特別企画
トミカ新車インプレッション 1月は「ホンダ ステップワゴン」&「フェラーリ F50」が登場!
2023年1月21日 09:00
6代目に進化したホンダのミニバン「No.39 ホンダ ステップワゴン」
【No.39 ホンダ ステップワゴン】
- 価格:各550円(税込)
- スケール:1/65
- アクション:サスペンション
ホンダのステップワゴンは、1996年に初代が登場。それまでの多くのミニバンがエンジンが運転席の下にある“キャブオーバー”型でFR(フロントエンジン・リアドライブ)レイアウトが多かったところ、運転席の前にボンネットとその中にエンジンを持つスタイルとすることでFF(フロントエンジン・フロントドライブ)駆動レイアウトを実現。キャビンを広くすることができたことで居住性や使い勝手がよくなり日本におけるミニバンブームをけん引する存在となったクルマです。
ステップワゴンは代を重ねるごとにエンジンとエンジンルームの小型化と低床・低重心化を進め、最新の6代目ではホンダでいちばんのキャビン容積を実現して家族全員で使えるクルマとして着実な進化を遂げています。その室内長は2,845㎜、室内幅は1,545mm(STEP WGN e:HEV AIR)ととても広く、乗車定員も7/8名を可能としています。
先代となる5代目で話題となった“わくわくゲート”(テールゲートに横開き式のサブドアを組み合わせたもの)は残念ながら廃止となって、跳ね上げ式のテールゲートとなりましたが、開く角度を記憶するメモリー機能で使い勝手を一段高いものとしています。
6代目ステップワゴンの標準車には“AIR”という名前が付けられました。上級車には“SPADA”が先代から引き継がれて付けられています。多彩なシートアレンジが可能で3列ある後ろ側2列は好きな位置に固定でき3列目を床下に移動させ2列目をロングスライドさせれば二人がゆったりと足を延ばせてリラックスして座ることもできたり、フラットにして車中泊も可能になりまさに家族に最適なミニバンです。
それではトミカになった「ホンダ ステップワゴン」を見ていきましょう。6代目ステップワゴンには“AIR”・“SPADA”の2種類がありますが、フロントバンパー、リアのテールゲートスポイラー、ロゴマークから“SPADA”がモデルになっていることがわかります。
カラーリングは通常版がブラック、初回特別仕様版がグレーになっています。通常版のブラックは「トワイライトミストブラック・パール」、初回特別仕様のグレーは「スーパープラチナグレー・メタリック」がモデルになっているようです。赤や青、黄など個性的なカラーを採用しないところが家族向けを謳うクルマを実感させてくれます。
このステップワゴンのヘッドライトはクリアーパーツで再現され、光が透けて見えることとボディとの質感の違いが見ていて楽しいポイント。フロントバンパーのラジエーターグリル一帯のメッシュモ-ルドがシャープで細かなディテールを見せてくれます。リアコンビランプは実車同様に細く縦に長いデザインを塗装で表現しています。
タイヤのホイールはトミカの一般車に使われる使われるもので、5つの台形の穴が開いたメッキホイールとなっています。ワゴンタイプのボディをイメージ通りに再現、車内の3列シートもばっちり再現しています。アクションはサスペンションとなっていますが、テールゲートの開閉機構があるともっと楽しかったかな?と思いました。
休日はさすがに家族連れでドライブが多いね!大人数で乗れて荷物もたくさん積めるミニバンタイプがいっぱい走ってる。これから山道を走ってキャンプかな?海でも山でも楽しめて車中泊もできそうだからミニバンタイプはサイコーだね!
© TOMY