レビュー

「HG 1/144 インフィニットジャスティスガンダム弐式」レビュー

翼となり武器となるバックパック

 ではバックパックと武器を組み立てよう。バックパックは4つの翼それぞれにビームエフェクトを取り付けられ、「インフィニットジャスティスガンダム弐式」本体と接続するだけでなく単体でもディスプレイできる。

翼上部の組み立て
翼下部の組み立て
上下の翼を組み合わせる
基部のパーツで挟み込む
胴体にスラスターパーツと翼を組み込む
機首部分の組み立て
胴体~機首を組み合わせる
砲身を組み立てる
単体でもディスプレイできる。本体に組み付けるときは機首部分を2軸で畳む

 武器類は簡単に組み立てられる。ビームブーメランはシールドに取り付けられ、後でエフェクトパーツを付けて遊べる。

ビームライフルの組み立て
ビームブーメランの組み立て
シールドの組み立て。シールドにはクローやビームシールド用基部パーツがあり、隠し道具が詰まっている
武器とエフェクトパーツ類

斬撃こそ正義! 全身が武器のアクションポーズはどう作る

 完成した「インフィニットジャスティスガンダム弐式」は非常にカッコいい。大事なのはここからどうアクションポーズを考えるかだ。翼や脚、頭にも武器が仕込まれているため、激しく動く姿が似合いそうだ。

前面
背面
左側面
右側面

 実際に動かすと、腰や膝、足首といった下半身に可動ポイントが多く、足を使ったアクションに適していることが分かる。胴回りがすっきりしているので、「SEEDアクションシステム」を活用して胴を大きく屈めて力の入ったポーズを作るのも楽しい。

オーソドックスにビームライフルを構えた姿
頭部のビーム刃を展開し、ビームブーメランで追撃するような姿
脚を大きく開いた姿がカッコいいかもしれない
蹴りからビームサーベルによる2撃目を浴びせる風で
ビームシールドの展開
クローパーツはリード線を使うことで飛翔形態を作れる
6月8日の配信開始時に見直したら、ビームブーメランをシールドに付けたまま刃を展開していた
やはり蹴りが印象的だと思う

 全体的にアクションポーズを意識したパーツが多く、ただ「SEEDアクションシステム」を組み込んだだけではない構成が非常に楽しかった。『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のガンプラの中でも、かなり遊びやすいキットだと感じる。サイドスカートや膝関節のロール軸など、「ここが動くのか!」と驚かされるポイントがあるのも面白いところだ。5月に発売した「マイティーストライクフリーダムガンダム」と合わせたりして、カッコいいシーンを作り出すのもいいだろう。