【あみあみ展示撮り下ろし】劇中の感動が蘇る！「フリーレン」

　先日放送が終了した最終話の感動も冷めやらぬ中といったところだが、TVアニメ「葬送のフリーレン」の主人公であるフリーレンをフィギュア化した作品が、コトブキヤより2024年10月に発売される。スケールは一般的な1/7で、台座部分を含んだ全高は約235mmだ。

　日本のみならず海外でも大きな話題を呼んだ作品だが、特にアニメ化されて以降はその人気が日を追うごとに高まってきた印象がある。中でも主人公であるフリーレンの、どこか落ち着いたような立ち振る舞いは、これまでのどの作品とも異なる魅力があり、そこに惹かれた人も多いのではないだろうか。今回のフィギュア化では、シュッとした立ち振る舞いで再現されており、劇中での感動のシーンが蘇ってくるようだ。

フィギュアの素材はPVC（非フタル酸）とABS、鉄で、台座部分を含む全高は約235mmだ

　今回立体化されたフリーレンの表情は、ややクールな趣だ。しかしながら、少し特徴的なフリーレンの眉や、小さく閉じた口元、そして複雑な彩色が施された瞳など特徴をよく捉えられている。また、エルフらしい長い耳には、赤いアクセサリーが付けられているなど、小物類も含めてしっかりと作り込まれている。

　フリーレンと言えば、薄紫色の長いツインテールの髪も特徴のひとつだ。こちらは、ふんわりと舞うようになびいており躍動感がある。ちなみにこの髪の部分は、透き通るような質感を出すためにクリアパーツを採用して再現している。

フリーレンの表情は少しクールに見える

エルフらしい長い耳にはアクセサリーが付けられている

髪はクリアパーツで透き通るような質感を表現している

　あまり意識したことはなかったが、フリーレンの身に付けている印象はそれほど派手さがなく落ち着いた雰囲気だ。中には白と黒のストライプが入ったものを身に付けており、上半身はファンタジックな仕立ての衣装を身につけている。布の折れ具合やシワの入り方など質感の違いもうまく出ている。

上着部分の衣装には赤いボタンが付けられている

フリーレンが手にしている杖の球体部分にもクリアパーツが使われている

柔らかそうな手は、独特なポーズが付けられている

　正面からでは少しわかりにくいが、ややななめから見ると片足を上げているようなポーズになっている。ちなみに台座にもなっている足元には、彼女が一番好きな魔法である「綺麗な花畑を出す魔法」で彩られた花が散りばめられている。

フリーレンの細いウエストには、やや太めの黒いベルトが巻かれている

片足を上げたポーズになっており、今にも動き出しそうだ

台座部分は、フリーレンが好きな魔法の花畑で彩られている

　こちらの「フリーレン」は、現在あみあみ秋葉原ラジオ会館店で展示中のデコマスだ。予約は5月28日まで受け付け中だが、コトブキヤショップでは少し微笑んでいるような「表情変えパーツ」が限定特典として付属しているので、そちらも合わせてチェックしておくことをオススメする。

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