レビュー

ガンプラ「HG ガンダムベース限定 TOLRO-800 -トロハチ-」レビュー

完成!「HG ガンダムベース限定 TOLRO-800 -トロハチ-」

 ここまで「HG ガンダムベース限定 TOLRO-800 -トロハチ-」の組み立てははいかがだったでしょうか。当初感じた通りとても簡単に組み上がりました。各部もガンプラクオリティでかっちり組み合わさりグラグラすることもありません。

 コクピットキャノピーも開くなど楽しいギミックも満載で満足度も非常に高いキットだと感じられました。残念なのはバナージ&オードリー、もしくは作業員パイロットのフィギュアが欲しかったくらいですね。

【ギャラリー】
まさに“作業機械”を思わせる効率のよさそうなサイズ感
背中の大きな推進器が目を引きます
ツメのようなマニピュレーターも作業機械感たっぷりです
前腕の先端がロール回転すれば完璧だったと思います!
各部スミ入れすると際立ってさらにかっこよくなると思います
推進器はメタリック+ウェザリングだと雰囲気よくなりそうですね
両脚を大きく振り出すことができます。「ガンダムUC」での着陸(墜落)の再現もできます!
前屈と考えれば股間にあるノズルを後ろに向けることもできます
腕部はボディ周囲のレールを伝って前方へ回すことができます
ライト兼ミラーがスケール感を感じさせます
コントロールスティックがあるコクピット
コクピット内部まで細かな造型で再現されています

 今回3体のトロハチを組み上げました。この3体と「ビルダーズパーツ システムベース 001(ガンメタル)」の一部パーツ、メガハウスから発売中の「RealisticModelSeries 機動戦士ガンダム 1/144HGUC用ホワイトベースカタパルトデッキRenewal edition」を用いてジオラマ再現を行なってみました。

今回3機のトロハチが用意できましたので簡単な情景を考えてみました
整備中のトロハチ
順番に整備を受けるトロハチ
“これお借りします!”……“貸せるかよ!”なんて聞こえてきそうです
腕を前方へもっていきクロスさせると体積が小さくなるのでこれが“駐機状態”としてよさそう
トロハチ、現場へ急行!
よーし、慎重に確実に素早く運ぶんだっ!

「HG ガンダムベース限定 TOLRO-800 -トロハチ-」のレビューを終えて

 まさに“可能性を広げた”といってもいいトロハチのリリース!「Zガンダム」をリアルタイムで見ていた世代からすると“やっとこの時が来た!”という感想になりました。「Zガンダム」、「ガンダムZZ」、「逆襲のシャア」といった作品では結構重要どころの脇役としてプチ・モビ等が活躍していたので今後の展開が気になるところです。

 今はまだ購入個数制限があると思われますが今回の作例のように複数あると楽しさが比例していきますね。数が揃えば作業現場やメンテナンス風景のジオラマを作れるでしょうし、派手なカラーリングでトロハチ・ワンメイクレースなんかもイメージして作りこめると思います。そうなるとやはりフィギュアも欲しくなっちゃいますね!

たくさん揃えると楽しさが広がる!

 特に「ガンダムZZ」でジュドー達ジャンク屋が使っていたトロハチの前身となるほぼ同じデザインのプチ・モビや逆襲のシャアでブライト達ロンドベル隊が使用したメッドやズックなどたくさんの見せ場が思い返されますね。ともかく今回のトロハチのリリースで今後の展開に可能性を感じながら今回のレビューは終了となります!