レビュー
「30MM 1/144 xEXM-000 ゼノヴァルト」レビュー
三つ巴の戦場に第4勢力登場!?新規フレーム採用で優れた可動・カスタマイズをもたらす識別不明機
2026年7月24日 00:00
- 【30MM 1/144 xEXM-000 ゼノヴァルト】
- 発売元:BANDAI SPIRITS
- 価格:2,420円
- 発売日:2026年7月25日
- ジャンル:プラモデル
- サイズ:全高約140mm
30MMシリーズの世界では地球連合軍、バイロン軍ともに新型機をロールアウトし戦況は新たな局面を迎えました。一方マクシオン軍もバイロン軍の「ヴェルデノヴァ」を独自改修した機体を投入しています。各勢力が新たなる戦力図を描く中、識別不明の新たなエグザマクス「30MM 1/144 xEXM-000 ゼノヴァルト」が戦場に登場しました。
本稿では7月25日発売のプラモデル「30MM 1/144 xEXM-000 ゼノヴァルト」の魅力をレビューします。本機より採用となった新規フレームパーツと、新たな可動軸、パーツの取り付けジョイントにも注目です。
すべてが謎に包まれたエグザマクス「ゼノヴァルト」
30MMの世界における地球連合軍、バイロン軍、マクシオン軍の争いは新型エグザマクスの投入により新たな局面を迎えていました。日々戦闘が激化する中、突如見慣れない機体が戦場に舞い降ります。「ゼノヴァルト」と呼ばれる本機は一体何が目的なのか、そして、どの陣営の味方なのか、そのすべてが謎に包まれています。
新規造形フレームを採用した新しい形のエグザマクス
ゼノヴァルトのフレームは完全新規造形です。今回のフレームパーツには武器持ち手だけではなく開き手が付属しており、30MMとしてはパーツ数も多めです。
また、ランナー構成は「ゼノヴァルト」の外装を構成するランナーが5枚、フレームランナーが1枚、武装ランナーが1枚、マルチジョイントランナーが1枚です。
3種類の形状から選択できる頭部パーツ
頭部パーツの形状はパーツ差し替えによって3種類から選択できます。フェイス部分の造形はバイザーの有無を選択でき、バイザー不使用時は内部のモノアイが確認できます。
広い肩幅で威圧感を演出する胴体部パーツ
胴体パーツの造形は他のエグザマクスと比較しても横幅が大きくデザインされています。これにより広い肩幅とくびれの強い腰部のデザインが強調され、メリハリの利いたデザインです。また、背面には標準でスラスターノズルを装備し、従来のエグザマクスと比較しても機動性を意識したデザインであることがうかがえます。
肩部基部に新たな可動軸が追加された腕部パーツ
「30MM 1/144 xEXM-000 ゼノヴァルト」の注目ポイントとして、腕部の可動軸追加が挙げられます。従来のエグザマクスは肩部関節が2パーツ構成でしたが、ゼノヴァルトでは3パーツ構成に変更され、肩部関節を軸に腕部を前後にスイングできます。これによってポージングの際に肩アーマーの角度を変更することなく腕部を前後に可動でき、肩アーマーをカッコよく見せることができます。また、オリジナルで可変エグザマクスを制作する際の可動軸としても活躍が期待できるポテンシャルを秘めています。
股関節軸を使用したサイドアーマー取り付け機構を追加した脚部パーツ
脚部パーツにはこれまでのキットにはない構造として、股関節軸を活用した装甲取り付けギミックがあります。この接続軸は肩部装甲を装備するジョイントと同じ接続方法を採用しており、他の30MMキットの肩部装甲などを取り付けることができます。
接続方法がボールジョイントに変更された腰部パーツ
本機のサイドアーマーなどのスカートパーツの接続は脚部パーツに行うため、腰部パーツに接続ジョイントはありません。また、脚部パーツとの接続方法がボールジョイントに変更となり、接続軸のスイング機構はオミットされています。
バックパックは胴体形状に合わせたスリムな設計
バックパックの造形は「イグライト」や「ノヴァルヴ」と比較しても立体的な造形であり、胴体パーツとの接続に合わせたスリムな造形です。接続軸は3mm軸2本が採用され、他のエグザマクスにも装備させることができます。
ここまでの工程で「ゼノヴァルト」の素体を構成するパーツはすべて完成しました。各部を一体化させて素体状態の「ゼノヴァルト」を完成させます。各部の接続はバックパックの接続のみが軸接続、その他の接続はボールジョイントです。
各種武装は腕部装備やバックパックへの装備が選択できる構造
付属する各種武装はグリップを活用したハンドパーツへの保持だけではなく、3mmジョイントを活用したバックパックへの取り付けもできます。また、付属する武装はブルパップライフル、トレースキャノン、クローシールド、マルチランチャーです。
これで武装もすべて完成しました。「ゼノヴァルト」素体に装備させ機体を完成させます。各種武装の接続方法はこれまでに発売されたキットと同様にハンドパーツへの保持や、3mmジョイントで行います。
新規フレームパーツによって新たなカスタマイズの可能性を感じさせてくれる識別不明機「ゼノヴァルト」
ここからは完成した「ゼノヴァルト」を見ていきましょう。機体のプロポーションは広い肩幅とくびれたウエスト、太い大腿部とこれまでのエグザマクスとは異なるデザインです。可動は新規追加された肩部の関節によって肩アーマーの角度が自由に設定でき、腕を上げた際に肩関節が露出しないポージングが可能です。
ゼノヴァルトの可動域はこれまでの30MMキットと同様に優秀です。腰部パーツにはこれまでのキットでは搭載されていたサイドアーマー取り付けジョイントが廃止されました。その結果脚部パーツのスイング範囲に制限がなくなり、膝立ちのポーズもきれいに決まります。
頭部パーツの形状は差し替えによって3種類から選択できます。バイザーのない頭部を選択した場合、フェイス部分にはモノアイの造形を確認できます。また、ハンドパーツは開き手が付属しているので、ポージングの幅が広がります。
マルチジョイントは様々なカスタマイズに対応できるよう、複数付属しています。これらマルチジョイントを活用すれば、追加パーツを使用しなくてもオリジナル機体のカスタマイズが可能です。
ここからは本シリーズ恒例の筆者オリジナルカスタマイズの紹介です。ゼノヴァルトの本来の装備は遠距離武器が中心ですが、今回は近接戦仕様にカスタマイズしてみました。独特のプロポーションは近接武装も似合います。使用したカスタマイズパーツは、「30MM 1/144 eEXM-17FA フルアーマーアルト」に付属の肩部アーマー、「30MM 1/144 EXM-A9rk スピナティオ(ロイヤルナイト仕様)」のソードとシールド、「30MM 1/144 オプションパーツセット17(ウィングユニット1)」を使用しました。
今回紹介した「30MM 1/144 xEXM-000 ゼノヴァルト」は新規フレームを使用した新感覚キットでした。これまでにないパーツ取り付け方式はこれまで30MMシリーズキットを楽しんできたユーザーにも新しい発見を与えてくれるキットでしょう。また、武装パーツも豊富に付属し、これから30MMシリーズキットに挑戦するユーザーも満足できるキットだと思います。
30MMシリーズキットも発売から7年を迎え、新たなる戦いの幕が開きます。第4勢力となる本機を入手し、これから激化する戦いに備えて戦力を強化してみてはいかがでしょうか。
(C)BANDAI SPIRITS 2019

































































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