レビュー
「HG 1/144 インフィニットジャスティスガンダム弐式」レビュー
2024年6月28日 00:00
銀色の関節が美しい。細かな色分けを的確に再現
では実際に「インフィニットジャスティスガンダム弐式」を組み立ててみよう。『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』本編での本機そのものの活躍は少なかったが、パーツ構造には完成後のアクションポーズをカッコよく決めるギミックが多く搭載されている。
胴体は「SEEDアクションシステム」を組み込むため、前後傾と脇腹を締めるロール軸などが追加される。肩関節にも前へ引き出すための軸が仕込まれており、かなり幅広い可動域を持つ。
手足は左右一気に組み立てられる。見えない部分まで関節が銀色になっていて、完成すると節々が鮮やかに輝くので見ていて面白い。
本キットの最大の魅力は下半身にありそうだ。腰サイドの装甲が脚を蹴り上げる動作のために避けられるようになっているし、股関節は脚を開くのに合わせて大きく展開できる。また膝には屈伸用の関節だけでなくロール軸も仕込まれ、仁王立ちをしたときにすね部分を内側に倒すことでより力の入ったポージングが可能となる。
完成した「インフィニットジャスティスガンダム弐式」本体だけでも、可動域の広さからいろいろとアクションポーズをつけて楽しめる。魅力の1つといえそうな蹴りポーズももちろん可能で、股関節を大きく開いてサイドスカートを背中側に避ければ装甲の干渉なくポージングできる。次項でバックパックを取り付け、アクションポーズを考える。
(C)創通・サンライズ