特別企画

【年末特集】皆で集まる機会で遊びたい「パーティーおもちゃ」

「寿司パーティー」、「対戦ゲーム」から「超本格手品グッズ」!

 クリスマスや年末年始、親戚で集まったり、友人同士で楽しむ機会も多いだろう。HOBBY Watch編集部は皆で楽しめるおもちゃ、「パーティーおもちゃ」を提案したい。おもちゃの世界の奥深さを感じさせる楽しい商品達である。

 「食とおもちゃ」という独自の路線を追求し続けるタカラトミーアーツの最新商品、プロの手品師が使うテンヨーの本格手品グッズ、そして1人で楽しむジグソーパズルを多人数で楽しめる方法など、「おもちゃ」の可能性を広げる紹介をしたい。「このおもちゃで遊んでみない?」と、家族や友人と提案して欲しい。

タカラトミーアーツ、「クルクルのりまき工場」

「クルクルのりまき工場」
発売日:10月27日
価格:6,578円
対象年齢:15歳以上

「超ニギニギ おうちで回転寿しベーシック」
発売日:2021年3月18日
価格::5,478円
対象年齢:15歳以上

 「クルクルのりまき工場」は酢飯を車に乗せてレールの上を走らせることで軍艦巻きが完成する楽しい玩具だ。車が運ぶ酢飯は「のりローリングゲート」でのりが巻かれ、「ネタドロップ」で上にウニやネギトロなどのネタが乗る。そして「寿司下駄スライダー」でお寿司を待つ人の前に完成した軍艦巻きが滑り込んでくるのだ。

 「食べ物で遊んではいけない」というのは子供の頃に言われた言葉だが、「もっと食事を楽しくするために、おもちゃが活躍できるのでは?」という挑戦をし続けているのがタカラトミーアーツ。「そうめんスライダー」、「おいしくビールをつげるマシン」、「納豆高速かきまぜ機」などなど、おもちゃの技術、遊ぶためのアクションで楽しさとおいしさを追求し、ヒット商品を生み出し続けている。

 「クルクルのりまき工場」に加え、タカラトミーアーツは「超ニギニギ おうちで回転寿しベーシック」も発売している。こちらは「回転寿司」をお寿司の皿を牽引するレールの上を走る車で再現したおもちゃ。酢飯を専用アイテム「にぎりスポーン」に詰めるだけで簡単にシャリにでき子供でも簡単にお寿司が作れる。「クルクルのりまき工場」と連動させれば、さらに楽しい「寿司パーティー」ができるだろう。

【クルクルのりまき工場】
【超ニギニギ おうちで回転寿しベーシック】

バンダイ、「元祖モグラたたきゲームシリーズ 飛びだせ!いかりの親分モグラ」

「元祖モグラたたきゲームシリーズ 飛びだせ!いかりの親分モグラ」
発売日:10月29日
価格:4,378円
対象年齢:3歳以上

 1人で、みんなで楽しめる定番ゲームの1つ「モグラたたき」。バンダイの「元祖モグラたたきゲームシリーズ 飛びだせ!いかりの親分モグラ」はボスである「親分モグラ」が登場。親分モグラが"タイマー"となっており、親分モグラが飛び出すまでいかに子モグラをたたけるかのゲームとなる。

 この商品の優れているところは従来は電池が必要だった「モグラたたき」をスプリングと吸盤で電源不要にしたところ。子モグラは4つあり、数を調整することで難易度を変えることができる。電池がいらないのでいつでもどこでも遊ぶことができるパーティーゲームだ。

【元祖モグラたたきゲームシリーズ 飛びだせ!いかりの親分モグラ】

メガハウス、「ほろよい居酒屋ゲームシリーズ」

「グラグラえだまめバランス」
「やきとりラストワンバトル」
「こぼさず運べ!ビールタワー」
発売日:11月
価格:各2,178円
対象年齢:20歳以上

 シンプルなルールでお年寄りから子供達まで遊べるパーティーゲームに、思わず口に運んでしまいそうなリアルな造型を加えたのがメガハウスの「ほろよい居酒屋ゲームシリーズ」だ。「グラグラえだまめバランス」は、バランス良くお皿から枝豆を取っていくバランスを崩して皿から枝豆をこぼした人が負けとなる。

 「やきとりラストワンバトル」は、順に焼き鳥を串から外し、最後の肉を取った人が負け。1ターンにとれる肉は最大3個、さらに1回だけ「味変ダイス」を使うことで取る肉の量に干渉できる。運と戦略性が試されるゲームだ。おもちゃメーカーならではのリアルな焼き鳥串も楽しい。

 「こぼさず運べ!ビールタワー」は、リアルなジョッキの上に皿形の泡を載せ、ダイスを降って指定した先のコースターにジョッキを置くゲーム。部屋を広く使ってコースターを様々な場所に置けばさらに大きく盛り上がれる。

【グラグラえだまめバランス】
【やきとりラストワンバトル】
【こぼさず運べ!ビールタワー】

テンヨー、「THE キャッシュ」、「サイズサプライズ」

「THE キャッシュ」
発売日:2021年10月24日
価格:1,760円

「サイズサプライズ」
発売日:10月25日
価格:2,750円

 テンヨーはプロのマジシャンも使う手品グッズを販売している。プロのマジシャンのアイディアで商品化を行うだけでなく、マジシャンが使う手品をさらに洗練した商品なども販売、本当の手品師のように見せるには練習が必要だが、"趣味"の1つとして手品を覚えて披露すれば、「意外な一面」を印象づけられるだろう。タネを教えれば「自分もやってみたい」といいだす人も多いはずだ。

 「THE キャッシュ」は、何もない封筒から指を鳴らすと突然お札が登場する手品グッズ。ベトナムのプロマジシャンのアイディアを商品化したもので、注目は"指を鳴らす音"。封筒の方に仕掛けがあり、誰でもきれいに指が鳴らせ、しかもその仕掛けもばれないという。

【THE キャッシュ マジック実演動画】

 「サイズサプライズ」はその名の通り突然大きなトランプが出現する手品。5枚並んだカードを見せ、「いちばん大きなトランプはどれですか?」と聞き、相手が一番数が大きなトランを指定した瞬間にやりと笑い、大きなトランプを取り出す。らしく見せるにはクイックな手の動きが必要となるが、一発ネタとして楽しい手品だ。

【サイズサプライズ マジック実演動画】
【THE キャッシュ】
【THE キャッシュ】

エポック社、「ジグソーパズルメルヘンアート『月の文明』」

「ジグソーパズルメルヘンアート『月の文明』」
発売日:2018年8月11日
価格:1,540円

 羽海野チカ氏のコミック「3月のライオン」に、"みんなで1つのジグソーパズルをやる"というシーンがある。カラーコピーで完成図をコピーして皆で持ち、枠係、絵柄係と役割を分担、ピースの山から絵柄を見つけ出し協力しながらパズルを解いていく。完成してものり付けせず何度も楽しみタイム短縮を狙う、という遊び方だ。

 筆者が選んだエポック社、「ジグソーパズルメルヘンアート『月の文明』」は「300ピースという初心者向け」、「複雑な構図のためピースの位置がわかりやすい」、「くじらなど子供が好きそうな場所がある」といった観点からチョイスしてみた。ジグソーパズルは一人で黙々と挑戦するのも良いが、皆でわいわい言いながら解いていくのも楽しいのではないだろうか?

【ジグソーパズルメルヘンアート『月の文明』】