レビュー

「MG 1/100 シナンジュ・スタイン Ver.Ka」レビュー

ナラティブVer.

エングレービングもパーツ分割によって再現された胴体部パーツ

 制作順は説明書に倣い、胴体から始めます。胴体部パーツは42パーツにて構成されています。コックピットブロックはクリアパーツにて成型されており、胸部エングレービングもパーツ分割による色分けとなっています。

胴体部を構成するパーツ。コックピットブロックはクリアパーツにて成型されています。
コックピットのアップ。完成後はほとんど見えなくなってしまう箇所もしっかりと造形されています。
胸部エングレービングのアップ。本キットではエングレービングが全てパーツ分割による色分けとなっています。
組み立てが完了した胴体部パーツ。コックピットハッチは展開ギミックがあります。

シナンジュの面影がありつつ、ガンダムタイプのデュアルアイを採用した頭部パーツ

 頭部パーツは全11パーツにて構成されており、シナンジュの面影がありつつ、ガンダムタイプのデュアルアイを採用した形状となっています。デュアルアイ部分はシールによる色分けとなっており、60mmバルカン砲部分は別パーツとなっています。

頭部を構成するパーツ。全11パーツにて構成されています。
デュアルアイ部分はシールによる色分けとなっています。
組み立てが完了した頭部パーツ。側頭部にマーキングが入ります。

肘関節にシリンダー連動ギミックを持つ腕部パーツ

 腕部パーツ及び肩部アーマーは全42パーツにて構成されており、肘関節部にはシリンダー連動ギミックが搭載されています。なお、袖部分のエングレービングは胴体部と同様にパーツ分割による色分けとなっています。また、ハンドパーツはエモーションマニピュレーターSPが採用されており、各指関節が自由に可動します。

肩部アーマー及び腕部を構成するパーツ。全42パーツにて構成されています。
肘関節フレームの可動。シリンダー連動ギミックが搭載されています。
ハンドパーツのアップ。エモーションマニピュレーターSPの採用により、各指が自由に可動します。
組み立てが完了した肩部アーマー及び腕部。袖部のエングレービングはパーツ分割による色分けです。
デカール貼り付けが完了した両肩及び腕部。パーツ形状は左右対称ですが、デカールは左右で異なる形状となっています。

脚部ジョイント位置の可動で大きなポージングも可能となった腰部パーツ。

 腰部パーツは股関節にスイング機構が搭載されており、ポージングによって脚部の取り付け位置を変更することが可能です。なお、パーツ数は26パーツにて構成されており、各部スカートアーマーはボールジョイントにて接続されます。

組み立て前の腰部パーツ。全26パーツにて構成されています。
可動する股関節パーツ。ポージングによって脚部の接続位置を変更することが可能です。
組み立てが完了した腰部パーツ。各部スカートアーマーはボールジョイントにて接続されます。

腕部同様に連動ギミックが搭載された脚部パーツ。

 足部は全18パーツにて構成されており、下部関節を可動させることでつま先を大きく可動させることが可能です。また、足部は左右で共通の形状となっています。

組み立て前の足部。全18パーツにて構成されています。
足部の内部フレーム。つま先部分を大きく可動させることが可能です。
組み立てが完了した足部。左右共通の形状となっています。

 脚部は膝関節部に連動ギミックが搭載されており、膝関節の可動に合わせて外装が可動するギミックが搭載されています。また、脚部スラスターのノズル部分はシールによる色分けとなっています。

組み立て前の脚部。全40パーツにて構成されています。
脚部の内部フレーム。膝関節の動きに連動して外装がスライドするギミックが搭載されています。
組み立てが完了した脚部スラスター。ノズル部のレッドはシールによる色分けです。
組み立てが完了した脚部。左右対称の形状となります。
脚部の水転写デカールは機体番号のマーキング有無が左右で異なります。

 サイドアーマーは全4パーツにて構成されており、左右共通形状となっています。腰部との接続は腰部と脚部の接続後に取り付けます。

組み立て前のサイドアーマー。全4パーツにて構成されています。
組み立てが完了したサイドアーマー。同一形状のものをもう1セット制作します。

各部がボールジョイントで自由に可動するバックパック

 バックパックは全48パーツで構成されており、シナンジュと同様に、筒状の大型プロペラントタンクが特徴的です。各部パーツの接続はボールジョイントによる接続となっており、自由なポージングが可能となっています。また、各部バーニアノズルは内部の色分けをパーツ分割によって再現しています。

組み立て前のバックパック。全48パーツにて構成されています。
バックパックの各部バーニアノズルは内部の色分けをパーツ分割によって再現しています。
組み立てが完了したバックパック。各部パーツの接続はボールジョイントによる接続となっており、自由なポージングが可能となっています。