レビュー

バンダイ新作フィギュア「ブロックロス」第1弾全8体レビュー

約4.5頭身!? 格好いいデフォルメ具合が魅力の「ブロックロス ガンダム」シリーズ

 ここではガンダムシリーズのブロックロスを紹介していこう。前述の「ブロックロス ガンダム」は比較的シンプルなデザインだが、「マイティーストライクフリーダムガンダム」や「インフィニットジャスティスガンダム弐式」は大型のバックパックなど武装の関係でパーツ数はかなり多くなっている。

マイティーストライクフリーダムガンダム

 『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の主役機、「ストライクフリーダムガンダム弐式」が「プラウドディフェンダー」を装備したもので、このブロックロスでもそのギミックを再現している

「ブロックロス マイティーストライクフリーダムガンダム」の内容物。ランナーA~J、ブロックフレーム、ブロックの予備2個、シール
パーツは多いが組み立て工程はシリーズでほぼ同じだ
組み立てたプラウドディフェンダー。翼が可動する
頭部はアンテナ、顎などが成形色で目と額はシールとなる
武装はビームライフル×2、対艦刀フツノミタマ、ビームサーベル
「マイティーストライクフリーダムガンダム」の完成。対艦刀フツノミタマはプラウドディフェンダーに装着できる
翼は展開することができ、腰のレール砲は前に向けられる

インフィニットジャスティスガンダム弐式

 「マイティーストライクフリーダムガンダム」同様、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場。アスラン・ザラが駆る機体で、「ズゴック」の外装をまとった姿はファンに衝撃を与えた。ピンクの機体色とバックパックのウイングが目を惹く。シールは今回のラインナップの中で最も数が多い。

「ブロックロス インフィニットジャスティスガンダム弐式」の内容物。ランナーA~J、ブロックフレーム、ブロックの予備2個、シール
前述の通り、シールが多いので貼り忘れがないよう説明書をよく見よう
バックパックには計4枚のウイングと2門のビーム砲が備えられている。ウイングを横に開き、機首とビーム砲を前に向ければ飛行形態になる
頭部は他の機体と比較するとかなり細くスマートだ
武装はレールガン、ビームライフル、ビームサーベル、シールド。ビームサーベルは一方の光刃を取り外すことで分離状態にもできる
「インフィニットジャスティスガンダム弐式」の完成。頭部中央のアンテナやバックパックなど、独特のシルエットが魅力だ
ウイングは開閉可能。肩のビーム砲はアンテナが干渉するので、動かすときは頭部かバックパック自体を一度取り外して調整しよう

武者ガンダム

 今回のラインナップの中ではかなり異色の機体。コミック『プラモ狂四郎』で登場した後、「SDガンダム」シリーズの「SD戦国伝」で人気を得る。外装の主な部分は鎧の形をしていて、武装も刀剣と徹底している。

「ブロックロス 武者ガンダム」の内容物。ランナーA~F、ブロックフレーム、ブロックの予備2個、シール
装備品が少ないので、「ガンダム」と同じくパーツは少なめ。シールも少ないので、第1弾の中では特に作りやすい
兜をイメージした頭部。「吹返(ふきかえし)」と呼ばれるマスクの横にある装甲により、他の機体と印象が大きく異なる
武装は薙刀と腰に装備した刀だ
「武者ガンダム」の完成。薙刀は付属のジョイントで背中に装備できる
「武者ガンダム」は刀を持つポーズが似合う。腰の鞘からそのまま抜けるようになっている