レビュー
「Figure-rise Standard 仮面ライダーアギト グランドフォーム」レビュー
2021年7月19日 00:00
アギト、完成!素組で劇中イメージを再現
すべてのパーツを組み合わて、「仮面ライダーアギト」が完成。筆者が組み立てにかかった時間はおおよそ3時間ほど。ガンプラなどのロボットものプラモに比べると格段に短い時間で組み立てられ、高い完成度となっている。
金色の部分が映え、全身の黒とのコントラストが美しい配色は、成形色ながら劇中のイメージを忠実に再現。がっしりした胴体や力強い足など、全身のプロポーションも綺麗に整っている。そして、緻密なディテールまで再現した頭部など非常に満足度の高いプラモデルとなっている。
可動を確認。ダイナミックに可動し、様々なポーズに対応
完成した「仮面ライダーアギト」の可動を確認する。組み立ての段階からもどこが可動するかに触れてきたが、完成したものを動かしてみると一つ一つの可動からは想像できなかった動きの流れがわかりやすくなった。
アクションを遊びつくす!あのライダーとも並べてみた。
「Figure-rise Standard 仮面ライダーアギト グランドフォーム」にポーズをつける。劇中のキレのある動きの再現はもちろん、「ライダーキック」も専用台座で迫力あるディスプレイが可能となっている。
そして、「Figure-rise Standard 仮面ライダークウガ マイティフォーム」とも並べてみた。「仮面ライダーアギト」の劇中では「未確認生命体4号」という呼称など、「仮面ライダークウガ」とつながりを感じさせる設定がある。
映像作品での共演はなく、筆者は「もし、クウガとアギトが並んだら」という妄想を形にできるのが嬉しかった。
組み立てからアクションまで見てきた「Figure-rise Standard 仮面ライダーアギト グランドフォーム」は、素組だけでも劇中に近い造形が再現され、非常に満足な出来栄えだった。
リーズナブルな値段で手に取りやすく、組み立ても簡単なのでプラモデルに触れたことがない人でも楽しめる商品となっている。劇中のアクション再現や思いついたポーズに応えてくれる可動域はメカものとは異なる動きの流れが滑らかに感じられ、「仮面ライダー」のアクションを感じることができた。
©石森プロ・東映