特別企画
Switchとの連動プレイでさらに楽しい! 「ボトルマン デジタル対戦セット」レポート
RPGゲームあり、対戦あり! ボトルマンの魅力がさらに大きく
2020年11月5日 00:00

- 10月24日発売
- 価格:4,980円(税別)
- プレイ人数:1~2名
- 内容物:フィールドフェンス、スタンド、Switchスタンド一式、ウレタンなど
10月24日にタカラトミーから、ペットボトルのキャップを発射して遊ぶシューティングホビー「ボトルマン」の第1弾が発売された。以前発売されていたビー玉を発射して遊ぶ「ビーダマン」世代からの期待も大きく、すぐに品薄になってしまったようだ。
「ボトルマン」の魅力のひとつとして、Nintendo Switch(以下Switch)と連動するデジタルバトルが楽しめることが挙げられる。Nintendo Switchを持っている人には、「ボトルマン デジタル対戦セット」はオススメだ。様々なゲームがプレイできる。Switchがなくても遊べる基本的なシューティングバトルについてはすでにレポートしているので下記リンクを見ていただくことにして、本稿では、「ボトルマン」のもう1つの遊び方であるデジタルバトルについて紹介する。
なお、公式YouTubeチャンネル「タカラトミーチャンネル」にて、毎週金曜16時更新でオリジナルアニメ「キャップ革命 ボトルマン」が好評配信中だ。さらにアニメに登場するキャラクター「デュー山本」が、実写で登場し商品を紹介する「デュー山本のボトル道」も配信中なので、ぜひこちらもチェックしてみよう。
「ボトルマン デジタル対戦セット」を購入するだけで遊べる
「ボトルマン」とSwitchを連動させて遊ぶためには、「ボトルマン デジタル対戦セット」(以下デジタル対戦セット)が必要になる。このセットにはSwitch本体は同梱されていないので、別途Switch本体も必要だ。
デジタル対戦セットには、ボトルマン1体(スペシャルカラーのコーラマル)とフィールド一式、デジタルバトルで必要になるSwitchスタンドやJoy-Conスタンド、Switchスタンド用透明カバーなどが入っている。1人でデジタルバトルやシューティングバトルをするなら、Switch本体とこのデジタル対戦セットだけ購入すれば、他に何も必要はない。
また、Switch Liteにも対応しているが、一部のミニゲームや2人プレイを行なう際には、別途Joy-Con(L)とJoy-Com(R)を用意する必要がある。なお、Switch用ソフトは、説明書に書かれているダウンロード番号を入力することで、ニンテンドーeショップから無料でダウンロードできる。
デジタルバトルで遊ぶには、まず最初にSwitchスタンドとJoy-Conスタンドを組み立てる必要がある(もちろん、シューティングバトルと同じくフィールドも使うので、フィールドも組み立てなければならないが、フィールドの組み立てについては、前回の記事で触れているので、ここでは省略する)。組み立てといっても、ボトルマン本体のようにいくつかのパーツを組み合わせるのではなく、台座やスタンド本体に滑り止めシールを貼るくらいのものだ。ただし、Switchスタンドに滑り止めのスポンジシールを貼る際、スタンドの内側に貼るのが正しいので気をつけたい。筆者は、最初勘違いして手前側のシールを外側に貼ってしまった。
デジタルバトルでは、Switchに向かってキャップをシュートして遊ぶため、Switchの画面に傷が付かないか心配になる方もいるだろうが、Switchスタンドに付属の透明カバーを差し込むことで、画面が完全にカバーされるので心配は無用だ。
1人で遊べるRPG風シューティングゲーム「ドリンクエスト」
Switchと連動して遊ぶデジタルバトルとして、全部で6種類のゲームが用意されている。そのうち、「ドリンクエスト」のみが1人プレイ専用で、残りの「スコアアタック」、「ハンティング」、「ジャストタイム」、「ターゲットブレイク」、「ボトミントン」の5つは対戦型ゲームであり、CPU対戦または2人対戦に対応している。
SwitchやJoy-Conはスタンドを通じて衝撃を認識する。スタンドにキャップを充てることでゲーム内のキャラクターはリアクションをするのだ。まずは、「ドリンクエスト」を紹介する。「ドリンクエスト」は、名前からも想像できるように、RPG風シューティングゲームであり、道中登場する敵を撃破し、各ステージの最後に登場するボスを倒せば、次のステージに進めるというシンプルなものだ。
敵が登場する場所は3箇所で、それぞれSwitchスタンドの前面にある3つのプレートに対応している。ここにキャップを当てれば振動をSwitchが認識し、敵が撃破されたり、ボスがダメージを受けるといったリアクションが得られる。こうやって敵を撃破しながらステージを進んでいくのだ。
「ドリンクエスト」に限らず、全てのデジタルバトルで共通の注意点だが、中央のターゲットはそのままSwitchの画面に表示されるターゲットの位置を狙えばいいが、左右のターゲットについては、表示されている位置より外側、ちょうど左右のJoy-conの場所を狙うようにしないと、うまく判定されない。慣れるまでやや戸惑う点であろう。
ドリンクエストは全5ステージで、ステージの最後に登場するボスも、その動きや攻撃方法が多彩で楽しめる。道中の雑魚敵も倒すのに時間がかかっていると、キャップをこちらにシュートしてきて、ダメージを受ける。また、シュートの強さ(速さ)も「HIT」(弱)と「GREAT」(強)の2段階で判定されるので、できるだけ「GRAET」が出るように強くシュートするとよい。
プレイ動画を見ていただければわかるが、フィールドにはフェンスがあるが、それを乗り越えてキャップが外に出てしまうことも多いので、素早くキャップを拾い集めて、シュートできるかということも重要になる。「ドリンクエスト」は、全ステージクリアまでにかかる時間も十数分程度と比較的短く、気軽に遊べることも嬉しい。