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一番意地悪な人が勝つ!? テンヨーの頭脳派対戦ゲーム「BaL(バル)」【#東京おもちゃショー】

相手への邪魔を常に考えるボードゲーム

【東京おもちゃショー2023】

開催期間:
6月8日~9日(商談見本市)
6月10日~11日(一般公開)
会場:東京ビッグサイト(東京都江東区有明 3-11-1)

入場料:小学生以下無料・中学生以上1,500円

 テンヨーの対戦ボードゲーム「BaL(バル)」は、最大4人まで遊べる。5月23日に発売されており、価格は3,080円。先行して発売されたボードゲームイベント「ゲームマーケット」では瞬く間に完売した話題のゲームだという。

「BaL(バル)」は、最大4人まで遊べる対戦ボードゲーム

 「BaL」の勝利条件は9マスのベースすべてに色の異なるコマを置ければ勝ち。各自が9マスのベースを持って対戦を行う。コマを置くと他のプレーヤーは同じ色をそのコマと、縦、横、斜めには置けなくなる。相手のコマを置くのを邪魔しつつ自分のコマを置いていくゲームだ。

9マスのボードに9色のコマを置ければ勝ち。相手は同じ色のコマを縦、横、斜めのマスには置けなくなる。いかに相手の邪魔をして自分のコマを置くかがテーマだ

 自由にコマが置けると誰も次のコマが置けなくなる"詰み"の状態になりやすい。このため、「BaL」では山札から4枚のカードを引き、その中からカードを出して行動を決定していく。自分のコマを1つ置く「プラス1」。2つ置ける「プラス2」。他のプレーヤーのコマを1つ戻させる「マイナス1」。指定した相手の1個のコマを手元に戻させ自分のコマを置ける「プラマイ1」。

 そしてさらに強力なカードがある。1つの色を指定し、他のプレーヤーはすべてがその色のコマを取り外さなければいけない「カラー」。自分のベースを90度、180度、270度回転させられる「回転」は使うことで色の配置がぐるりと換わり、他のプレーヤーは対応した色のコマを手元に戻さなければいけなくなる。

戦いの駆け引きとなるカード

 「自分が置いた色のコマと同じ色のコマは、相手プレーヤーは縦、横、斜めに置けなくなる」という基本ルールの中、いかに自分のコマを置き相手を邪魔するか? 2人でのプレイならもちろん、3人、4人だと条件はさらに厳しくなる。

 邪魔をするカードの必要性は大きくなるが、むやみに使ってしまうと肝心なときに使えなくなるかもしれない。常に4択の中から応えを探し、一手でも有利にするために頭を捻る。戦略性が求められるゲームだ。

対戦相手が増えるとコマを置く条件はさらに厳しくなる。どの色をどの順番で置いていくかも非常に重要だ