レビュー

「S.H.Figuarts(真骨彫製法)ウルトラマンダイナ フラッシュタイプ」レビュー

宇宙での戦い。そして、映画でのティガとの共闘を再現

 「ウルトラマンダイナ」はネオフロンティア時代ということもあり、やはり宇宙での活躍も印象的だ。

 今回は箱庭技研の「ジオラマシートEX-HG F011 宇宙セットA」を使用して宇宙空間でのウルトラマンダイナを表現してみた。

【宇宙での活躍をイメージ】
敵を追跡!
両腕を広げてフラッシュサイクラーを放つ
ソルジェント光線で敵を倒す
サムズアップの心強さと安心感

 そして、やはり「S.H.Figuarts(真骨彫製法)ウルトラマンダイナ フラッシュタイプ」と合わせるなら、「S.H.Figuarts(真骨彫製法)ウルトラマンティガ マルチタイプ」と並べて撮影したい。映画「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち」のラストバトルとなるクイーンモネラとの戦いで、実現したティガとダイナが肩を並べる。

 ウルトラマンティガの登場からウルトラマンダイナの復活と2つの作品が繋がっている感慨深さがフィギュアで再現できるのを心待ちにした人もいるのではないだろうか。今回はジオラマとソフビ人形のクイーンモネラを加えて劇中をイメージして配置してみた。

 ソフビ人形がフィギュアとほぼ同じサイズで、映画のような大きさの対比表現が難しいが、敵がいることで臨場感あるディスプレイが楽しめる。

【映画の活躍をイメージ】
ティガの登場、ダイナの復活からクイーンモネラとの戦いへ
厄介なクイーンモネラの触手を破壊する
空中からのティガとダイナの攻撃
ダイナの強化ソルジェント光線、ティガのゼペリオン光線の体勢に入る
ティガとダイナの合体技TDスペシャル!
二つの光線がクイーンモネラを倒す
戦いが終わって、夕暮れの街にティガとダイナが降り立つ
かつての世界を救ったティガとの対面
そして、ティガの光がダイナへと受け継がれていく

 「S.H.Figuarts(真骨彫製法)ウルトラマンダイナ フラッシュタイプ」を触ってみて、申し分ない可動と彩色表現に満足のいく立体化だった。初めに見た時こそ肩の広さと顔の大きさに違和感を覚えたが、ポーズを取らせるとアクションのメリハリや豪快なダイナらしい雰囲気が伝わってくるバランスだと感じた。

 軟質素材も可動の制限を緩和し、ソルジェント光線やタイプチェンジの際の腕のクロスをしやすくしてくれる。難点としては「魂STAGE ACT HUMANOID」を使用した際などの接触した箇所が擦れて塗装が落ちやすくなっている点だろう。また、素材も違うため経年劣化した時が不安になる。

 しかし、「ウルトラマンダイナ」を見ていた筆者としては「S.H.Figuarts(真骨彫製法)ウルトラマンティガ マルチタイプ」と並べた際は子どものころにソフビ人形で遊んでいたころを思い出し、感無量の造形と立体化であった。

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