特別企画

トミカ歴代名車コレクション 004「ダイハツ ミゼット」005「いすゞ ボンネットバス」

タカラトミーが厳選したトミカを歴代名車コレクションとして発売!

【トミカ歴代名車コレクション】

出版:朝日新聞社出版

5月30日 創刊/隔週火曜日発売(全60号予定)

価格:
990円(創刊号サービス価格)
1,969円(2号~6号)
1,999円(7号以降)
トミカサイズ:
1/50スケール、全長59mm(ダイハツ ミゼット)
1/110スケール、全長76mm(いすゞ ボンネットバス)

 “トミカ歴代名車コレクション”はタカラトミーが厳選した60台にオリジナルカラーデザインを施したトミカと、トミカの基本データの“トミカファイル”や歴史を振り返る“トミカペディア”、モデルとなった実車の開発経緯やメカニズム、バリエーションなどを解説した“名車カタログ”、さらにコラムニストによるリレーコラムをB5判オールカラー20(2号以降12)ページに凝縮したマガジンで構成されています。

 本誌では隔週火曜日に発売されるこのマガジンを月イチでまとめて紹介したいと思います。全60号をコンプリートしても、好きな車種だけ集めても自分だけの唯一無二なトミカコレクションができあがることでしょう!

「トミカ歴代名車コレクション」レビュー目次

▼004「ダイハツ ミゼット」
▼005「いすゞ ボンネットバス」

50年を超える歴史あるトミカの世界をコラムとともにコレクション

 筆者は現在毎月登場するトミカを紹介させていただく記事を書かせていただいておりますが回を追うごとにそれぞれのクルマやトミカの歴史などを調べるにつけ、人々の生活に欠かせない重要な要素である“クルマ”を取り巻く状況にものすごく興味がわいてきています。そして50年を超える歴史を紡いできた“トミカ”というミニカーの世界とはどういうものなのか……毎月魅了されっぱなしです。

 全60号で紡がれる“トミカ歴代名車コレクション”にはマガジンとこのコレクション限定のオリジナルカラーデザインで彩られたトミカが付属します。これはスポーツカー、一般車、はたらく車といったバリエーションの広い車種が選択されているとのことで、筆者のクルマ・トミカへの探求心にさらに火がついちゃいました。

 通常のトミカをコレクションしている方にはカラーバリエーションというだけで欲しくなってしまうところがあるのではないでしょうか。お値段は少々お高いところもありますがクルマやトミカの資料と共にこれでしか手に入らないトミカを入手できるのはきっとトミカや実車のファンを満足させてくれるコレクションアイテムだと思います!

【トミカ歴代名車コレクション】
タカラトミーが厳選した60台をオリジナルカラーデザインで!

 本稿では7月11日発売の第4号と7月25日発売の第5号に付いてきた各名車を紹介していきます。

  004「ダイハツ ミゼット」はダイハツ工業から1957年から1972年まで生産・販売していたロングセラーの軽自動車規格の三輪自動車です。“街のヘリコプター”をキャッチコピーに、当時の情勢に合わせたマーケティングで大ヒット!ミゼットは一躍ロングセラー車となるのでした。

【004「ダイハツ ミゼット」】

 005「いすゞ ボンネットバス」は、いすゞ自動車が1947年から1970年にかけて製造・販売していたバス車両です。運転席の前にぼこんと飛び出したエンジンルームがとても印象的ですが現在ではもうあまり見ることができなくなりました。今となってはあいらしささえ感じるデザインは古き良き日本の原風景が似合います。

【005「いすゞ ボンネットバス」】

 トミカ歴代名車コレクションのパッケージはトミカの箱を収めるB5サイズの収納箱を覆う形で各号のカバーと、収納箱の裏面にマガジンを配置したオープンタイプとなっています。

【パッケージング】

 タカラトミーが展開するトミカは“子供の手のひらに収まるサイズのミニカー”というコンセプトを掲げ1970年に誕生しました。ボディの素材にはダイキャストを使用し、手に取った時のずっしり感と実車同様焼き付け方式による美しくも強固な塗装が施されたトミカは手の中で格別の存在感を放つ存在として50年を超える歴史を積み重ねて2021年末には累計販売台数は7億台を超えました。

 軽く押すだけでするするっとよく走る走行性能やクルマによってはサスペンションやドアの開閉等のアクションも持っています。手ごろな価格でもあることからファンも多く、物心つく前から触れている方も多いのではないでしょうか。

 なお、本記事では他にトミカタウンシリーズなどのトミカ関連商品からいくつか組み合わせて撮影している場合があります。