特別企画
トミカ新車インプレッション 10月は「日産 エクストレイル」&「スバル インプレッサ WRX」が登場!
2023年10月21日 09:00
ここまで、スポーツ。あくまで、セダン。「23 スバル インプレッサ WRX」
トミカプレミアム【23 スバル インプレッサ WRX】
- 価格:935円(税込)
- スケール:1/61(全長:約70㎜)
- アクション:サスペンション
スバルから1992年に登場し、ファンを虜にしたのが初代「スバル インプレッサ」です。GC/GF系と呼ばれる初代インプレッサのボディタイプは4ドアセダン・5ドアワゴン・2ドアクーペが設定されました。そのインプレッサのハイパフォーマンスグレードとして“WRX”が設定されました。
“インプレッサ WRX”は世界ラリー選手権(WRC)で勝つために開発されました。スバルが誇るEJ20型水平対向エンジンは排気量1,994ccで最高出力240馬力を誇り、フルタイムAWD(全輪駆動)に対応する足回りにチューニングすることでベースのインプレッサをはるかに凌駕するハイパフォーマンスを実現しています。
ボディサイズは全長4,340mm×全幅1,690mm×全高1,405mm、車重が1,220kgと当時としてもだいぶコンパクトで軽量なクルマであり、さらに出力の向上などによりWRCで勝利することにもつながりました。WRCでは1995年から1997年までマニファクチャラーズタイトル3連覇を達成しています。“GC8”という型式で呼ばれることも多くファンが多いことでも知られています。
それではトミカになった「スバル インプレッサ WRX」を見ていきましょう。ボディーカラーはシルバーとなっています。スバル車はきれいな青“WRブルー”がイメージされますがこの初代のメインカラーは実はこのシルバーです。そもそも初代WRXのカタログにはブルーの設定がないのも興味深いところです。実車でのカラー名では“ライトシルバー・メタリック”というのがありますのでトミカではこれがモデルになっているようです。
インプレッサ WRX(GC8)の端正なフロントマスクをトミカプレミアムだからこそできるハイディテールで表現しています。ヘッドライトはクリアーパーツで表現していて奥行きも感じられて観ていて楽しい部分です。
フロントの灯火類は他にバンパー内にあるターンランプを塗装で再現、ラリーをイメージさせる大きなフォグランプはバンパーとは別のシルバーで表現されていて質感の違いが楽しめ、リアのコンビランプもクリアーレッドのパーツで再現されています!
ボンネット上にはWRXの心臓“EJ20”ターボエンジンの高出力をイメージさせるエアインテーク・ダクトをモールドで再現、ハイパフォーマンス=ボンネットの穴というイメージがある世代には直撃のデザインとなっています。フェンダー側面のターンランプのオレンジ、4つのドアのノブはブラックで塗装されていて実車と同じディテールです。
初代WRXの通常のリアウイングは控え目でありつつも微妙なアールをまとっていますがそれを的確に再現しています。キャビン内を見るとWRXのなめらかな曲線で構成されたシートを見事に再現してい情報量の豊かさに見入ってしまいます。2022年4月に発売された「トミカプレミアム 30 スバル インプレッサ WRX タイプR STiバージョン」と並べて比べてみたいラインナップとなりました!
トミカプレミアムのシリーズは実車のホイールを忠実再現するのが見どころです。今回の「スバル インプレッサ WRX」でも実車の純正ホイールを忠実に再現しています!ブラックで表現される5本スポークのホイールは5穴のボルト穴まで再現していて、スポークの中央からまっすぐ伸びたラインが端になると来るっと丸く折れこんでいく形状を忠実に再現しています。
同じトミカプレミアムでインプレッサ WRXのバリエーションが発売中です。今回のシルバーのWRXは4ドア、バリエーションは2ドアのSTiバージョンとなっています。似ている両者を並べて比べてみるとドアの数はもちろんエアロやリアウイングの形状、フォグランプカバーの有無などの違いを発見ができたり、通常版とSTi(スバル・テクニカ・インターナショナル:スバルのチューニング部門)によるチューニングの歴史を調べることもまた楽しいと思います!
今回の2車種は2023年10月21日(土)発売!
今回ご紹介させていただいた10月のトミカ新車「No.117 日産 エクストレイル」とトミカプレミアム新車「23 スバル インプレッサ WRX」はトミカの日にあたる第3土曜日の10月21日に発売となっています。
なお、今回定番トミカの「No.17 フェラーリ ローマ」「No.117 トヨタ GR スープラ」と入れ替えとなります。人気のフェラーリシリーズとこちらも人気な90型GRスープラが早くも入れ替えとなってしまいます。納車もれがあれば今のうちに見つけて納車しておくことをお勧めします!
トミカプレミアムでは「23 日産 GT-R50 by イタルデザイン」と入れ替えとなります。11月には定番トミカシリーズでR35型GT-Rの最新バージョンが3種も発売予定となっています。GT-Rファミリーとして特別な存在となるGT-R NISMOを50周年となるイタルデザインと共同で開発した特別なGT-R、納車漏れがないようにしたいところです!
来月の注目トミカはこちら!
次回2023年11月の新車ラインナップの中から筆者の目に留まったのは定番トミカ「No.23 日産 NISSAN GT-R」と「No.60 日産 NISSAN GT-R NISMO」、トミカプレミアム「02 三菱 ランサーエボリューション ファイナルエディション」です。日産を代表するスーパースポーツ“GT-R”の最新型がなんと3種類も!
日産=23という番号合わせでの登場もうれしいところです。さらにそのNISMO版が特別仕様ではない定番トミカとしてラインナップ!そして今月のインプレッサWRXとラリーを競い合ったランサーエボリューションの最終型がラインナップです。これは納車せずにいられません!
© TOMY
※サンプル版のため実際の商品とは違うことがあります。