レビュー
「MODEROID 相州五郎入道正宗」レビュー【装甲悪鬼村正】
2025年10月10日 00:00
圧倒的なビジュアルと可動とギミックをもって“正義”の劔冑が顕現する
完成した「MODEROID 相州五郎入道正宗」は、ゲーム内の3Dモデルが持つ精緻な造形と武者としての威厳と存在感が詰まったビジュアルが再現されている。
装甲には鋲打ちや装飾が各所に表現され、メカニカルな様相を持つ劔冑ならではの重厚さがあり、プラスチックキットで自らの手で作れるのも感動的だ。
特に巨大なロケットを背負っているような合当理は圧巻で、内側の蛇腹状の造形からは推進装置としての意匠とともに独立形態での虫の腹を彷彿とさせる情報量を持つ。
カラーリングも濃藍を主体に、落ち着いた印象だが、それゆえにガンメタルカラーなどの重厚な色合いとマッチし、正々堂々、破邪顕正の真打にふさわしい仕上りとなっている。
そして、MODEROIDシリーズでの立体化により、各部が可動。抜刀や刀剣を構えた状態はもちろん、空中での騎航ポーズなども表現することができる。
頭部の首元は大きく顎を上げることができ、騎航時の独特な姿勢を表現することができる。
腕部は肘や手首の関節可動に加え、肩口の引き出し機構により両手で刀剣を構えることが可能となっている。
また、「正宗」を語るうえで外せない正宗七機巧も再現され、飛蛾鉄砲・弧炎錫、朧・焦屍剣がオプションパーツと展開ギミックによって再現することができる。交換用手首の開き手を用いることで指を射出する無弦・十征矢のポーズも取ることができる。
その他、脚部の可動に加え、合当理や腰飾りも可動しポーズに合わせて角度調整が可能。そして、デカールを使用することで陰義発動状態も再現でき、幅広いアクションが楽しめる。
各可動とギミックを用いることで、ポージングも自由自在。地上での剣戟アクションでは重々しい動きやメリハリのある動きを表現することができる。また付属の専用台座を使用することで騎航姿勢でのディスプレイも楽しめる。
別売りの「THE シンプルスタンド」にも対応し、さらにアクションの幅を広げることができる。
そして、別売りの「MODEROID 三世勢州千子右衛門尉村正」と並べれば、オープニングの剣戟シーンや劇中の決戦シーンなどを表現できる。
以上、「MODEROID 相州五郎入道正宗」レビューをお送りしてきた。
『装甲悪鬼村正 -FullMetalDaemon MURAMASA-』のMODEROID化第2弾として、正義の劔冑「相州五郎入道正宗」が登場し、この時を待ったファンの方も多かったことだろう。ゲーム内の独特なデザインに加え、可動とギミックを備え、満足度の高いアイテムとなっている。
アクションポーズを取れることはもちろん、正宗七機巧のギミック再現もあり、プラスチックモデルでここまで遊べるプレイバリューと、素組でもイメージに近いカラーリングとなっているのも嬉しい。
そして、「MODEROID 三世勢州千子右衛門尉村正」と並べれば『装甲悪鬼村正 -FullMetalDaemon MURAMASA-』の世界が広がり、ディスプレイもより楽しくなる。「MODEROID 三世勢州千子右衛門尉村正」は10月に再販されるので、こちらもぜひチェックしてほしい。
「MODEROID 相州五郎入道正宗」商品概要
発売中
価格:8,800円
スケール:ノンスケール
サイズ:頭頂高約160mm
メーカー:グッドスマイルカンパニー
原型制作:POLY-TOYS
制作協力:坂田 哲男(HRG)
(C)2009 NITRO ORIGIN
※画像は試作品です。実際の商品とは多少異なる場合がございます。












































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