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生誕50周年を記念する「ルービックキューブ レトロ」は、懐かしのロゴや手触りを再現して7月上旬発売予定!【おもちゃビジネスフェア】

【ルービックキューブ レトロ】

7月上旬 発売予定

価格:5,280円

 1980年に発売され、世界で大ブームを巻き起こした立体パズル「ルービックキューブ」。ハンガリーの建築学教授、エルノー・ルービック氏によって1974年に考案されてから今年50周年を迎える。現在このパズルを販売しているメガハウスはその記念商品第1弾として、「ルービックキューブ レトロ」を7月上旬に発売する。

「夏~クリスマス おもちゃビジネスフェア2024」のメガハウスブース、「ルービックキューブ」展示コーナー

 「夏~クリスマス おもちゃビジネスフェア2024」のメガハウスブースの一角には、「ルービックキューブ」生誕50周年を記念するコーナーが設置され、この「ルービックキューブ レトロ」も展示された。

「ルービックキューブ レトロ」。7月上旬発売予定。価格は5,280円

 各面が3×3のピースに分割された立方体を回転させて、色を揃えて完成させる立体パズルとして、国内では1980年にツクダオリジナルから発売された「ルービックキューブ」。初年度約8カ月で400万個を売り上げる大ブームとなり、その愛好家「キュービスト」達が参加する公式大会は当時から現在まで続いている。

 現在はメガハウスが権利を取得している「ルービックキューブ」は、その面白さを残しつつ、遊びやすく改良を重ねた現行商品として販売されているが、今回発売される「ルービックキューブ レトロ」は、当時のツクダオリジナル版をオマージュした設計となっている。ピース表面の色はシール貼り(現行版は樹脂製タイルを採用)で、当時と同じ手触りを追求した内部のパーツを使っている。筆者もブーム当時に所有していたが、現地で触ってみて当時の感触を思い出した。また本体ロゴも当時のもので、円筒形のプラスチックケースには懐かしいカタカナロゴとツクダオリジナルのマークも入るそうだ。

左が「ルービックキューブ レトロ」、右が現行の「ルービックキューブ」。ロゴの他、キューブの角張り具合も違っている
分解された状態。内部のパーツも当時と同じ形状になっている
オリジナルを模したケースも懐かしい

 当時と違うのは、黄色面のカラーがゴールドになっている点で、記念商品としての価値を高めている。また専用ケースのアウターとして、50周年のロゴが入ったディスプレイパッケージも用意される。

ディスプレイパッケージ。店頭ではこの状態で販売される

 この生誕50周年に合わせ、この3月からは新商品の発売や、記念イベント「ルービックキューブチャレンジツアー2024」も実施される。このイベントではキュービスト向けの録認定会の他、新規ユーザーに向けた「1面そろえよう教室」などが行われる予定だ。

50周年に合わせて発売される新商品「ルービックブロックフィット」。カードのお題に則って白いブロックを最初に置き、残りのカラーブロックを全て収めるパズルだ
過去のシリーズも継続して販売される