【無限邂逅メガロマリア】ビークル型アイテム「ナイツ・シューペリア」レビュー

　コトブキヤのプラモデルシリーズ「無限邂逅メガロマリア」から、ビークル型アイテム「ナイツ・シューペリア」が12月に発売する。

ナイツ・シューペリア

　過去に「M.S.G モデリングサポートグッズ」シリーズより大型戦闘バイク「ギガンティックアームズ06 ラピッドレイダー」や「ヘキサギア」シリーズの「バンディットホイール」も展開されており、連想する方もいるかもしれない。

ギガンティックアームズ06 ラピッドレイダー

ヘキサギア バンディットホイール

　今回の「ナイツ・シューペリア」は「無限邂逅メガロマリア」シリーズの「メフィスト」や「ギリードゥ」などの大型のキャラクターに合わせた、全長約248mmのサイズ感となっている。また、造形もよりバイクらしい機能性や意匠が散りばめられており、バイクとしてのディテールを重視したアイテムとなっている。

パッケージ＆ランナー確認

　パッケージには存在感を放つ「ナイツ・シューペリア」が描かれ、背面には「無限邂逅メガロマリア」の「ギリードゥ」が乗りこなす姿も確認できる。「ギリードゥ」が乗るビークルとして親和性が高い十字架モチーフや黒のボディが映えるデザインとなっている。パッケージ側面にはギミックなどが紹介されている。

【パッケージ】

　続いて、ランナーを確認していこう。ランナーは全15枚と取扱説明書が封入されている。

　各パーツは大きめの印象で、筆者は想像以上の大きさに完成したときを想像してワクワクした。

　成型色にはブラック、ホワイト、ブラウン、ダークブラウン、シルバー、ゴールド、マルーン、クリアーレッド、クリアーの9色となっている。

【ランナー】

パーツA、パーツB

パーツC、パーツD

パーツE、パーツF

パーツG、パーツH

パーツI、パーツJ

パーツK、パーツL

パーツM、パーツN

パーツO、取扱説明書

　中身を確認したところで、次は組み立て工程を紹介していく。

バイクのメカ描写が詰め込まれた緻密な造形美

　「ナイツ・シューペリア」の組み立てた印象としては大きめのパーツに、細かなパーツでディテールを詰めていく構成だった。

　各部位の組み立ては、パーツが大きいのもあり組み立てやすい。また、ディテールもしっかり入っており、バイクの内部メカ造形で情報量も高い。なお、前輪、後輪をボディに接続する際はパイプやシリンダーなどの位置取りが難しい個所もあるので気を付けて組み立ててほしい。

【ヘッド】

ヘッドパーツの組み立て。「ナイツ・シューペリア」の顔といえるパーツで十字架モチーフやヘッドライトなども造形されている

【ハンドル】

ハンドル組み立て。グリップやバーの造形はもちろん、手元で操作できるスイッチも成型色で色分けされている。中央のデジタルメーターは取扱説明書からイラストを切り離して挟み込む

【ボディ】

ボディ組み立て。基部となるパーツにシリンダーやフレーム、外装、シートを組み立てていく

【前輪/後輪】

前輪組み立て。スポーク部分は重厚な造形で、ブレーキキャリバー、フェンダーまで造形されている

後輪組み立て

【各パーツを組み立て】

後輪とボディを接続。スイングアームで接続し、フェンダーを付ける。ボディのシリンダー、パイプとの位置に注意して組み立て

ハンドルと外装をボディに取り付け

下部のカウルとステップを取り付け

ヘッド、パイプパーツを取り付け

前輪とボディを接続。フロントフォークで接続。シリンダーパーツの位置に気を付けて組み立て

前部、後部のカウルを追加

　組み立て工程を見てきたところで、次のページでは造形と「無限邂逅メガロマリア」などの組み合わせを紹介していく。