レビュー
「KADOKAWA PLASTIC MODEL SERIES 『とある科学の超電磁砲T』 御坂美琴 DX ver.」レビュー
2025年3月24日 00:00
可動によるアクションが楽しめる通常ボディと可愛さ全開の水着ボディ
完成したカドプラ「御坂美琴」は、組み立てるだけで満足度の高い仕上がりだ。塗装済みパーツや細かい色分けもされ、色の表現が細部まで作りこまれている。
また、造形もヘアスタイルやスカートなど動きを感じさせるものとなっており、アニメイメージがプラスチックモデルに落とし込まれている。特にベストの裾が引き締められ、少し上の部分が余っている雰囲気も表現されている。
表情パーツも4種類でシチュエーションに合わせて使い分けることができる。
可動範囲も広くアグレッシブな動きの表現ができる。ビシッとしたポーズはもちろん、自動販売機に回し蹴りをするようなアクションも楽しめる。背中をそったり、前かがみのポーズでは腹部の可動に合わせてベストの裾部分が見える面積も変化し、より自然な表現となっている。
そして、電撃エフェクトパーツ、「砂鉄の剣」パーツを使用することで印象的な能力を再現することができる。
電撃エフェクトは組み替えることで様々な表現ができ、ディスプレイが非常に楽しい。また、クリアブルーはブラックライトを当てることでより放電している雰囲気になる。
続いて、水着ボディの「御坂美琴」を見ていこう。
フリルのついた可愛らしいデザインの水着は、可愛いもの好きな「御坂美琴」らしさが感じられる。胴体や首の可動は制限されているが、プールや海辺ではしゃぐような活発なポージングが楽しめる。
以上、「KADOKAWA PLASTIC MODEL SERIES 『とある科学の超電磁砲T』 御坂美琴 DX ver.」レビューをお送りしてきた。
組み立てるだけでアニメイメージに近い造形が再現され、プラモ初心者にも組み立てやすいキットとなっている。塗装済みパーツはもちろん、各成型色も細かく色分けされ、シールなしで質感の違いがないのも嬉しい。
表情パーツも多彩で「御坂美琴」のキャラクター性がしっかりと表現されている。電撃エフェクトパーツも豪華で本体の可動と合わせてアニメのシーン再現が楽しめる。
DX ver.付属の水着ボディもシンプルながら可愛らしさが押し出され、制服姿とは異なる魅力が詰まっている。
また、カドプラ第3弾では『【推しの子】』のアイが登場する。今後のカドプララインナップにも注目したい。
(C) 2018 鎌池和馬/冬川基/KADOKAWA/PROJECT-RAILGUN T