レビュー
ガンプラ「HGUC 1/144 ナイチンゲール」レビュー
2021年8月13日 00:00
装備を組み立てる。高出力の機体ならではのビーム兵装が盛りだくさん!
ナイチンゲールのファンネルや本体の固定装備以外の装備は大型メガ・ビーム・ライフル、4本のビーム・サーベル、シールドとシールド裏のミサイル、ビーム・トマホークとなっていて機体サイズから想像できる高出力を活かせるビーム主体の装備となっています。
最後にシール貼り付けを行います。通常のシールより薄いテトロンシールがうれしい配慮です。ただサイズも大きくネオジオンマークなど枝葉や細い部分が難しいですし、静電気の影響を受けやすい部材ですから慎重に張り込んでいきましょう。
完成!「HGUC 1/144 ナイチンゲール」
では完成したキットを見ていきましょう。スタンダードなモビルスーツと形状が異なり、まさに“異形”ともいえるスタイリングを現代風にリアレンジ・リバランスしていることがよくわかります。面構成も複雑な3次曲面を見事に成形していてさらに組み立てでもピッタリカッチリ合ってさすがのガンプラ・クオリティです。
「HGUC 1/144 ナイチンゲール」のレビューを終えて
まさにガンプラ・クオリティ!といった感触が一番大きかったと思います。当初は大きくてパーツも多くて大変なんじゃないか?という想像と大きいから間延びしてて大味かも?というマイナスなイメージが無きにしも非ずでした。ですが、組んでみると確かに大きいだけで少ないパーツ数だったのでとても簡単に組みあがってしまいました。
“ガンプラ”的文法でいけばディテールを細かくわけて組み付けていくやり方もあるでしょうが、こういう大型の機体の場合それだけ重量が増えますし、剛性・強度も下がる可能性があります。単調な作業になれば組み立てに飽きることもあるでしょうから今回の仕様はとてもいい判断ではないかと思いました。
わかってはいたのですが、完成してみると改めてその巨体に驚きました。「シャアの(もう一つの)最後の乗機」であることや「ガンプラ」としてこういう商品も作られるようになったか……という二つの感情が湧き上がってきたのがとても新鮮でもありました。できあがったナイチンゲールをいろんな角度から見てみると複雑な3次曲面で構成されたスタイリングは飽きることなく観察することができます。ポージングもまったくできない、というわけではありませんので置き方だけ注意すれば大胆なポージングもさせられそうです。
さて、今回は「HGUC 1/144 ナイチンゲール」のレビューをお届けいたしましたが、この9月には待望の「RG 1/144 Hi-νガンダム」発売が控えています。ナイチンゲールのライバル機となるこちらもレビューさせていただく予定となっていますのでそちらもお楽しみにお待ちいただければと思います。
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