特別企画
「シャアだ……あ、赤い彗星だ……」、「機動戦士ガンダム」第2話「ガンダム破壊指令」を見る時に手に持っていたいガンプラ、ROBOT魂は?
2020年9月10日 00:00
- 9月15日 第2話放送
- 放送時間:22時29分~23時
「『機動戦士ガンダム』第1話『ガンダム大地に立つ!!』がTOKYO MXにて本日22時29分より放送」の記事が人気である。みんなそんなにファーストガンダムが好きか……その気持ちはよくわかる。そして第2話「ガンダム破壊指令」が9月15日に放映される。
何回、何十回見た「ガンダム大地に立つ!!」。それでも見てしまうのは、やはり構成が素晴らしいからだ。宇宙で暮らす人々、突然現われる巨大人型兵器・ザク(ザクII)、理不尽に行なわれる暴力と、不意に始まる「戦争」、そして立ち上がるガンダムと、本当に見事な構成である。平凡な少年が巨大ロボットに乗り、悪のロボットと戦うお手本というべき1話である。
そして2話ではいよいよシャアが牙をむく。「ルウム戦役で5隻の戦艦がシャア1人のために撃破された」という伝説とも言える活躍をしたエースが、ガンダムに乗ったばかりのアムロに襲いかかるのだ。視聴者もここで初めて、「名パイロットが駆るザク」がどれほどのものかを目にする。1話で圧倒的な性能を見せつけたガンダムが木の葉のように翻弄される姿は、視聴者にも「赤い彗星の凄さ」をたたき込む。
今回の放送が気になっている人の多くはセリフを全て暗記できるような猛者達ばかりだと思うが、さらに楽しくするために、「よりガンダム視聴が楽しくなるアイテム」をオススメしたい。ビール(コーラ)とポップコーン? いやいや、ガンプラとフィギュアである。映像を見ながらプラモやフィギュアをいじり、ポーズを決める。こうすれば臨場感200%である。ぜひ番組を見る時に手元に置いておこう。
まずはやはりガンプラであろう。手軽に作れ、よく動くとなれば、やはり「HG」だ。「HGUC 1/144 量産型ザク」は2003年のちょっと古参のキットだが、膝立ちができ、バズーカもフットミサイルもついている定番と言えるキットだ。
ザクはガンプラ40周年を記念し、現時点で最新といえるキットが登場している。7月に発売されたばかりの「HG 1/144 シャア専用ザクII」である。弊誌でもレビューしているが劇中の派手なポーズを再現できる。腰アーマーが分割式か軟質素材かの選択できるところもうれしい。劇中の「どんな素材だかわからないがぐにゃりと動く腰アーマー」を再現できるのだ。
シャア専用ザクは2話の主役である。ガンダムを翻弄し驚くべき運動性を見せつけるシャアザクのアクションを、「HG 1/144 シャア専用ザクII」で再現する楽しさ……この「HG 1/144 シャア専用ザクII」のフォーマットで量産型ザクIIの発売も待ちたいところだ。
対するガンダムのキットは、選択肢が多い。40周年記念の「HG 1/144 RX-78-2 ガンダム [BEYOND GLOBAL]」は高い満足感を得られるだろう。そして話題の「ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダム」をチョイスするのも良いだろう。ただ、ENTRY GRADEはビーム・サーベルの刃がついていないので注意が必要だ。
“スタンダードなガンダム”を求めるならば「HGUC 1/144 RX-78-2 ガンダム」という選択肢もアリだろう。最新のガンダムはデザインのアレンジが強めだ。こちらはアニメの雰囲気に近い。いくつかを揃えてそれぞれの違いを見るのも良いかもしれない。
そして「アニメの再現」と言えばアクションフィギュアの「ROBOT魂 Ver.A.N.I.M.E.」だ。アニメの劇中そのままのような素立ちのポーズから、引き出し関節、2重関節、軸移動と、ロボットアクションフィギュアの技術の結晶のような驚きのギミックでユーザーに驚きをもたらす。まさに「脅威のメカニズム」を実現しているのである。
プラモデルと比べると高価だが、組み立てがいらずパッケージから出してそのまま遊ぶことができ、色分けも非常に細かい。手軽にアニメの雰囲気を味わうのにとても魅力的な商品と言えるだろう。加えて非常に豊富なエフェクトパーツまである。
特に3月に発売された「ROBOT魂 <SIDE MS> エフェクトパーツセット ver. A.N.I.M.E.」を使えば、ザクが撃破されたシーンすら再現可能なのだ。アニメを録画して場面を静止、フィギュアでそのままの場面を作る、ということすら簡単にできてしまうのだ。
ガンプラの流行で、「機動戦士ガンダム」は日本で一番、おそらく世界で一番立体化商品に恵まれたコンテンツとなったと言えるだろう。大好きなガンダムをもう1度見るならば、こういった商品を手元に置き、目や耳だけでなく、指でもガンダムの世界を楽しんでみよう! そして番組内で今後どんどん増えていくMSを立体物で揃えてみてはいかがだろうか?
(C)創通・サンライズ