レビュー
「MGEX 1/100 ユニコーンガンダム Ver.Ka」レビュー【後編】
2020年10月30日 00:00
バックパックの組み立てを終えればMGEXユニコーンガンダム本体が完成!
大きなホワイトクリア素材を芯にして、外装を取り付けていく簡単な構造です。なぜホワイトクリア素材なのかというと、ボディのLED光を導いてくることでバックパックを光らせることができるためです。改めてすごい構造ですよね、本キットのうたい文句である”極限表現”はここでも力を発揮するということですね。組み上がって発光させると感動すると思います。
装備類の組み立て。シールドとガトリングがかなりのボリューム
MGEXユニコーンの装備はビーム・マグナム、バズーカ、シールド3基、ガトリング6基、ビーム・サーベル2本となっています。ランナーを見るとその物量に正直しんどそうな雰囲気があります。とくにシールドとガトリングが枚数も多く、そう感じさせるのかもしれません。でも、不思議なものでどれか1つ作るとあとは同じ作業を繰り返すだけできちゃいます。
これまでガンプラが培ってきた設計によって間違うこともほぼありませんのでここは心を落ち着けてゆっくり作っていけばいつの間にか終わっています。ハンドパーツは非可動のものが左右2種類付属します。装備を持たせるときに可動指だとポロリが発生しやすくなりますからこれはうれしい配慮ですね。
MSケージはその大きさにも驚く! 完成までもう少し
このMSケージは過去発売されていた「MG 1/100 ユニコーンガンダム HDカラー+MS CAGE」(2010年3月発売)に付属していたものと同じものですのでここも少々残念ポイントではあります。MGEXユニコーンがさらに高価にならずに済んだかもしれない……と自分を納得させることにしてささっと組み上げてしまいましょう。MGEXユニコーン本体には一切ポリキャップを使いませんでしたが、このMSケージにはアーム部に使います。ここにも時代の流れを感じてしまいましたがいかがでしょう。
左右合わせて10本ものアームを組み立てます。構造は単純ですが数が多いのでどれとどれを組み合わせるのかを組立説明書をよく見ながら注意して組み立てていきます。組み上がっても10本ありますので背面ベースに取り付ける際は場所を間違えないようにします。MSケージ自体はユニコーンモード専用ともいえるほどにユニコーンガンダムぴったりに設計されています。実際メンテナンス性はどうなんだろう?と思いながら劇中を再現できることを思いつつ組み上げます。