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「このヘアースタイルがサザエさんみてェーだとォ?」、「ジョジョ 第4部」の東方仗助&クレイジー・Dが全高250mmのBIGサイズで登場!【#ワンフェス】
2024年2月12日 12:14
- 【ワンダーフェスティバル2024[冬]】
- 開催期間:2月11日10時~17時
- 開催場所:幕張メッセ国際展示場1~8ホール
メディコス・エンタテインメントブースで存在感を放っていたのが「超像可動BIG 東方仗助&クレイジー・ダイヤモンド」である。それぞれ発売日・価格未定で、6月より予約開始予定だ。
メディコスはアクションフィギュア「超像可動」シリーズで「ジョジョの奇妙な冒険」のキャラクターを表現、多くのファンを獲得し、いまやマンガで登場する全キャラクターをフィギュア化するような勢いで積極的な商品化を行っている。スタンド使いとスタンドを並べて飾ることができ、マンガの対決シーンを再現することも可能だ。
「超像可動BIG」はその「超像可動」シリーズのコンセプトをさらに突きつめた商品。通常の「超像可動」が150mmほどの全高に対し、「超像可動BIG」は250mmほどと大サイズとなり、よりダイナミックなアクションや、キャラクター造型の細かな表現が可能となる。これまでは「DIO」と「ザ・ワールド」。「空条承太郎」と「スタープラチナ」が発売されていたが、今回3組目のキャラクターとなる。
大サイズでは迫力のある造型、彩色が可能となる。単にサイズアップされるだけでなく、キャラクターの魅力である細かな表情がよりしっかりと出せる。キャラクターの表情はもちろん、服のしわ、手の指の造型、筋肉の表現など大サイズならではのしっかりした存在感が大きな魅力だ。
加えて、東方仗助の場合はその髪型だろう。劇中でもピックアップされ、仗助のアイディンティティーでもある、「憧れの人」を真似した髪型、この髪型をしっかり立体物で楽しめるのがフィギュアの魅力だ。今回の展示はあくまで試作品だが、その時点で力が入っているのがしっかりわかる。独特のデザインの学生服をアクションフィギュアとして関節を入れて表現しているところも注目だ。
クレイジー・ダイヤモンドは背中にパイプがあるロボットかサイボーグのようなデザイン。パワフルさに加え、"直す"という特殊能力で、仗助はパワーだけでなくトリッキーな使い方でも戦う。仗助と並べて、様々なポーズを取らせるのが楽しそうだ。叫び顔や複数のハンドパーツが付属し、多彩なポージングが可能だ。
大型のフィギュアは表現できる幅が広がる一方で、各パーツの重量が増すのでしぶみの設計など関節の保持も課題となる。今回の試作品では一部の関節にネジなどの金属部品を使っているのも見え、これらの設計もこれまでの経験を活かし進化させていると感じた。
現在メディコスでは原型師が自分の手で原型を作る"手原型"とコンピュータ上で原型を作る"データ原型"の2つを例えば部位で分けて行うなど様々な方法で活用しているが、「超像可動BIG 東方仗助&クレイジー・ダイヤモンド」はデータ原型で作業を進めているとのこと。反対に手原型100%なのが「超像可動 リンゴォ・ロードアゲイン」。言われると原型師の想いがあふれまくった繊細な造型のようにも見える。こういったポイントをチェックするのもフィギュアの楽しさだろう。
メディコスは様々なキャラクターを商品化しているが、やはり「ジョジョ」といえばメディコスだ。「超像可動BIG」はそのフラグシップとも言えるシリーズである。彩色見本も楽しみなところだ。
(C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社