特別企画
Switchとの連動プレイでさらに楽しい! 「ボトルマン デジタル対戦セット」レポート
2020年11月5日 00:00
CPU対戦と2人対戦が楽しめる5つのミニゲーム
デジタルバトルでは、1人プレイ専用の「ドリンクエスト」の他に、CPU対戦または2人対戦が楽しめる「スコアアタック」、「ハンティング」、「ジャストタイム」、「ターゲットブレイク」、「ボトミントン」という、5つのミニゲームをプレイできる。メニューからミニゲームを選ぶと5つのミニゲームの中からランダムで3つが選ばれ、順番にプレイしていく。3ゲーム中先に2勝したプレーヤーの勝利となる。 CPU対戦の場合、CPUの強さは「すごくよわい」、「よわい」、「ふつう」、「つよい」、「すごくつよい」の5段階から選択できるので、初心者から中上級者まで楽しめる。
CPU対戦時は、Switch本体にJoy-Conを装着して遊ぶが、2人対戦時は、Joy-Conを本体から外してJoy-Conスタンドに入れて、Switchの前方左右に配置して遊ぶ(ハンティングのみ、1人がJoy-Conを直接操作し、もう1人がボトルマンを操ってJoy-Conスタンドを狙う)。なお、2人で対戦する場合、「ハンティング」以外のミニゲームでは、ボトルマンが2つ必要になる。デジタル対戦セットには、ボトルマンが1つしか入っていないので、ボトルマンをもう1つ用意しなければならない。
・シンプルに敵をひたすら撃破する「スコアアタック」
「スコアアタック」は、画面に次々に現われる敵をひたすらシュートして倒すというシンプルなゲームだ。敵が出る場所も固定なので、いかに素早くシュートできるかという勝負になる。制限時間内により多くの敵を倒して、多くの点数を稼いだほうが勝利となる。
・逃げたり隠れたりする相手を倒す「ハンティング」
「ハンティング」は、逃げ回る相手を倒せば勝ちというゲームで、CPUと対戦する場合は、プレーヤー側が制限時間内にCPUを倒せば勝ちになり、2人で対戦する場合は、1人がJoy-Conを左右に傾けることで画面内の自分を動かし、もう1人が撃つキャップから逃げ回る。2人対戦の場合は相手を倒したら、攻守を交代し、より短い時間で相手を倒したほうが勝ちとなる。画面内には移動する障害物があり、うまく障害物に隠れるようにするのがコツだ。
・ターゲットまでの到達時間も考慮せよ!「ジャストタイム5」
「ジャストタイム5」は、画面上部に表示されている目標タイムにできるだけ近いタイミングで、ストップウォッチを撃って止めるゲームだ。目標タイムは5回分表示されるので、5回ストップウォッチを止めて、目標タイムとの誤差の合計が少ないほうが勝利となる。キャップをシュートしてからSwitchのところに届くまでの時間も考慮して、タイミングを合わせる必要がある。シンプルだが、2人対戦プレイがなかなか熱い。
・撃って撃って撃ちまくれ!「ターゲットブレイク」
「ターゲットブレイク」は、「スコアアタック」に似たシンプルなゲームで、積み重なったキューブを破壊していき、その中に隠されているターゲットを相手より先に破壊すれば勝ちというゲームだ。連射力とショットのパワーが重要になる。このタイプのミニゲームは、一度に3つのキャップを投入して3連射が可能な「アクアスポーツ」が有利であろう。2人対戦でバシバシ打ちまくるのが楽しい。
・タイミングよく相手に打ち返してスマッシュを決める「ボトミントン」
最後に紹介するのが「ボトミントン」だ。こちらはバトミントンを意識したゲームで、タイミングよくシュートすることで、相手コートに球を打ち返せる。このとき、左右にあるパワーゲージが上昇するのだが、そのパワーゲージが高いときを狙ってシュートすれば、それだけ強力なスマッシュを返すことができ、相手が返しにくくなる。こちらも2人対戦に向いたゲームだ。
Switchとの連動でさらに楽しめる新シューティングホビー
ここでは、「ボトルマン」をSwitchと連動して遊ぶデジタルバトルについて紹介したが、デジタル(Switch)とリアル(ボトルマン)との融合によるデジタルバトルは、ちょっと昔のアーケードマシンのエレメカ的な雰囲気があって、筆者のような昭和世代には懐かしさも感じられた。
平成生まれの子どもたちには逆に新鮮なようで、夢中になって遊んでいた。デジタルバトルでは、Joy-Conに内蔵されている加速度センサーを活用して、キャップが当たったことを検出しているものと思われるが、なかなかいいアイデアだなと感心した。デジタルバトルはデジタルバトルならではの楽しさがあり、1人でもCPU相手に楽しめる。有料のDLCなどでもかまわないので、追加のコンテンツやミニゲームなどの登場を期待したい。