特別企画
【ちょい組み】コトブキヤの美少女プラモ「創彩少女庭園 結城 まどか」に挑戦!
2021年6月1日 00:00
女の子らしいポーズってどういう感じ? 試行錯誤が楽しいプラモデル
筆者はプラモデルでもフィギュアでもやはり“遊ぶ”のが一番楽しい。だがポーズ付けはやはり難しい。キャラクターに合ったポーズはどういうものか、手持ちの商品の関節をどう活用すれば良いか、考えさせられる。
「創彩少女庭園」の場合、かわいらしい女の子のポーズというものがわからず、箱絵や見本写真を見よう見まねでやってみた。この点はまた試行錯誤と研究が必要だろう。「創彩少女庭園 結城 まどか」は様々な表情のついた手首パーツ、彩色済みの4つの顔パーツ、「長髪」、「ポニーテール」、「ツインテール」、さらに自分でデカールを張って作れる顔パーツまで用意されている。その気になってのめり込めばずっと“結城 まどかのかわいらしさ”を追求できるだろう。
筆者にとってコトブキヤの美少女をモチーフに扱ったプラモデルは今回が初挑戦だった。設計、造形、開発者のこだわり……なぜコトブキヤの美少女プラモデルがファンの心をつかんだか、このジャンルのパイオニアたり得たか、組み立ててみて実感できる部分は多かった。
「創彩少女庭園」の次の展開も興味があるし、これらの技術がフィードバックされさらに進化して行くであろう「フレームアームズガール」などの美少女メカプラモデルも楽しみだ。
現在、美少女プラモデルは戦国状態と言える。アオシマの「V.F.G.」、マックスファクトリーの「ギルティプリンセス」、BANDAI SPIRITSの「30MINUTES SISTERS」……様々なメーカーがこの世界に参入して来る中コトブキヤ自身も今度はファンタジー世界をベースにした「」を生み出している。そういった中、真っ正面から“かわいらしい女の子”を追求する「創彩少女庭園」こそが、再注目のシリーズと言えるかもしれない。一度触ってみることを強く勧めたい。……スゴイから。
(C)KOTOBUKIYA