レビュー
ガンプラ「RG 1/144 MSM-07S シャア専用ズゴック」レビュー
2024年10月2日 00:00
脚部から組み立てスタート!水陸両用機の特殊な関節構造が楽しい
それでは脚部を組んでいきましょう。既に右脚は組んでありますので記事は左脚の組み立てとなります。アドヴァンスドMSジョイントによって一般的なモビルスーツの股関節・膝関節・足首関節という構造ではなく、多関節的な可動軸を持った構造が水陸両用機としてのズゴックの特殊さをガンプラに見出すことができます。
大腿部にあたる部分のいわゆる蛇腹の部分はその多関節のフレームに前後から丸みを帯びた装甲を組み付けていくことになります。ソール裏には金属表現の成形色によるスクリューが装備されています。これまでのズゴックのガンプラではあっさりとした処理だった部分ですのでこれは説得力があって楽しい部分です。
ボディ全体を組み立てる
ボディ上部(胴体)・下部(腰部)とバックパックを組んでいきましょう。カラーごとのパーツ分けと機能部位で分けられたメカパーツ群でRGならではの細かなディテールを楽しめるボディとなっています。それぞれのカラーパーツもなるべく大きなパーツとして設計してあり、細かな組み付けを行うストレスもなく組みあがることと思います。
続けてボディ(下部・腰部)を組んでいきましょう。先ほど組んだ胴体部にこの腰部との接続部がありますのでそこへ腰部のパーツを組み付けていく形になります。RG版のズゴックはこれまでのキットにはなかったフロントスカートとなる装甲があります。もともとのデザインをスカートとして際立たせつつ、股関節を守る装甲としての説得力を与えています。水中航行時にはフィンとしても機能するのではないかと想像できて楽しい部分です。
バックパックを組んでいきましょう。バックパックは左右に2つあり、どちらも同形状となっています。芯となるメカフレームに先端のパーツ、最下部にはスクリューとカバーを組み付けて全体を赤い装甲パーツで覆います。スクリューあるとなんだか楽しいですね!
腕部を組み立てる。アイアン・ネイルは3本と4本の選択式!
腕部も脚部と同様に多関節構造となるアドヴァンスドMSジョイントをコアフレームとして装甲を組み付けていく流れとなります。この多関節フレームはほんとに複雑な関節構造を面倒な組み立てをすることなく可動・ディテール双方のクオリティが高いフレームとして既に組みあがっていてユーザーからすると大助かりな仕組みだと思います。装甲類の表面処理や塗装などを行いたいユーザーにはそちらに全力を注げますね。
両腕のクロー(アイアン・ネイル)のメカフレームは3本用がアドヴァンスドMSジョイントによる一体成型、4本用はランナーから切り出しての組み立てとなっています。オリジナル設定の3本と劇場版ポスターに描かれた4本(実は劇中でも4本の時もあります)のどちらの仕様も再現できるのがうれしいですね。今回はシャア専用でもあり、RGですから4本仕様で組んでいきたいと思います。4本仕様、見た目にもかっこいいですよね!
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