レビュー

「超合金 RZ-041 ライガーゼロ専用チェンジングアーマーセット」レビュー

7つのブレードを駆使して戦う「ライガーゼロ シュナイダー」

 次は格闘戦特化の「ライガーゼロ シュナイダー」を紹介していく。

 頭部と背部で合計7つのブレードを装備した近接戦闘を得意としたアーマー。同じくレーザーブレードによる近接格闘を得意とする「ブレードライガー」の雰囲気を感じさせ、アニメでは「赤いブレードライガー」とのバトルで「新旧主役機の戦い」のようなシチュエーションもあった。

 こちらも「ライガーゼロ イエーガー」同様に素体の「ライガーゼロ」にアーマーを付けていく。

【シュナイダーユニット装着】
顎下のアーマーを装着
前脚のアーマー装着。「シュナイダーユニット」ではつま先側面部にもアーマーを装着
後ろ脚のアーマー装着
腹部アーマーとショックカノンを装着
尻尾のアーマーを装着
臀部には「超合金 RZ-041ライガーゼロ」のリアブースターを装着
背部は大振りのレーザーブレードを備えたスラスターを装着
5つのラッシングレーザーブレードがあるため頭部の頬、天頂部アーマーは最後に装着

 アーマーの装着が完了した「ライガーゼロ シュナイダー」は独特のシルエットで、オレンジのカラーリングもより好戦的な雰囲気を放っている。

 まず目に飛び込んでくるのはやはり頭部だろう。左右に伸びたラッシングレーザーブレードはたてがみのように雄々しく存在感を放つ。アーマーも流麗なラインを持ちつつ、甲冑のような印象を受ける。

 各レーザーブレードは畳んだ状態でも印象的だが、展開すればさらにその迫力に度肝を抜かれる。備えたレーザーブレードで四方八方に刃を向け、立ち回るような派手な姿はもちろん、前面に刃を集中させ一振りの刃とするような一点突破の勇猛さが表現されている。

 また、頭部アーマーのEシールドジェネレーターも発動時の伸縮ギミックが備わっている。

頭部のラッシングレーザーブレードを前面に展開した「ファイブレードストーム」も再現できる
頭部のEシールドジェネレーターは伸縮ギミックを搭載
尻尾のマルチセンサー兼スカウターポッドのウイングも展開可能
背中のレーザーブレードは基部にダイキャストが使用され、安定した展開ができる
前面にブレードを向けるなどフレキシブルに可動
ブレードの彩色もメタリックカラーで内側はメタリックブルーから刃へのグラデーションで高級感ある仕上がり。スラスターのノズル内側もメタリック塗装が施されている

 「ライガーゼロ シュナイダー」はライガーゼロが持つ機敏さや運動性能をフルに発揮するようなアクションがポーズが映える。レーザーブレードによる近接戦闘の荒々しさが超合金の重厚感ある質感と可動によって再現できる。

 そして、7つのレーザーブレードよる攻撃「セブンソードアタック」の相手を切り裂くような威圧感が楽しめる。

換装を終えて発進。「ゴー、シュナイダー!」
臨戦態勢でのゾイドならではの野性的な迫力
レーザーブレードを展開
向かってくる相手をすり抜けざまに切り裂く
一点集中の「セブンソードアタック」