レビュー
「トミカプレミアム unlimited 爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆 マグナムセイバー/ソニックセイバー」先行レビュー
烈と豪のマシンがトミカになって登場
2024年3月9日 00:00
- 【トミカプレミアム unlimited 爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆 マグナムセイバー】
- 【トミカプレミアム unlimited 爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆 ソニックセイバー】
- 開発・発売元:タカラトミー
- 3月16日 発売
- 価格:各1,430円
- サイズ:約70mm
タカラトミーのミニカー「トミカ」とタミヤのレーシングホビー「ミニ四駆」とのコラボレーション商品第2弾「トミカプレミアム unlimited 爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆 マグナムセイバー/ソニックセイバー」が3月16日に発売する。
「マグナムセイバー」、「ソニックセイバー」はマンガ、アニメ化もされた作品「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の主人公である星馬烈と星馬豪の兄弟が使用したマシンだ。
そして、「トミカプレミアム unlimited」にて第1弾「アバンテJr.」と「アバンテJr. ブラックスペシャル」に続く「トミカ×ミニ四駆」第2弾としてトミカとなって登場する。
今回は一足先に「トミカプレミアム unlimited 爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆 マグナムセイバー/ソニックセイバー」の魅力を紹介していく。
ミニ四駆レーサーたちの熱きレースが展開された「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」
商品に入る前に「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」について説明したい。
「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」は1994年に月刊コロコロコミックにて、こしたてつひろ氏によるマンガが連載を開始。その後、アニメ化もされ「ダッシュ!四駆郎」に続き、第2次ミニ四駆ブームをけん引してきた。
本作の主人公は、星馬烈と星馬豪の兄弟。彼らが使用するマシンはミニ四駆研究の第一人者である土屋博士から新型マシンである「セイバー」を託される。烈と豪はそれぞれ自分に合ったマシンセッティングを施し、烈のコーナリング重視の「ソニックセイバー」、豪のストレートでのスピード重視の「マグナムセイバー」を完成させる。
最大の特徴はフルカウルが施された「フルカウルミニ四駆」デザイン。初代ミニ四駆である「アバンテJr.」や「ダッシュ! 四駆郎」の「ダッシュ1号・皇帝(エンペラー)」のオフロードタイプのマシンデザインからオンロードのレースマシンを感じさせるデザインとなっている。
ラジコンカーとは異なり、キットを組み立て電池を入れてスイッチを入れることで走り出す簡単な仕組みながら、ウイングの角度、ローラーの配置、タイヤの大きさ、車重、ギア比やモーターの種類とセッティングの奥深さがミニ四駆の魅力の一つとなっている。
マンガ、アニメのライバルたちとの熱いレースはもちろん、実際のミニ四駆コースを駆け抜けるカッコ良さと「ミニ四駆」の新時代の基盤を築いたマシンといえる。
今回、ミニカーである「トミカ」でどのような表現がされているか非常に気になるところだ。
かっ飛びマシン「マグナムセイバー」がトミカで登場
最初は「トミカプレミアム unlimited 爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆 マグナムセイバー」を紹介していく。
と、その前にパッケージを見ていこう。本商品のパッケージは通常の「トミカ」のパッケージより大きめのものとなっている。また、横の蓋を開けるのではなく上蓋を外す仕組みとなっており、「ミニ四駆」のキットを彷彿とさせるものとなっている。
表紙デザインも「マグナムセイバー」、「ソニックセイバー」が大々的に飾り、パッケージからワクワク感が溜まらない仕様となっている。
いよいよトミカとなった「マグナムセイバー」を見ていこう。
フルカウルデザインの車体が手のひらに収まるサイズで再現されている。「トミカ」の手に乗せた時の重量感もミニカーらしさが詰まっている。
「マグナムセイバー」を象徴する青のカラーリングや炎ような模様も再現されている。ウイングにも「MAGNUM Saber」のロゴが施されている。
また、ストレートで最高速度を出す「マグナムセイバー」の高速セッティングに合わせ、ウイングは小さめで寝かせたデザインが再現されている。
コーナー重視のテクニカルマシン「ソニックセイバー」がトミカで登場
続いて「トミカプレミアム unlimited 爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆 ソニックセイバー」を見ていこう。
こちらもフルカウルデザインが再現され、車高は低く横幅のある車体となっている。烈の「ソニックセイバー」を象徴する赤いカラーリングや整然とした模様も再現されている。
ウイングには「SONIC Saber」のロゴがプリントされている。「ソニックセイバー」はコーナリング重視のマシンとなっているため、リアのトラクションを稼ぐため大きめのウイングを起こした配置が再現されている。
白熱のレースをトミカで再現
「ミニ四駆」と言ったらやはり白熱のレースを楽しみたい。
今回はプラ板で簡易的なコースを再現、ストレートでの競り合い、コーナーなどを駆け抜ける「マグナムセイバー」、「ソニックセイバー」を表現してみた。
以上、「トミカプレミアム unlimited 爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆 マグナムセイバー/ソニックセイバー」を一足先に遊んでみた。
元となった「ミニ四駆」と比べても非常に高い再現度となっており、各マシンのデザイン再現はもちろんパッケージから「ミニ四駆」リスペクトが感じられる。
また、2台並べた時の各マシンのセッティングがわかりやすく、「トミカ」でも爆走する姿が目に浮かぶ。実車とは異なる「ミニ四駆」の魅力が詰め込まれた「トミカ」をぜひ手に取って遊んでほしい。
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(C)こしたてつひろ/小学館・ShoPro