特別企画

「CLAYMORE:テレサ vs. プリシラ」をはじめ圧倒的ディテールの新作スタチューが集合!「第1回 FIGURAMA FESTIVAL」フォトレポート

【第1回 FIGURAMA FESTIVAL】

開催期間:2月20日~2月21日

【CLAYMORE 1/6スケール「テレサ vs. プリシラ」】

2月27日23時 予約開始

価格:1,225ドル

 フィギュラマコレクターズとしては、世界初の展示会となる「第1回 FIGURAMA FESTIVAL」が、2月20日と21日の2日間、東京・秋葉原のイベントスペース「The AKIHABARA CONTAiNER」で開催された。

 今回のイベントは、人気アニメ「CLAYMORE」を題材にした1/6スケールスタチュー「CLAYMORE:テレサ vs. プリシラ」の予約開始を記念して行われたもので、それに合わせてふたつのニューラインを含む新作も初公開となった。

 同会場で、フィギュラマコレクターズのCEOでクリエイティブディレクターも務めるMohammad Shanab氏の話しも聞くことができたので、フォトレポートと合わせてそれぞれの作品の特徴もご紹介していく。

フィギュラマコレクターズ CEO Mohammad Shanab氏。

もはや神々しささえ漂ってくる!1/6スケール「CLAYMORE:テレサ vs. プリシラ」

限定400個ということもあり、あっという間に売り切れそうだ。
  • 予約開始:2021年2月27日23時
  • 発売日:2022年第1四半期
  • 価格:1,225ドル
  • シリーズ:エリート・エクスクルーシブ・スタチュー
  • 販売個数:400
  • サイズ:1/6スケール(H72×W43.5×D44cm)
  • 素材:ポリストーン、PVC、ダイキャスト合金

 フィギュラマコレクターズには様々なシリーズがあるが、この「テレサ vs. プリシラ」はエリート・エクスクルーシブ・スタチューと呼ばれる高級な部類のシリーズとなっている。スケールは1/6だが、細部にわたるまでディテールにこだわって作られているということもあり、かなり力を入れて作られているそうだ。

フィギュラマコレクターズとしては、初となる女性同士の戦いを描いている。

 中でも制作で難しかったところがプリシラの羽と、岩のリアルな感じを出すところだったという。オリジナルのアニメのスタイルをまねてしまうと、こうしたリアルさはでない。その精神を受け継ぎつつも、オリジナリティあふれるものに仕上げていくのが同社の強みでもある。そうしたこともあってか、ぱっと見の印象もかなり強く、もはや神々しささえ漂ってくるほどであった。

体のラインなどもそうだが、衣装の質感もかなりよく出ている。
こちらはプリシラ。胸の辺りが強調されたデザインになっている。
プリシラの羽の部分の有機的な質感にも注目してほしい。

 ちなみに、フィギュラマコレクターズでは様々な対決シーンが立体化されているが、この「テレサ vs. プリシラ」では、初の女性同士による戦いが描かれているところもポイントのひとつだ。女性らしさを出すために、胸などボディラインもかなりこだわって作られている。

 剣などはダイキャスト合金が使われているということもあり、当たり前だが質感はリアルだ。正面の写真からは気が付かないが、イースターエッグ的に背面部分にも剣が刺さっている。台座部分にもキャラクターごとのシンボルが刻み込まれているほか、プリシラによって苦しめられている人々の姿も彫刻的に描かれている。

ふたりの戦いを見守るような、おどろおどろしい形相だ。
剣や台座部分などはダイキャスト合金が使われており、本物らしい質感だ。こちらには、キャラクターのシンボルが刻まれているほか、金の部分はプリシラに苦しめられている人々の姿が刻まれている。

 本作の制作期間は2Dのコンセプトアートにひと月かけ、ライセンス自体はすぐにOKの返事をもらうことができたそうだ。そこから、こうしたオーガニックな作品が得意な日本人の造型師を探し出し、4ヵ月の期間をかけて3D化している。

テレサの頭部パーツは変更が可能だ。このような形で、使用していないパーツを飾るための台座も付属している。
本体に取り付けられていたテレサは微笑んだ表情だが、こちらの取り替え用パーツは怒りに満ちたような表情になっている。