特別企画

全高75cm! 組み立てモデル「鉄の城 マジンガーZ 巨大メタル・ギミックモデルをつくる」創刊号を組み立てる!

2月24日発売

価格:299円(税込)/以降は毎号1,999円(税込)

 アシェット・コレクションズ・ジャパンは、毎号購入することで、全高75cmの巨大なマジンガーZが完成する組み立てモデル週刊「鉄の城 マジンガーZ 巨大メタル・ギミックモデルをつくる」を2月24日に創刊した。価格は299円(税込)。以降は毎号1,999円(税込)となる。全100号で完成となる。

 アシェットジャパンはこれまでも「超時空要塞マクロス VF-1 VALKYRIE VF-1 バルキリー -ファイターモード- ダイキャストギミックモデルをつくる」、「週刊 トヨタセリカ LB 2000GT」など様々な商品を展開している。毎週少しずつパーツが届き、組み立てることで大きく精密な立体モデルが完成していくのだ。

 今回は週刊「鉄の城 マジンガーZ 巨大メタル・ギミックモデルをつくる」のコンセプト、創刊号の内容を紹介していきたい。

全高75cmの大迫力マジンガーZが家に来る! ファンにとって夢が実現したアイテムだろう
「超時空要塞マクロス VF-1 VALKYRIE VF-1 バルキリー -ファイターモード- ダイキャストギミックモデルをつくる」。これまでも様々な商品が販売されている

完成すれば巨大ボディに、多彩なギミックを盛り込んだアイテムに!

 週刊「鉄の城 マジンガーZ 巨大メタル・ギミックモデルをつくる」は毎号パーツが届き、組み立てることで金属パーツを多用した全高75cmの巨大なマジンガーZを完成させることができる。全100号の予定で、商品内容はマジンガーZだけでなく、強化装備「ジェットスクランダー」、さらに全高90cmにもなるメンテナンススペースをイメージした専用ディスプレイスタンドまで組み立てることができる。

 これらは毎週刊行されるマガジンを購入することで続きを組み立てることができ、「定期購読」を申し込めば、「特製パーツボックス」や「兜甲児のフィギュアとオートバイ」などがプレゼントもある。さらに4号以降毎号250円(税込)を追加すれば20号ごとに「兜甲児のウォッチ」や「ジェットパイルダー」などのアイテムがもらえる「プレミアム定期購読」も用意されている。

 創刊号が299円(税込)だが、以降は毎号1,999円(税込)。全100巻を購入すれば、20万円近くの価格となる。これに毎号250円をプラスする「プレミアム定期購読」にすると、合計で22万円を超える。かなりの価格だが、全長75cmの巨大サイズと様々なギミック、何よりも「マジンガーZをこの手で組み上げる」というところに“夢”を感じるファンも多いだろう。

 このマジンガーZは金属のボディと、造形だけでなく、様々なギミックを搭載している。LEDで目が輝き「光子力ビーム」発射をイメージ。耳の先端が光ることで「冷凍光線」発射の雰囲気を再現。胸の放熱板も赤く輝かせることができ、「ブレストファイヤー」の発射を再現。頭部の分離式コクピット「ホバーパイルダー」のヘッドライトも点灯する。

 特に注目なのは口から吐き出す「ルストハリケーン」だ。本商品では水を霧状に発射するギミックにより、この必殺技を再現している。さらにロケットパンチ発射エフェクトにもLEDが仕込まれている。巨大サイズならではのギミック満載のアイテムとなるのだ。

【多彩なギミック】
光子力ビーム発光
ルストハリケーンは水を霧状に発射
ブレトファイヤーは赤く発光
全高90cmにもなるメンテナンススペースをイメージした専用ディスプレイスタンド
ギミックはリモコンで作動
定期購読申し込みや、「プレミアム定期購読」で様々な特典が得られる

マガジンコンテンツも充実、ついに「マジンガー建造計画」がスタート!

 創刊号を見ていこう。豪華なボックスタイプのパッケージに大きくマジンガーZが配置され期待感を煽る。表紙をめくると作品解説や、キャラクター解説など内容の濃い記事が並ぶ。毎号で主要キャラクターだけでなく敵となる機械獣などがピックアップされていく。

【創刊号を撮影】
今回は見本誌を撮影

 この“マガジンコンテンツ”は大きな魅力で、作品を深く知ることができる。巨大なマジンガーZと同じくらい、ファンにとって楽しみなコンテンツと言えるだろう。創刊号では「マジンガーZ驚異のメカニズム」として、独立した機体にもなれる操縦装置「ホバーパイルダー」を印象的なエピソードとともに紹介。

 「エピソードガイド」では第1話の登場機械獣や見所などが紹介されている。「マジンガーZ」は全92話という大きな人気を博した作品であり、全100号の本誌ならば全話をきちんと取りあげていけるだろう。

【マガジンコンテンツ】

 そしてメインコンテンツである巨大マジンガーだ。今回は「光子力ビームLEDの取り付けとアイマスクを組み立てる」。顔の目の部分と、ホバーパイルダーが着陸する基部、そして「光子力ビーム」を発射する目の部分を組み立てることとなる。

 目の部分は2枚のLEDをパーツに組み込む。奥に1つ、底面に2つのLEDを組み込むことで目が輝くようだ。今回は電源ユニットがまだないので光らせることはできないが、LEDの数から考えても中々強力に輝きそうだ。

【巨大マジンガーを組み立て】
説明書に従ってパーツを組み立てる。パーツの向きには注意が必要だ

【光子力ビームのLEDを組み込む】
今回のメインとなるLEDの組み込み。LED基板は2種類
基板を目のパーツに差し込む
光の出口にクリアパーツを接着し、基部にネジ止めする。ネジ止め用のドライバーも付属している

 組み立てに関してはネジ止めの他に接着剤を使用する場面がある。部品の向きでちょっと戸惑うところもあり、作業的にはシンプルだが、注意が必要だ。組み立て終わってもパーツとしてはまだ少ない。ただマジンガーの目の部分のパーツはダイキャスト製で、塗装もしっかりしており、“全体”に大きく期待がふくらむ。

【完成に思いを馳せる】
顔の青い部分はダイキャスト製。塗装もしっかりしており、“全体”への期待が高まる
今回はバラバラの状態で完成となる
パーツが固定されないが指で固定してみた。かなり大迫力の頭部パーツだ

 100号で完成すると言うことは、2号から1,999円で99号、20万円近くの料金がかかる(プレミアム定期購読ならさらに上がる)。決して安い買い物ではないが、1つ1つパーツを組み込み大きなロボットを自分の手で組み上げるというのは、「少年の夢の実現」といえる。

 かつてポピー(現バンダイ)から1973年当時、全高60cmのソフビ製玩具「ジャンボマシンダー」が発売されたが、今回の「鉄の城 マジンガーZ 巨大メタル・ギミックモデルをつくる」はさらに大きい。これだけ大きく、リッチなマジンガーZのプロダクトは、これからもそうないだろう。マジンガーZに特別な想い入れを持っている人には見逃せない商品と言えるだろう。