特別企画
トミカ新車インプレッション」9月はトミカ新車「カウンタック LPI 800-4」&「悪魔のZ」が登場!
2022年9月16日 00:00
たとえ悪魔でも、オレはコイツがいい。ただそれだけだ。「湾岸ミッドナイト 悪魔のZ」が登場!
【unlimited 09 湾岸ミッドナイト 悪魔のZ】
- 価格:1,320円(税込)
- スケール:ノンスケール
- ギミック:ドア開閉/サスペンション
続いて紹介するのがトミカプレミアム「unlimited 09 湾岸ミッドナイト 悪魔のZ」です。首都高速湾岸線での公道を舞台に描かれるレース漫画「湾岸ミッドナイト」に登場する「日産 フェアレディZ(S30型)」をベースにカスタムチューンされ、その性能からいわくにみちた経緯を持ち“悪魔のZ”と呼ばれることになったクルマです。
「地獄のチューナー・北見淳」によるチューニングで輸出モデル用のL28型エンジンをさらにボアアップしツインターボを搭載、800馬力というとんでもない出力をたずさえてまさに悪魔のようなチューンが施されています。「まるで狂おしく身をよじるように」走るマシンは多数の歴代ドライバーに牙をむき、クラッシュへと導くのでした。
横浜のとある解体所に置かれ、解体を待つだけだったミッドナイトブルーのS30Zを主人公・朝倉アキオが惚れ込んで所有することに。しかし悪魔のチューンが施されたZは新オーナー・アキオにも牙をむく。当初は軽いクラッシュを経験する程度だったが、走っている「悪魔のZ」を見た他車のドライバーさえも呪いにかかったように襲い掛かかった。アキオはクラッシュで炎上してしまった「悪魔のZ」を修復・チューニングして湾岸線でバトルを繰り広げていくのだった……「湾岸ミッドナイト」はそういう漫画です。
それではトミカになった「湾岸ミッドナイト 悪魔のZ」を見ていきましょう。なお、この記事で使用しているトミカはアクションのサスペンション機能がないサンプル品で書かれていて製品版とは細部が異なります。ボディのカラーリングは設定通りの「ミッドナイトブルー」でイメージ通りの彩色が行われています。
ヘッドライトやリアコンビネーションランプはクリアーパーツで再現され、ナンバープレートのナンバーも再現されるというこだわりぶりが伺えます。ホイールも劇中の雰囲気を出しつつ、特徴の深いリムも見事に再現しています。左右ドアも開閉し車内もダッシュボードやステアリング、シフトノブやシートも細かに再現!ファンも納得のディテールとなっています。
トミカプレミアムシリーズではそのクルマのホイールまでも再現されます。「悪魔のZ」でもそれは抜かりなく、劇中同様のディテールを再現しています。
そのホイールとタイヤを覆う大きく張り出したフェンダーは“フェアレディZ”が持つスタイルをそのままモデル化していることがよくわかります。
トミカプレミアムではヘッドライトやリアコンビランプもクリアーパーツで再現されています。「悪魔のZ」ベースモデルの“フェアレディZ”のフロントノーズと左右のクリアーのカバーがついたヘッドライトは実車同様にかっこいい部分です。
とある土曜の夜、「湾岸ミッドナイト 悪魔のZ」のレプリカのオーナーとなった原作ファンが湾岸線そばの駐車場で時が満ちるのを待っていた。
深夜2時……入手に苦労したパーツをやっとの思いで組み込んた「悪魔のZ」がシェイクダウン(試験走行)のために走り出そうとしていた。
今回の2車種は2022年9月17日(土)発売予定!
9月のトミカ新車「No.74 ランボルギーニ カウンタック LPI 800-4」と「unlimited 09 湾岸ミッドナイト 悪魔のZ」はトミカの日にあたる第3土曜日の9月17日に発売予定となっています。
なお、今回の車両の入れ替えによって「トミカ No.74 BMW Z4」「トミカ No.22 ボルボ XC60」が廃番となります。No.22は同じボルボ車で入れ替えになりますね。トミカプレミアムunlimitedは番号がかぶっていませんので廃番予定はありません。納車もれがあれば今のうちに見つけておくことをお勧めします!
来月の注目トミカはこちら!
次回2022年10月の新車ラインナップの中から筆者の目に留まったのは「トミカ No.34 トヨタ アクア」と「トミカプレミアム 14 トヨタ セリカXX」です。ハイブリッドを搭載した現代のファミリーカーと昔大人気となったスポーツカーでどちらもトヨタ車となります。普及台数の多いクルマは所持されている方も多いと思いますし、昔乗ってた!憧れだった!という方も多いと思われるクルマ。どちらもトミカで手元に置いておくと楽しいのではないでしょうか。忘れないように納車したいですね!
© TOMY
©楠みちはる/講談社