レビュー

「30MM ACVI スティールヘイズ」レビュー

両腕・両肩の武装を組み立てる

バーストハンドガン「MA-E-211 SAMPU」

 本キットの右腕部武装にはバーストハンドガンが付属しています。全3パーツにて構成されており、可動ギミック等は特にありません。

組み立て前のバーストハンドガン。全3パーツにて構成されています。
組み立てが完了したバーストハンドガン。右手だけでなく左手でも保持可能です。

レーザースライサー「Vvc-774LS」

 左腕部武装には展開式のレーザースライサーが装備可能となっています。レーザースライサーは収納状態と展開状態が選択式で再現可能となっており差し替えによって変更可能です。

収納状態でのレーザースライサーを構成するパーツ。全4パーツにて構成されており基部は展開状態と共通になっています。
組み立てが完了した収納状態のレーザースライサー。左腕に取り付けるほか、左肩の武器ラックに搭載可能です。
展開時レーザースライサーを構成するパーツ。全8パーツにて構成されています。
組み立て後の展開時レーザースライサー。刀身部分はクリアパーツにて再現されています。

肩部武装パーツ「Vvc-703PM」「MA-J-200 RANSETSU-RF」

 本キットの肩部武装パーツは右肩にプラズマミサイル、左肩に武器ラックを介してバーストライフルが装備可能となっています。プラズマミサイルは可動軸により角度が変更でき、武器ラックはバーストライフルだけでなくバーストハンドガンなどの手持ち武器もマウント可能な形状となっています。

組み立て前の右肩用プラズマミサイルランチャー。全7パーツにて構成されています。
組み立てが完了したプラズマミサイルランチャー。説明書に記載はありませんが接続軸を反転させることで他のキットで左肩に装備可能になります。
組み立て前の武器ラック。全4パーツにて構成されています。
組み立てが完了した武器ラック。左肩にのみ取り付け可能です。
組み立て前のバーストライフル。全5パーツにて構成されています。
組み立てが完了したバーストライフル。武器ラックだけでなく手に持たせることも可能です。

 これにて本キットを構成するパーツは全て完成です。武装を搭載してキットを完成させましょう。

各種武装を取り付ける前のキット。右手武装はハンドパーツにて保持させ、その他のパーツは軸接続となります。

ゲーム同様にパーツを組み換えるアセンブルに対応したアーマード・コアキット

 それでは完成したキットを見ていきましょう。まずは前後左右から見ていきます。

素立ち状態のスティールヘイズ。これまでの30MMキットと異なるプロポーションとなっています。

 本キットの可動はこれまでの30MMキットと比較して大きくはありませんが、武器を構えるといったポージングは問題なく行なうことが可能です。

バーストハンドガンを構えてみました。大きな可動はできませんが武器を構える等のポージングは問題なく可能です。
ハンドパーツによりしっかりと保持でき、ぐらつきもありません。
脚部のアップ。一見不安定に見えますがバランスには特に問題がありません。

 左腕部のレーザースライサーは差し替え式で展開状態を再現することが可能となっており、展開時のサイズは迫力があります。

展開前と展開後のレーザースライサー。展開時は迫力あるサイズとなります。

 本キットは腰部パーツ下面にアクションベース接続孔があるのでアクションベースを用いた展示も可能です

アクションベースを用いたポージング。アクションベースを用いることで躍動感のあるポージングも可能です。
アクションベースへの接続は腰部下面のジョイント孔を使用します。

 肩部武装は角度を変えることで発射状態をポージング可能です。また、左肩武器ラックは武器を差し替えることも可能です。

ミサイル発射時をイメージしたポージング。プラズマミサイルは角度の変更が可能です。
左肩の武器ラックは武器の差し替えが可能です。

 また、アーマード・コアの特徴としてアセンブルと呼ばれる自分流のオリジナルカスタマイズがあります。今回は同日発売となる「30MM オプションパーツセット ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON WEAPON SET 01」を使用して武装の変更をしてみました。

オプションパーツを用いて腕部と右肩の武装を組み換えたスティールヘイズ。印象がガラッと変わります。

 いかがでしょうか。今回のアーマード・コアキットは、30MMならではの組みやすさとカスタマイズ性を備えたキットとなっていました。今後発売のキットを集めていくことで更なるアセンブルを楽しむことができると思います。ゲーム中で使用している愛機のパーツをコレクションし、自分だけの機体を組み立ててみてはいかがでしょうか。