「びっくら？たまご」×「ガンプラ」の驚きコラボ商品「ドラマチックお風呂シリーズ」第1弾を遊んでみた

　バンダイは、おまけ付き入浴剤「びっくら？たまご ドラマチックお風呂シリーズ」2種類を7月11日に発売する。価格は各1,540円(税込)。

　「びっくら？たまご」は球体状の入浴剤の中からキャラクター人形などが出てくる遊び心満点の玩具で2002年に誕生した。

　そして、20周年を迎える今年「びっくら？たまご」シリーズとアニメ「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデル「ガンプラ」とのコラボレーションが実現した。入浴剤の中にminiガンプラ1個が入っており、パッケージにはプラモに初めて触れる人も組み立てやすいエントリーグレードのガンプラが入っている。

　これまで、「びっくら？たまご」シリーズではアニメキャラクターをはじめ、恐竜や動物などお風呂時間を楽しむ仕掛けと玩具を展開してきた。

　本商品では入浴剤の中から玩具が出てくる驚きに加え、お風呂ならではのドラマチックな演出が楽しめる新シリーズ「ドラマチックお風呂シリーズ」となっている。「機動戦士ガンダム」シリーズでお馴染みの水陸両用モビルスーツはそのドラマチックな演出にハマるモチーフと言える。

　本稿ではそんな遊び心が詰まった商品の魅力に迫っていく。

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驚きとお楽しみが詰まった「びっくら？たまご ドラマチックお風呂シリーズ」

　本商品はminiガンプラ1個が入った入浴剤とエントリーグレードのガンプラ1個がセットとなっている。

　セットはガンプラ「ストライクガンダム(グランドスラム装備)」と miniガンプラ「モビルグーン(ブラウン)」もしくは「モビルゾノ(グリーン)」のセットと、ガンプラ「ストライクガンダム(ディアクティブモード)」とminiガンプラ「miniガンプラ モビルグーン(サンドイエロー)」もしくは「モビルゾノ(ライトグレー)」のセットとなっている。

　miniガンプラはもちろん、ガンプラも工具無しでも組み立てることができ、プラモデルに初めて触れる人も組み立てやすい。また、本商品はドラッグストアなどでも販売され、手に取りやすい商品となっている。

　パッケージはA3サイズほどの大きさがあり、「ストライクガンダム」と「モビルグーン」、「モビルゾノ」が目印となっている。中には、それぞれガンプラのランナーが入った梱包と入浴剤、取扱説明書が封入されボリューム感ある仕様となっている。

miniガンプラ入り入浴剤のパッケージ

ガンプラのランナー

取扱説明書

miniガンプラ入り入浴剤のパッケージ

ガンプラのランナー

取扱説明書

　次は「びっくら？たまご」の入浴剤を詳しく見ていこう。

　入浴剤は野球ボールくらいの大きさでずっしりとくる。入浴剤はビニールに保護された状態となっており、これを解いてお風呂に入れる。ビニールを解くと、柑橘系の爽やかな香りが香ってくる。

　お湯の量の目安は入浴剤1個に対して約200Lとなっているが、今回は「びっくら？たまご」の様子をお伝えするためボウルに入れた状態もお伝えする。

【入浴剤】

大きめの入浴剤はずっしりと重く、お湯に入れるのが楽しみ

ボウルにお湯を入れて準備

お湯に入浴剤を入れると勢いよく溶け出し、泡が溢れていく。この瞬間、一気にいい香りが立ち上る

瞬く間に入浴剤は溶けて、透明だったお湯を綺麗なオレンジ色に

入浴剤の中からminiガンプラが入ったカプセルが浮かぶ

湯船に入れると浮かび、勢いよく溶け出していく

カプセルは綺麗に取り出すことができる

　入浴剤は目の前ですぐに溶け出し、あっという間にカプセルが出てくる。肌触りはサラサラとしていて爽やかな香りでリラックスした入浴時間が楽しめる。お風呂上りにも爽やかな香りが残り、気分爽快でminiガンプラを組み立ても捗る。

　続いて、カプセルに入ったminiガンプラを見ていこう。

細かなディテールまで施された水陸両用モビルスーツ

　本商品の楽しみの一つであるminiガンプラは、全部で4種類ある。中身は入浴剤が溶けてからのお楽しみとなっている。今回は「モビルゾノ」のグリーンとライトグレーがそれぞれ入っていた。

　そのカプセルは3層のランナーに分かれており、それぞれにパーツが入っている。クリア部分も取り外しが可能で、ランナーからパーツをと外しやすい仕掛けとなっている。

カプセルの中にminiガンプラのランナーが封入されている

手に乗せてみるとピンポン玉くらいのサイズ感

カプセルは分解でき、円形のランナー3枚に分けられる

半球のクリア部分は取り外しができ、パーツの切り取りがしやすくなっている

　「モビルゾノ」は丸い胴体に長い腕部が特徴的なモビルスーツとなっている。

　miniガンプラでは少ないパーツで、5分程度で組み立てができる。ディテールも細かく作りこまれ、パイプやモノアイなども再現されている。

　また、パーツは手で取り外しができ工具がなくても組み立てることができる。

【miniガンプラのランナー】

指でランナーからパーツを取り外すことが可能

　組み立ては腕と胴体のシンプルな作りとなっている。miniガンプラにはパーツ番号は振られていないので、組み立ての際には取扱説明書を見てほしい。腕のパーツは左右で異なり、パーツも小さいため注意が必要だ。

　今回の「モビルゾノ」のグリーンとライトグレーは同じ組み立て工程となっている。

【miniガンプラ「モビルゾノ」の組み立て】

特徴的な長い腕部や肩のアーマーが再現されたパーツ

組み立てれば強靭な腕部が完成する

胴体は背部と頭部アンテナを組み合わせる

胴体は丸みのあるフォルム

「モビルゾノ（グリーン）」が完成

カプセルと比較

「モビルゾノ（ライトグレー）」と比較

　完成した「モビルゾノ」は約3cmほどのサイズ感となる。しかし、デフォルメのような可愛らしい外観ではなく、作中デザインを再現したモビルスーツのカッコ良さが詰め込まれている。

　グリーンとライトグレーの2種類が展開。グリーンは劇中カラーに近い印象で、ライトグレーは同じザフトのモビルスーツ「ジン」を彷彿とさせるミリタリー感あるカラーとなっている。

　首元のパイプや魚雷発射管、腕部の爪やフォノンメーザー砲と細かな武装も造形されている。可動は肩口で腕の上下の動きができる。

【miniガンプラ「モビルゾノ」（グリーン）】

細かなディテール再現がされた「モビルゾノ」

丸みのある背面には推進装置の造形も確認できる

腕部は大きく振り上げることができる

首元のパイプに魚雷発射管、モノアイと特徴的なデザインがミニサイズでも確認できる

巨大な爪と掌のフォノンメーザー砲が確認できる

パイプは背面まで伸びている

腕を振るったイメージのポーズを取ることができる

濃密なディテールであおり視点ではカッコ良さ抜群

【miniガンプラ「モビルゾノ」（ライトグレー）】

ミリタリー感溢れる「モビルゾノ」

大きな方のアーマー、独特な脚部の形状も再現されている

腕部は大きく振り上げ

横から見みると頭部のアンテナなど存在感造形となっている

背面はより丸みのあるシルエット

腕を上げた状態でもしっかりと立たせることができる

　次はエントリーグレードのガンプラ「ストライクガンダム」各種を紹介していく。