レビュー
「MODEROID オーガス」レビュー
2024年1月29日 00:00
飛行形態のフライヤー形態と対応力抜群のガウォーク形態
フライヤー形態
次は戦闘機形態といえるフライヤー形態を紹介していく。
変形工程はオーガロイド形態からとなる。フライヤー形態は「モラーバ」に近いシルエットとなり、機首が埋まっているような独特な飛行形態となっている。
本形態では両手首を変形用手首やプロポーション優先パーツを使用することでより劇中デザインに近いものにすることができる。
ここからプロポーション優先のパーツをコックピット部分に覆いかぶせることで、劇中に近いデザインとなる。
プロポーション優先パーツを付けることでコックピット部分が一回り大きくなり、見栄えもぐっと上がる。そして、主翼部分にミサイルを搭載すればボリュームのあるフライヤー形態にすることができる。
ガウォーク形態
最後にオーガスのガウォーク形態を紹介していく。
こちらはフライヤー形態の手首パーツの収納までは同じ工程で、その先からは変形手順が異なる。オーガスのガウォーク形態では、腕部を機首の下に配置し、脚部を展開した状態となる。
脚部に備えたミサイルハッチを開放し、発射するなどのアクションからオーガロイド、フライヤー形態への変形。方向転換など咄嗟のアクションが光る形態となっている。
プロポーション優先パーツはフライヤー形態同様にコックピット部分に加え、コックポット部分の左右に装着するパーツがある。
こちらは脚部の根元を展開し、装着するものとなっている。
ガウォーク形態では「ブロンコII」を彷彿とさせる形態となっており、展開した脚部に上部の主翼と独創的なデザインが再現されている。
以上、プラモデル「MODEROID オーガス」のレビューをお送りした。
オーガスの劇中設定である‟異なる文明の技術が合わさってできた機体”という独創的なデザイン再現に加え、プロポーションも各形態ともに見ごたえのある出来栄えとなっている。
特にオーガロイド形態はメリハリのあるボディラインを再現しつつ、しっかりとアクションを取ることができ、空中戦のアクロバティックなポーズが非常にカッコよく決まる。もちろん、各形態への変形ができることも感動的だ。
また、プロポーション優先パーツも取り付けが簡単で、フライヤー形態、ガウォーク形態の見栄えをより引き立ててくれる。
プラモデルで4つの形態への変形という期待感に応え、さらにポージングも楽しめる。モールドもしっかり作り込まれているので、スミ入れでさらに見ごたえあるものになるだろう。
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