのまま敵を切り裂くように飛ぶので、この大型のエフェクトパーツは、ファンを満足させるものだろう。

エフェクトパーツを付けることで、フィギュアがアニメのイメージに一層近くなる

 また背後に広がる孔雀の羽のようなパーツはジェイダーが背負っていたプラズマウィングを大型した描写だ。プリズム状の光を反射する処理がされていてこちらも見応え充分だ。エフェクトパーツセットはまだ一部だという。続報に大いに期待したい。

プラズマウィングはプリズムのような光を反射する処理が加えられている
原種を倒すことで捕獲できる原種核。エフェクトパーツはこれですべてではないという

内部から燃えるようなド派手な塗装! 「覇界王ジェネシックガオガイガー」

 こちらは「AMAKUNI機神ジェネシックガオガイガー」を素体に、小説とコミックで展開している「覇界王 ガオガイガー対ベターマン」に登場する「覇界王ジェネシックガオガイガー」をフル彩色にて再現しようという商品となるという。

 コミック版のイラストを参考に、パーツ1つ1つに細かなグラデーションを施す形でのカラーリングを試みているとのこと。目を近づけるとわかるが、様々なところから熱が吹き出し、その影響で機体が白熱しているような描写になっているため、塗装の工程が凄まじいものとなっている。

炎そのままのような「覇界王ジェネシックガオガイガー」
いくつかの場所が熱の中心になったグラデーション処理となっている

 この微細なグラデーションはモデラーが膨大な労力を掛けて1体に絞って作業すれば実現できるかもしれないが、現在このクオリティで工場生産するために仕様を詰めているとのこと。そして全身に細かい塗装を入れつつも、様々なポーズがとれる"遊びごたえ"にもフォーカスしたいという。

 ジェネシックガオガイガーはまさに獣のように獰猛な激しいアクションを期待させるモチーフである。この全身が燃えさかるような塗装で、派手なポーズを取ることができるのはとても魅力的だ。こちらも商品化に向け、現在企画や仕様を練り上げているという。

これだけの塗装を施しながら、あくまでプレイバリューは大事にしていきたいとのことだ