レビュー
「プライオボット 天元突破グレンラガン 超銀河グレンラガン」レビュー
2021年9月13日 10:25
天上天下一騎当千の超銀河グレンラガンのアクションを見よ
完成した「超銀河グレンラガン」を見ていこう。ダイナミックなボリューム感から繰り出される重厚感ある動きが楽しめる。
ガンメン特有の顔が放つ威圧感あるデザインに、「グレンラガン」ならではのサングラスの存在感が混ざった造形は劇中の迫力が感じられる。
以上、「プライオボット 天元突破グレンラガン 超銀河グレンラガン」の組み立てレビューをお送りした。大型のプラモデルと聞くと「組み立てが大変」という印象を抱きがちだが、本商品はそんな先入観を見事に突き破ってくれた。パーツの構成は最小限に抑えられ、成形色の多さで塗装なしで組み立てた時の再現度の高さは千値練だからこそできた構成だろう。
一方でシール貼りに慣れていない筆者にとって、シール貼り作業は組み立てとは打って変わって気持ちにブレーキをかけられた感じがした。組み立てがサクサク進められただけに、急に小さい部分の連続と繊細な作業のギャップに困惑した。しかし、それを乗り越えるだけの情報量の密度と造形のメリハリが完成品には詰まっていた。
劇中でも終盤で登場し、筆者が経験したことのない型破りなスケールと破壊力を見せつけた「超銀河グレンラガン」をプロポーションからアクションまで再現された商品をぜひ気になった方に手に取ってほしい。
© 中島かずき・今石洋之・プロジェクト「グレンラガン」