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よりリアルな外見を獲得した「M16A1+」、内部機構とバッテリー位置を改良した「89式5.56mm小銃+」、それぞれの「+化」【マルフェス】

【東京マルイフェスティバル2026】
開催日時
10月31日:10時~18時(最終入場:17時45分)
11月1日:10時~16時30分(最終入場:16時15分)
場所:ベルサール秋葉原 1F(東京・秋葉原)
入場料:無料

 東京マルイは10月31日と、11月1日の2日間、ベルサール秋葉原にてイベント「東京マルイフェスティバル2026」を開催している。本イベントでは様々なエアソフトガンに触ったり、シューティングレンジで射撃が楽しめる。そして何と言っても大きな楽しみが、新製品の発表である。

 本稿では新製品電動ガン「M16A1+」と「89式5.56mm小銃+」を取り上げたい。「+(プラス)」シリーズは東京マルイが発売する「スタンダード電動ガン」をベースに、リポバッテリーに対応したFET(電子制御回路)を搭載した、いわば「アップデート」の性格が強い。しかし製品によっては設計や構造そのものを変える「新規設計」の性格も強い。

 ベトナム戦争で米軍のアサルトライフルとして大活躍した「M16A1」、自衛隊の装備として現在も使用されている「89式5.56mm小銃」。この2つの製品は「+化」するにあたりどのような製品になるか、会場で話を聞くことができた。それぞれの特徴を紹介しよう。

部品単位で実銃の雰囲気を追求する「M16A1+」

 今回、力を入れてアピールしていたのが「M16A1+」だ。ベトナム戦争時に米軍のテントをイメージしたコーナーに車両、弾薬箱を配置。スタッフも当時の米軍をイメージした衣装を着用していて、このコーナーだけ別世界だ。

 そんなユニークな空間に展示された「M16A1+」は製品全景だけでなく、細かく部品まで展示、内部機構から一新していることをアピールしていた。この製品の原型と言えるスタンダード電動ガン「M16A1」は東京マルイの電動ガンの初期ラインナップであり、現在は絶版となっている。だからこそ「+化」にあたり大幅に手が入れられるとのこと。

「M16A1+」は、東京マルイの電動ガン初期のラインナップの「M16A1」から大幅な進化を目指す

 東京マルイではM16をベースとしたバリエーションの「+化」モデル「パトリオット+」をすでに製品化している。このため内部機構の「メカボックス」はすでに製品化のノウハウを持っている。このため今回の開発では現代の東京マルイの技術でM16A1を表現するかに力が向けられた。

 スタンダード電動ガン「M16A1」は現代の目で見るとディテールが甘い部分がある。また構造に関しては銃と銃身の接続部分の構造が弱く、強く握ると曲がってしまうような感触が生まれてしまっていた。銃身と本体の接続を実銃準拠のねじ込み式にし、金属パーツも多用してしっかりした構造に変えている。バレルも一体型の1本ものに変更、銃身そのものも実銃準拠の長さに変更したという。部品形状も実銃の雰囲気に近づけるように設計している。

銃の基本機構は「パトリオット+」で開発している。今回のテーマはより実銃の雰囲気を取り入れることだ
銃身や、接続部分、部品などで実銃の雰囲気を追求
ハンドガードのバランスも実銃に近づける
電子化だけでなく、外観もアップグレード
現在絶版のグレネードランチャー

 操作系では「ダストカバーの操作」。チャージングハンドルを引くとパカリと開く実銃のギミックが従来の製品では再現できていなかった。ここをしっかり再現してるところは注目ポイントだ。「M16A1+」はかなり手が加わっており、現代の価値観で満足できるリアルな雰囲気を持った製品に生まれ変わっているとのことだ。

展示場はベトナムのキャンプのように
スタッフの服もこだわり
ジープや弾薬も

キレのいい3点バースト! 「89式5.56mm小銃+」は内部機構を新設計

 もう1つ今回の「+化」の注目製品が「89式5.56mm小銃+」だ。こちらはベースとなるスタンダード電動ガン「89式5.56mm小銃」が比較的新しい製品なので外見よりもこの銃の形状に合わせた内部構造の設計が開発のテーマになっている。

 内部設計において重視したのは「耐久性の向上」。以前の製品より"無茶な使い方"をしても大丈夫な構造を目指したとのこと。内部構造においては「89式5.56mm小銃」の特徴である3点バーストの射撃のキレが注目とのこと。

 FET回路とリポバッテリーにより引き金へのレスポンスの向上し、引き金を引くと即座にモーターが動き射撃ができるだけでなく、次の射撃に備えて機構がしっかり止まることが求められる。キレのいいONとOFFが実現できてこそのバースト射撃だ。「89式5.56mm小銃+」はその射撃のレスポンスがしっかり楽しめる。

人気の高い「89式5.56mm小銃」を「+化」
バッテリー位置はストックへ
ハンドガード内部はよりリアルにすることができる
バイポッドを標準装備。もちろん外すことも

 またスタンダード電動ガンでは前方のハンドガードに入っていたバッテリーがストック内部に移動する。これにより再現しきれなかったハンドガード内部のデザインも実銃に近づけられた。会場ではこのポイントも注目して欲しいとのことだ。

 リポバッテリーとFETを搭載する「+化」と言っても、製品によって様々な方向性があるだけでなく、現代のユーザーを満足させるために設計そのものにも手が加えられている。従来のスタンダード電動ガンユーザーも、「+化」した製品が欲しくなるな、と取材して感じることができた。