「びっくら？たまご」×「ガンプラ」の驚きコラボ商品「ドラマチックお風呂シリーズ」第1弾を遊んでみた

大型実体剣「グランドスラム」にディアクティブモードの「ストライクガンダム」がEGで登場

　「ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム」として1月15日に発売され、話題を呼んだガンプラだ。

　今回「びっくら？たまご ドラマチックお風呂シリーズ」では新規に大型実体剣「グランドスラム」が付属したものとフェイズシフト装甲がオフとなっているディアクティブモードの「ストライクガンダム」が登場する。

　「グランドスラム」はガンプラシリーズで立体化され、その巨大感や両手持ちで構えた姿などビーム兵装とは異なるドラマチックなポーズが楽しめる装備となっている。

　「GUNPLA ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(ディアクティブモード) 」は、通常の赤、青、白のトリコロールカラーとは異なる、灰色の落ち着いたカラーリングのガンダムが組み上がる。

　劇中の「ストライクガンダム」は電力によって防御力を高める特殊装甲、フェイズシフト装甲電力によってトリコロールカラーとなる。そして、ダメージを受けたり電力消費によって、電力が少なくなると灰色のディアクティブモードとなった。ドラマではピンチの演出として効果的に使われていた。今回はこの灰色状態を再現している。

「GUNPLA ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(ディアクティブモード) 」（写真左）と「GUNPLA ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(グランドスラム装備)」（写真右）

　組み立ては工具不要で、手でパーツを取り外すことが可能。miniガンプラ同様、初心者でも組み立てやすい。組み立て時間は1体約1時間ほどで完成した。

　ランナーはほとんど共通でカラーリングの違いや武装の違いがある。

「GUNPLA ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(グランドスラム装備)」では青や赤など鮮やかな装甲の色がランナーでも確認できる

「GUNPLA ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(ディアクティブモード) 」では同じパーツでも色の違いが大きく出ている

パーツは手で取り外すことが可能

　「ストライクガンダム」本体は細かな色分け再現がされ、頭部のバルカン部分も塗装なしで色分けがされている。また、肘や膝の関節部はハイグレード（HG）モデルよりも簡単に組み立てられ、裏面のディテールにも配慮した構造となっている。

【組み立て（GUNPLA ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(ディアクティブモード) ）】

頭部の内部はパーツを重ねることで色分けを実現している

正面のパーツを合わせるとバルカンや瞳の色分けがはっきりと見えてくる

脚部は大体と下腿に軸があり、関節部分はその軸にはめ込む形。関節部は裏面にパーツを被せることで見栄えと保持を両立

　「GUNPLA ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(グランドスラム装備)」のグランドスラムは柄のパーツで刃のパーツを挟み込む形で組み立てる。

　刃は折り畳み可動ができ、アクションの幅を広げることができる。

【グランドスラム】

柄と刃によるシンプルな構造

「グランドスラム」は全長約15cmで大振りの武装となっている

刃を折り畳んだ状態

　「GUNPLA ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(ディアクティブモード) 」には、ビームライフとシールドが付属している。シールドはディアクティブモードに合わせたカラーリングとなっている。

【ビームライフルとシールド】

ビームライフルは挟み込み構造でセンサー部分は別パーツとなっている

シールドはパーツ分けによって色分けされている。ディアクティブモードに合わせた薄い青色となっている

　完成した「GUNPLA ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(グランドスラム装備)」と「GUNPLA ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(ディアクティブモード) 」は塗装なしで劇中イメージに近いカラーリングが再現され、各部が可動する。

　「GUNPLA ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(グランドスラム装備)」は「グランドスラム」を持たせてポーズを取ることができ、ダイナミックなポーズが楽しめる。片手はもちろん、両手で持たせて構えることも可能。大きく振り上げる動作など幅広いアクションが楽しめる。

【GUNPLA ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(グランドスラム装備)】

鮮やかなトリコロールカラーが目を引く

背面にもスラスターなどの造形が再現されている

片腕で「グランドスラム」を持つことが可能

折り畳んだ「グランドスラム」

両手持ちで迫力あるポーズが楽しめる

大きく振り上げたポージングも可能

　「GUNPLA ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(ディアクティブモード) 」では落ち付いたカラーリングに標準装備のビームライフルとシールドで劇中のアクション再現ができる。

　また、柔軟な可動で躍動感あるポーズもできる。

【GUNPLA ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(ディアクティブモード)】

ディアクティブモードで違った印象の「ストライクガンダム」

落ち付いた色合いで重厚感あるものに

シールドはボールジョイントで自由に位置を調整できる

片膝立ちのポーズも可能

フェイスパーツも凛々しい造形となっている

　「GUNPLA ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(グランドスラム装備)」と「GUNPLA ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム(ディアクティブモード) 」を比較すると同じデザインでも色の違いで、個性が大きく分かれてくる。

　ヒロイックなカラーリングと重々しさを感じる暗い色合いでアクションの見栄えも変わってくるだろう。

【比較】

miniガンプラとの大きさ比較

　「びっくら？たまご ドラマチックお風呂シリーズ」第1弾は「機動戦士ガンダムSEED」のモビルスーツがこれまでと違ったアプローチで立体化された。

　特に入浴剤からminiガンプラが出てくるギミックは、驚きとワクワク感に満ちた「びっくら？たまご」ならではの遊び心と言える。水陸両用モビルスーツがお風呂から出てくる、というシチュエーションはファンにも嬉しい仕掛けで、お風呂の時間がより楽しくなる。

　また、風呂上がりのリラックスした時間にプラモデルをサクッと組み立てるのも、新しいプラモデル製作の形だろう。

　今後の「びっくら？たまご ドラマチックお風呂シリーズ」ではどんな驚きと遊びが展開されるのか注目だ。